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久しぶりに、ハードカバーで読みたいと思った作品。(出てるのかな?)
装丁の鬱蒼と茂る木々、
引き込まれそうな緑。
地図に無い村。
そして、
蝶を模した舞。
まるで
お気に入りの映画の一つ、
「エコール」をみているようでした。
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全てのものは神を投影して畏れを抱いて生きること。それは結局、自然と人とが共生していく知恵なのだ。畏怖の念を持つ相手に対しては適当な距離と秩序が保たれる。その距離と秩序によって自然は人の手の破壊から逃れ、生き物も絶滅から守られ自然界のバランスを保ち続けることができる。
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「地図にない村に伝わる風習や踊り」と聞いただけで、横溝正史の様なおどろおどろしさを連想してしまいますが、この村はほんわかでのんびりとした雰囲気でした。それがとても良かったです。動機も切なくて、終わり方も相応しいです。個人的には好みの作品でした。
ただ、事件のキーである踊りの描写が解り辛かったです。図解か何かを使って解り易くして欲しかったです。
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京都・北山の奥深くにある閉鎖的な村で起こる事件。
事件の舞台になる風神村の雰囲気がいい。
ミステリーとは別の驚きのラスト。
最後まで楽しめたし、余韻の残る作品だった。
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片手間に書いたんかなっていう感じの
ライトなお話
思いつきで書いてるのか、
衣装がどんなものなのか、踊りがどんな複雑なのか、舞台の建物がどんな構造なのか、一生懸命に説明してくれてるけどちんぷんかんぷんだった。
図をつけて欲しい
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京都・北山の奥深く。
ミステリ作家の浅間寺竜之介は、愛犬のサスケとともに、
地図にも載っていない風神村を訪れた。
村に棲息する美しい蝶を模した舞を見てほしいと、
ファンの少女から誘われたのだ。
通し稽古の直後、舞手の少女の一人が胸を刺され殺された。
多感な少女たちの想いが複雑に交錯する。
「村の乙女の伝説」が暗示する神隠しの真相とは!?哀切の本格ミステリ。
247ページの、中編小説。
一般的な長編小説の半分です。
ファンタジーのような要素を併せ持った物語です。
ストーリーの性質上、長編にするのは厳しかったのかな。
最後はちょっと不思議な気持ちになる物語でした。
こういう感じの物もいいなぁと思った次第。