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人外×ろくでなし
2021/07/04 08:35
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
父王の愛妾に手を出して追放された魔族的な何かの第七王子の攻めと、有名政治家の隠し子で日々の生活に倦んで美人局をゲームとしてやっているようなろくでなしの受け。
人間より上の種族だと思っているだろう攻めの傲慢さも、彼の万能感ゆえに許されてしまう。それなのに受けに惹かれていくところや、慇懃無礼でクールな従者サガンが受けに心を許してちょっとだけデレるのが可愛い。
ろくでなしだとは思う受けも根はいい子っぽいので後味は悪くない。
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設定に魅力はあるのですが、キャラの魅力がわかりにくいですね。
直感で見初められた康幸ですが、生い立ちは気の毒なのですがどうも好きになれないキャラでした。
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尊大で高貴な悪魔の王子たるパーフェクト攻め様が、受けに『ご飯粒ついてる(キリッ)』と言った辺りで悶え転がった。
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父親である王の愛妾に手を出してその逆鱗に触れて暫く追放の身になってしまった皇子ベレト。
人界に居て「我々の世界」と同等の力を維持するには精気を与えてくれる物を探さなければならなかった。
降り立ったビルから探し出した美形の男、泰幸に目を付けたベレトは
泰幸の窮地を救いその力も手に入れる。
従者のクールなサガンだけは追放された訳ではないのであちらの世界へ出入り自由でした。
人間には見えない羽を見る事が出来る泰幸にはいくらかあちらの血が入っているのかもしれません。
ファンタジーとして読みやすかったです。
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人外もの。
攻め:ベレト
受け:泰幸
王である父の不興を買い、その世界から放逐されて人間界に来たベレト。
美人局をしてヤクザに締め上げられそうになっている泰幸を見初め助け出し、精気を受け取る代わりに願いを叶えると泰幸に契約を持ち出した。
泰幸は最初は疑っていたものの、受け入れて交わることに。
人外はあまり好みでないので発売当時は買ってなかったけれど、面白かった。
人間じゃないから都合のいいように状況が変えられるけれど、そうでない書き方もしていてやはり読ませるなぁと思いました。
エチシーンも濃厚で、人間界の常識でない場所で普通ではないエチなどしっかり受け子ちゃんが感じてるのが良かった。
今後はベレトの血が混じるので老いない、その後の二人と、サガンに男が出来る様を読みたいです。
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遠野センセのファンタジー。笠井あゆみセンセのイラストで保存版になりました…
魔界を追放された迫力満点な王子×いい加減な毎日を送る美貌だけど普通の男子。ていうか、泰幸はかなりのアホっ子ですね。ベレトさまはメンクイなのか?
でも、泰幸の気の強さと裏表のないまっすぐな心意気には、心配させられながらもなぜか心をくすぐられるものがあります。
きっとベレトもそんなところに惚れたのではないかと推測。
べレトは傲岸不遜で何でも意のままにならないと満足しないタイプのようでありながら、泰幸には弱いところにニヤつきました。なんだかんだ言っても泰幸だけには甘いです。
そんな二人をひんやり冷たく見守るサガンがよかったです!ばっさり正論吐いていて、でも仕方ないなというふりできちんとべレトの命令は遵守していて、有能な従者です。
ひょっとしてべレトが好き…?と思ったけど、主としての敬意はあっても恋愛面では呆れ目線だったので違うんでしょうねw
古めかしい言い回しが多用されていて、とても世界観に似合っていて独特の荘厳さ華やかさが引き立っていたのもよかったです。大人っぽいファンタジーだなという印象を受けました。
楽しく読めた一冊。
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魔界の王子ベレトと、なんとなく生きている泰幸。ベレトは何で泰幸を選んだのかな。と思ったけれど、寂しさに押し潰されそうになりながらも何も求めない泰幸が新鮮だったのかも。とも思えた。遠慮しているわけではなく、心から何も欲しがっていないようだし。表裏のない泰幸と、欲望に忠実なベレト。全く違うようで似ている2人は、見ていて楽しかった。泰幸に厳しいサガンとのやり取りも楽しい。