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題名が気になり買った一冊。
ある家族の歴史を遡って書かれている連作長編の小説
どの短編の話も髪の事が絡んできていた。
短編だからか
なんとなく読みやすかった
最後の短編で今までの短編の事が絡んでくるのは読んでて楽しくなる。
ミステリーや謎解きの小説ではらないから全てをスッキリする必要はないのかもしれないが、最後の短編はその後が気になった。
娘の事
その後会社はどうなった?
裏切った後輩にやり返しはしないのか?
別れた夫との事は?
いろいろあるがもう少し続きを読みたいと思った小説でした。
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あれ?短編集?
と思ったら連作短編集!
さらっと読めて、通勤にもぴったりです。
とっても信頼している読者友達からの紹介で、
イチオシのこちらをやっと読みました。
山本幸久さん、いまではお仕事小説の作家さん、というイメージみたいだけど、リアルな世界のなかでも、ちょっぴり勇気をもらえるような素敵なお話をたくさん書いています。
短編それぞれにちょっとずつ床屋さんのエピソードが挟まれていて、どこで床屋さんが登場するのかな?って読んでいくのも楽しかった!
読後感もいいし、さっくり読めるし、いろんなひとにおすすめできるお話だったな〜
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この著者も何年か前に「どハマり」して大人買いした人です。思いのほか著作が多くて、同じ著者を続けて読まないことにしている私が読破するのは相当の時間を要します。
本作は10年以上前の作品ですが、床屋は床屋、どんな時代になろうがきっと存在し続ける。いずれロボットが髪を切ってくれるサロンが登場するかもしれないけれど、寡黙な店主だったり聞き上手なスタッフだったり、やはり人の良さは代えがたいものではないかなぁ。
ちょうど1年前に亡くなった弟が通っていた美容院に今は私もお世話になっています。床屋さんへちょっと顔を出したくなる。
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心温まる家族のストーリー。自分の事に置き換えて切なくなる。不器用だけど一生懸命に、誠実に自分も生きていきたい。