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マクロビのようで、自然食料理というジャンルになるらしい。
オシャレなお料理教室よりもこのような人が健康になるための食生活を教える料理教室の方が今後は増える気がする。
調理実習、野菜の選び方、生活習慣病の予防と改善のための栄養学、お灸などの過程でできる手当(どれもマクロビ教室で習うものですが)を教えてもらえるのは、これからの花嫁修業として必要かも。
食事道の理論と実践を通し、習慣として身につけることで真の健康へ。
「食の救急箱」とは言い得て妙。
現在は好きなものを好きなだけ食べれて、コンビニなどの合成保存料や添加物も過剰摂取ぎみ。
メタボ、アレルギー、生活習慣病を治したい人、食を改めて見直そうという人には初めの一歩としていい本だと思う。
ただお腹を満たしたり、目を楽しませるレシピ本と違って、医学、漢方の面から見ていて、少しばかりお堅い教科書的なところも浮ついてなくていい。
【食の三原則】
・玄米、菜食が日本人本来の適応食
・食物は命ごと丸ごといただく一物全体食
・自分の住む土地で採れる旬の物を食べる身土不二
【アレルギー】
・免疫バランスが傾いている
・特に腸の免疫寛容システムのバランスが悪くなり、免疫が自己か非自己の区別がつかなくなり、自分自身や食べ物を攻撃してしまう
・腸内細菌が悪玉に傾いている
・カルシウム不足によって免疫細胞間の情報伝達がうまくできていない。
・ホルモンバランスの乱れ、自律神経のバランスの偏り
・ステロイド剤を服用している人は、胸腺が萎縮している
・アトピーの人は油脂のとりすぎ注意
・コーン油、紅花油などのリノール酸が多いものは炎症性物質を生成してしまう
・αリノレン酸(オメガ3)が多いえごま油、亜麻仁油の摂取が奨励されてるが、加熱すると酸化してしまう。炒め物や煮ものには使わず、ドレッシングなど生で使うようにする。
・これら二つの油が「1:1」になるのがよいと言われている
・刺激物や香辛料はあまり使わないこと
・さつまいも、玄米=食物繊維、オリゴ糖が腸内環境をよくしてくれる
・小松菜、カリフラワー、えごま油、しそ油=かゆみを緩和