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読みやすく、分かりやすく、実用的。
アイデアブレスト→選抜→グルーピング→メッセージ→構成並び替え工夫→根拠つけたし→ビジュアル化。
ストーリーが大事。
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現在の姿と未来の姿を交互に示して、コントラストを見せることで印象づける
事実の提示だけではダメで、倫理的アピール(エトス)と情緒的アピール(パトス)と論理的アピール(ロゴス)のバランスが大事
ストーリー(この場合はエピソードという意味っぽい)で情報に意味を持たせる
ビッグアイデアの要素
①あなたの独自の視点が明確に表現されていること
②何が危機にさらされているかを伝えること
③完全な文章であること x第三四半期の決算報告 名詞と動詞が必要
出発点と目的地を明確にする
避ける→試みる
避難する→擁護する
無関心→関心をもつ
人間とは笑い、そして泣く唯一の動物である。なぜなら、人間はものごとのあるがままの姿とあるべき姿の違いに心を動かす唯一の動物だからである(ウィリアム・ハズリット)
モノや人生の価値を決めるのは、「それが物理的にどんなものであるのか」ではなく、「その人にとってそれがどんな意味をもつのか」
データから意味へ
コントラストが輪郭を作る
現在の姿⇔未来の姿
感情のコントラストを生み出す
分析的内容⇔情緒的内容
伝達のコントラストを生み出す
数字の裏にあるストーリーを説明する方法
・スケール ・比較 ・文脈
STARの瞬間・5つのタイプ
(STAR:Something They’ll Always Remember)
①印象的な演出
②サウンドバイトをくりかえす
③心をゆさぶる映像
④心を動かすストーリー
⑤衝撃的な数字
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原題は、"Resonate: Present Visual Stories that Transform Audiences"というもの。
基本的には原典に忠実に作られており、理解しやすい。プレゼンテーションを学習する方にはオススメしている。
ただ、原典に見られる書籍自体のデザインの良さ、ページをめくるのが楽しくなるような作り方を受け継いでいないので、そういう意味ではオリジナルを見てみるのも良いと思う。
最後の方に紹介されているキング牧師の演説、アイ・ハブ・ア・ドリームの解説は英語で読まないと本当の良さはわからないように思う。
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「プレゼンはパワーポイントでしょ」という会社の同僚に、シナリオづくりやストーリーテリングの説明をしたくて見つけた一冊。2,625円と高価な分、事例やその分析が豊富な点が、類書『スティーブジョブズ・脅威のプレゼン』との差になっている。
分厚い体裁に細かい文字がびっしりと並び、手に取るには覚悟があるものの、神話や映画のストーリーテリング手法や、アメリカ大統領演説の分析、「どのタイミングでどんな話題で聴衆を引き込み、笑いを取るか」がケース・スタディとその分析、そして作り方に至るまで、料理のレシピ本のように紹介されて興味深い。
その効果は例えば、p112からのシスコ社の事例を見てみると分かりやすい。ロジックツリーでプレゼンの構成を組み立てると、どうしても「説明口調」の退屈なプレゼンになりがちなものを、ストーリで惹き付け、伝えたい事はきっちり伝え、相手に行動を起こさせるストーリープレゼンのイメージが紹介されている。
こうした「右脳的アプローチ」のプレゼンを知り、使いこなせる事は、ビジネスパーソンの「差別化要因」の一つになるだろう(したいな・笑)。そうした点でも、デザインを中心に語るガー・レイノルズの一連の書籍や、ジョブズ本、そして個人的に密かな名著と見ている『プレゼンはテレビに学べ!』とともにお勧めしておきたい。
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聴衆を動かし、変化させるためのプレゼンテーションの技法。
主に共感させるためのストーリーテリングの技法が紹介されている。
神話や映画で使われる手法を題材に名プレゼンを分析、どのようなプレゼンが人の心を動かすかかなり丁寧に解説されている。
とても分かりやすいのだが、とてもとてもレベルが高い。
自分の日々の営業で取り入れられるレベルかというと、一朝一夕ではいきそうにないぞ・・・。
でも面白い。
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人を動かすプレゼンテーションには、計算されたシナリオがある。この「ザ・プレゼンテーション」は、プレゼンテーションをするしないに関わらず、ビジネス、いや人生において学ぶべきことが書かれている。これ以上は述べないが、ビジネスでは必読の書と言ってもいいだろう。何度も読み直したいと思う。さすがに分かりやすい構成である。
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世界を変えるぐらいインパクトのあるプレゼンテーションとはいかなるものかを、多くのケースを交えて論じています。
従来のプレゼンテーションの本とは一線を画す視点を提示していて気づきの多い本です。
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの「私には夢がある」のスピーチが掲載されていて、おまけにWebでは著名なプレゼンテーションの映像まで観ることができます。
さらに、悪い方向にプレゼンテーションが使われた例として、エンロンの経営者が行ったものも説明しているのが印象的。
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プレゼンが退屈なものになってしまうのは何故?
