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大企業向けの経営戦略に活用する、管理会計の実践書。
以前読んだ「管理会計の基本」よりも、より上級職もしくは財務会計部門の一般職向けの内容。
しかし、実際に企業で管理会計を活かすという視点では、実践入門というサブタイトルどおり凄くリアリティがあると思われる。
・財務情報と非財務情報のズレを調整する
とか実践というレベルで役に立つ情報が多い。
本書の特徴は、3章以降のケーススタディ。ケースの量は少ないが、詳細にケースが解説されており、実践という視点では相当な説得力を持つ。
しかし、大企業でもなく、上級職、会計財務部門一般職という部門でなければ、ここまでの情報は不要に思う。
購入前に内容や、読者対象が適切かどうか?を確認する必要はある。
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小売業(Amazon/ラオックス)をベースに、地域CFOとしての管理会計実務を解説した本。
管理会計というと、伝統的管理会計の理論であったり、KPI関連の手法にフォーカスされがちなところに対し、"実際に実行されている管理会計"として一連の流れがまとまっているところに価値があると感じる。
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管理会計について、体系的にまとめられている良著
〈メモ〉
実績管理、業績予測、計画修正
中長期計画は複雑総花的抽象的なほど結果は悪く、戦略が単純重点的非抽象的なほど結果はよい。
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実践について知識を身に付けたく、手にした本。第5章、6章はやや実践に踏み込み過ぎていて理解できず。また、専門用語の丁寧な説明がないため、より内容を深く理解したい場合、この本では不十分。
だが、管理会計部門が関係部署とどのように仕事をしていくべきか、また会社経営にどのように関わっているかを体系的に説明してあるので、その点は非常に有用であった。