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そうか、こんな感じで展開していくんだ。それにしても、系図がいったん始まるや、怒涛の登場ラッシュ。もちろん全部を諳んじるなんて無理だけど、それにしても萎える。そもそも、遍く読ませることを想定してものではない(?)から仕方ないのか。絵のおかげでとっつきやすいのは相変わらずで、ほんとグッドジョブって感じです。
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2巻ではオオクニヌシがメインとなる。
動物と女の人にモテるオオクニヌシ、
とても魅力的に描かれています。
動物たちの描写もめちゃくちゃ可愛い。
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第二巻の主役は大国主命。兄弟の骨肉の争いや、娘を嫁に出したくない父親との軋轢など、揉め事というのは基本的に昔から変わらないものなのであった。
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この巻はオオクニヌシが主役。しかし、結末は周知のとおりアマテラスを始めとした高天原の神々から国譲りとして伝わる統治権の剥奪だ。オオクニヌシの母は、元を辿ればスサノオに繋がる。しかし、スサノオの娘・スセリビメとの略奪婚から、兄弟神を追い払って出雲国を統治するまでの流れは、ヤマト政権とは違う民族を思わせる。普通のマンガのように登場人物の吹き出しがなく、古事記読み下し文のみを記す描き方は、ミュージカルを観ているような心地よい流れを感じる。
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このシリーズのいいところは、徐々に私たち人間に近づいていくところだと思います。
そんな2巻は大国主命の活躍がメイン。
この国取りは出雲が大和朝廷に侵略されていく様を描いたと言われていますが、天つ神の方々が豊かな国を横取りする侵略者な感じが非常によく出ていました。
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「日本最古の神話・古事記を「絵」で読み解いていく、大好評コミックスの第二巻! 舞台を出雲に移し、因幡の白莵、根の国訪問、妻問い、国譲りなどオオクニヌシが活躍する8話を収録。」
「驚くほどに愛らしく、自由で、残酷で、わがままな物語――。
日本最古の神話・古事記が、ロマンあふれる絵物語になってよみがえる!
日本誕生の歴史をたどる、こうの史代最新作。」
「漫画になるのを待っている!と感じました。だって、漫画にはサイレントという絵のみで展開させる手法があるのです。文字を使わず意味を伝えられるのだから、古文が付いたからといって読めなくなる筈がないのです」(あとがきより) なんという発想・・天才か!!(三宅香帆)
・おもしろかった。こんだけの神様よくイメージ出来たなぁ!人間くさい神様たちがこの漫画でますます人間くさく感じられた。「内はほらほら 外はすぶすぶ」って言ってオホクニヌシを助けるネズミ、かわいいなー。スセリビメもかわいいー!!