事実ばかりが並んでいるから
プレゼンされる側の客層を掴まずにプレゼンしているから
ストーリー性が無い(抑揚が無い)から
あいまいなことばかり書いてあるから
おおむねこういった理由が挙げられる。
実際、人間は感情の生き物であり、
淡々と説明されるのを最も好まない。
また、もやっとしたものを聞き続けるのはつまらないし、
時間の無駄に感じてしまう。
こうならないためにも、伝えるべきことを明確にしたうえで、
そのゴールに向かってストーリーに沿ってプレゼン資料を作り、
本番に向けて何度も練習し、構成を練り直すのが大切。
何事も準備が大切なのである。
参考になった内容:
・人を説得するには、
倫理的アピール(エトス):信頼性と人柄で尊敬を勝ち得る
情緒的アピール(パトス):聴衆の感情と想像力をゆさぶる
論理的アピール(ロゴス):言葉、構成、データで根拠を示す
という3つのタイプの論理が必要である。
・情報の伝達の途中には必ずノイズが入る。
信頼性ノイズ、言葉ノイズ、偏見ノイズ、プレゼン経験ノイズ
このノイズを出来るだけ少なくすることが大切。
・どんな作品でも最初の原稿はクズだ。
・アイデアを実現させるために、
ときには自分の評判を危険にさらす覚悟も必要。
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本のデザインや構成も含め、主張もしっかりしていてとても良い本です
欲を言えばどれもプレゼンテーションの第一人者による事例ばかりで、一般人レベルの人でも使いやすい事例が豊富にあればよかったかも
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チェック項目17箇所。聴く者に、価値観を根底から覆すような体験をもたらすプレゼンテーションはどうすればできるのでしょうか? 本書はその秘訣を解き明かします。プレゼンテーションの多くは、聴衆に変化するよう説得することを目的としています。コミュニケーションにおいていま最も必要なのは、すばらしいアイデアがより鮮明になり、聴衆によけいな負担をかけずに理解してもらえるよう、視覚的な効果を活かしてアイデアを表現するすべを身につけることです。人前で優れたプレゼンテーションをするには、時間と準備が必要です。あなたのメッセージの周波数と聴衆の周波数とを合わせて深い共鳴を生み出せば、聴衆は自らすすんで動きだしてくれます。組織が健全でありつづけるには、絶え間ない変化と改善が必要です。月並みなアイデアが人の心をとらえることもあれば、すばらしいアイデアなのに誰にも見向きもされないこともあります、原因は”心のつながり”にあります、つまりアイデアをどんなふうに伝えるかがポイントなのです。周囲とぶつかり合ってもいい、とにかく目立って、ほかとは違った特徴をもつこと。人とのつながりを築けることも一種の技術、人間らしさを心がけ、リスクを冒す、、それが独創的なプレゼンテーションづくりの基本です。同じ特徴をもつ製品がふたつあったとしたら、感情に訴えることができたほうが選ばれるのです。ストーリーを語れば、聴き手は耳を傾け、あなたが伝えるアイデアを受け入れやすくなります、ストーリーは人と人の心をつなぐもの、価値観、信念、ものごとの基準ーーそれらがたがいにからみ合うことで、あなたのアイデアは聴き手の心の中にリアリティをともなった像を結ぶのです。あなたは聴衆を救うヒーローではありません、聴衆があなたのヒーローなのです。聴衆に深い気づきを与え、”共鳴”を起こせるのは、プレゼンターが謙虚な姿勢で臨んだ場合だけです。人間は笑い、そして泣く唯一の動物である、なぜなら、人間はものごとのあるがままの姿とあるべき姿の違いに心を動かす唯一の動物だからである。「聴衆ひとりひとりを好きになること」、それが相手と誠実に向き合う第一歩です。アリストテレスはこう言っています、「人を説得するには、、論理的アピール(エトス)、情緒的アピール(パトス)、論理的アピール(ロゴス)という3つのタイプの論理が必要である」、事実だけで人を説得することはできません。
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聴き手を念頭に置かずにプレゼンをするのは、関係各位にあててラブレターを書くのに等しい。
当社では、とか自分は、など、自分を主語にするな。いつでも相手を主役にしろ。自分はヒーローではなくメンターである。
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グラフが使われていて、分析的に見えるのだが、意外とわかりにくいのは、翻訳の形式なのかもしれない。ただ、様々な過去の有名人のプレゼンテーションがあるというところはいいと思われる。これが卒論発表に直接役立つかどうかは不明。
