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はじめから結末は分かっているが、
それでも「ほろり」とする作品。
「とくん、とくん」」という言葉は、
命を感じるための音。
さりげない日常の音を
命の音に聞こえるように表現している点は
すばらしい。
また片山健さんの絵がそれに花を添えていると思う。
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かなこは閉館してしまう水族館で「とくんとくん」という少年に出会い、ひすい湖まで一緒に旅することになる。
「とくんとくん」が誰なのかは多分ある程度大きくなるとすぐにわかってしまうけど、水を浴びて喜ぶ様子はなかなか嬉しいものだ。
みんなこうやってふるさとに帰れるといいんだけどね・・・。
片山健の、描きこんでいながら透明感のある絵が(夫婦だけに)物語とぴったり。
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なんだか知らないけれど、片山さんの絵に惹かれてしまう。これも、図書館の本棚に立てかけてあったものを衝動的に借りてきてしまいました。
不思議な透明感、静けさ、緑や水の匂いが、物語を包んでいて、何度も深呼吸したくなる。娘も、じっと聞き入っていた。
とくんとくん。娘とぴったりくっついて、お互いの心臓の音に耳をすませながら読んだからかな、読み終わったら、娘がやけに甘えん坊になっていて「一緒に寝ようね。」と抱きついてきた。なんでしょう(笑)
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「とくんとくんとって、いってる。いきている花」
とくんとくん、ゴトンゴトン。擬音と片山のイラストが、すてきなハーモニーで響き合う。生きてるって、いいな。(10分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #とくんとくん #片山令子 #片山健 #福音館書店
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とくんとくんって何だろう?から不思議な世界がひろがる。途中からなんとなくヒントが…。
わかりやすくて良かった。
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かなこは、水族館のなかで、不思議な少年とくんとくんと出会います。
わきあがる泉の水。
冷たい水。
言葉と絵が気持ちを盛り上げてくれます。
少年の正体は、途中でわかりますが、
だからこそ
急いで!
大丈夫かなーと
ハラハラしたりしました。
とくんとくんは、いきている音。
いいな。