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全サのために購入している新装版。連作書下ろしショートがついていることが、旧版との違いです。
そして、相変わらず円陣闇丸センセのイラストにはうっとりです。
三作目になって、ますます昭和なメオトcpになってきている遥と佳人の姿が、とても微笑ましいです。
一昔前の、亭主関白なダンナさまと、貞淑で芯の強い妻そのものですね。
肩を並べて歩くことはめったにないことだ。
と書かれていてすごいな…と思いました。
まあ、二人でそぞろ歩きなんてする暇もないほど多忙な日々を送ってるんでしょうが、それでもすごい。佳人は三歩下がって歩くのが当たり前なくらい、自然体でダンナを立てる古風な男(嫁)なんだと実感しました。
そして、互いに相手のことをすごく思っているのに、それを軽々しく口に出したりしません。
阿吽の呼吸っていうんでしょうか。言葉が足りない、と言えば足りないけど、言わなくてもわかりあってる仲なんですよね。素っ気ないように見えて実はヤケドしそうなほどラブラブなのが、ツボ。
ストーリーは、佳人が高校時代の同級生だった赤坂に偶然再会し、その男と香西のクルージングでまた顔を合わせてしまうところから始まる騒動がメイン。
赤坂は鼻持ちならない不愉快な男です。
佳人は赤坂が身分を偽っている事を知っていて、それを遥に言うべきかどうか思い悩むのですが。
二人は赤坂のせいで、とんだ迷惑をかけられてしまいます。あんな奴どうでもいいのに、と読者的には思ってしまったんですが、やはりそこは佳人らしい行動だったなと思わせられました。
それに嫌な顔せず協力する遥も肝が据わっています。
何の得にもならないのに…と思ったけど、赤坂を助けた事で二人の仲はますます深まったようなので、何も言うことはございませんでした…
ノロケられただけだった。
二人のことはもうほっといて、次はそろそろ東原のことが気になる「口直し」
東原と貴史の関係も萌えます!
書き下ろし「七月のテリーヌ」では、遥が熱を出して寝込み佳人にかいがいしく看病されます。
鬼の霍乱ってやつです。照れ屋な遥がかわいいです!すっごく照れてるw
日常の様子を切り取ったような描写が「情熱」シリーズのよさですね。
佳人が心を込めて作ったテリーヌ、とてもおいしそうでした。
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いいわ!一気に読んでるからこの二人の関係が緩やかだけれどすごく確かな絆を結んでいってるのがよく分かる! 素敵な夫婦ですよね♪ 今回は佳人の級友が出てくるんですが、すっごい嫌な奴でしたね!しかも最後まで嫌いだったな(笑
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相変わらず壮大に惚れ合っているのに会話が足りてない二人は安定だからもうほっといて東原さんと貴史の色々を微に細に知りたくなってきたw
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すっかり夫婦だよ。このふたり(*´◒`*)
ゆっくり育む愛。
このふたりの事は心配なし!だね。
東原×貴史のこれからが気になる〜((´艸`*))
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自分を金で買い、極道の世界から救い出してくれた精悍で寡黙な若き実業家の遥と、寄り添うように秘書として仕える佳人。ある日、佳人はかつての級友・赤坂と偶然出会う。その彼が麻薬取締官の身分を偽り、遥が懇意にする極道が集まる船上で再会し、佳人は驚く。赤坂が潜入捜査をしているという秘密を抱え、愛する遥にもそのことを伝えるべきか、ひとりで悩む佳人。そんな佳人を見守りながらも、素っ気ない遥の態度には優しさが垣間見え…。
(出版社より)