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どうやって人々に変化を起こすか、にフォーカスしたプレゼン本。
スライド構成、ビジュアルについては、もっと良い本がいくらでもあるが、
論理を超えて感情に響くためにどうするか、についてこれほど整理して
書かれたものは知らない。
本でもそう言っているが、結局は、気持ちが大切。
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最近、型の違うプレゼンを見たのをきっかけに手にしました。
プレゼンに対する考え方がガラッと変わりました。
以下メモ----------------->
1.心を動かすプレゼンテーション
人間らしさを心がけリスクを冒す。それが独創的なプレゼンテーションづくりの基本
おのれの感情を表出し、聴き手と共有する
事実だけでは不十分、感情に訴える
ストーリーは情報を伝える最強のツール
聴衆こそがヒーロー
「自分自身の話」ではなく、「これはみなさんに関するお話です」という姿勢
心を動かす―それが変化へのカギ。
2.神話や映画に学べ
レポートは配るもの、プレゼンテーションは発表するもの
レポートは情報を伝えるもの、ストーリーは経験を作り出すもの
プレゼンテーションにストーリを組み込めば、飛躍的な効果が得られる。
3.聴衆を知る
聴衆をひとかたまりの集団と考えず、1対1で会話をするのも待っている個人の集まり
聴衆の周波数を知り、うまくチューニングすれば聴衆は動き出す。
4.旅の計画
ビックアイデア 三つの要素
1.独自の視点が明確に表現されていること
2.何が危機にさらされているかを伝えること
3.完全な文章であること
出発と目的地を意識する
聴衆は、背中を押さないと変化をしたがらないもの。
5.内容を練る
事実だけではだめ
コントラストをつくる
データから意味へ
アイデアを絞り込む
→聴衆はすべてを知りたいなんて思っていない
アイデアからメッセージへ
ビックアイデアというフィルターを通して聴衆と共鳴しない周波数はすべて排除する。
6.構成を考える
分析的内容と情緒的内容の(感情の)コントラスト
伝統的・非伝統的な伝達手法によるコントラスト。両者をミックス
1スライド1アイデア
アイデアの寄せ集めではダメ。
構成を考えることが大切。
7.記憶に残る何かを伝える
いつまでも相手の記憶に残る何か
・印象的な演出―小道具やデモを使うなど
・短い言葉を繰り返し使う
・心をゆさぶる映像
・心を動かすストーリー
・衝撃的な数字
記憶に残る瞬間はくりかえし再現され、はるか彼方にまで広がっていく。
8.改善の余地はどこにでも転がっている
ノイズを減らす
→偏見やしゃべり方。練習する
第一印象は登場する前から作られている
簡潔さが大切
スライドからの脱却
人が一度に処理できるメッセージは一つだけ。
話を聞きながら、スライドを読むことはできない。
3分後ごとに興味を失う→1スライド2分以内
頻繁にスライドを変える方が興味をひきつける
スライドは単純化して単語レベルまで切り詰める
3秒で理解できるようにする
スライドからは省けるだけ省く
→スライドをみて理解したいなら文書を送る。それはプレゼンではない
建設的なフィードバックをもらう
聴衆がどれだけ興味をもつかはプレゼンターの準備に比例する。
9.世界を変えよう
アイデアは頭の中にあるうちは命を与えられていない
競争力をつける
透明になる→アイデアに注目がいく
そのために
・正直であれ
・ユニークであれ
・妥協しない
コミュニケーションに投資する
インスピレーションはどこからでも得られる
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象徴的な絵や写真が多様されていて、この本自体がプレゼンテーションのお手本のよう。
元が海外の本なので、翻訳された日本国になっている。
内容自体は難しい部分もあったが、それよりも一番困難なのは、実践することだと感じた。
プレゼンテーションを実践すること、営業や開発の職種ではないから関係ないとは思わない。
人と会話すること、その中で、こういった能力は必要になってくる。
相手の心に伝わるにはどうしたらいいか、同じ話でも話し方で180度違う印象になったりもする。
大切なのはストーリー。
相手はヒーローで自分はそれを導く役。
過去と未来を対比させながら、相手の欲求に応えるプレゼンテーションを。
本当に素敵なプレゼンテーションに立ち会うといあのは、映画や音楽や絵画に感動するときのような、あんな感覚になるのだろう。