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分かりやすくて為になる本だと思います。 政治のニュースが前よりも身近になり、選挙に参加する事の大切さを実感しました。たかが一票ですが、されど一票だと思います。子供達がもう少し大きくなったら読ませたい本です。
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折しも衆議院が解散になり日本も総選挙。今年は米国大統領選挙も実施され、まさに「政治の勉強」に最適な時期です。日本の政治がおかしいのは、①政治家が票集めに走ることと②国民が「幸せの青い鳥」を求めることにある、と看破。「ポピュリズム=民主主義政治の落とし穴」に落ちないように、投票者である国民の選択眼が試されます。いずれにしても、政治への参加=投票がまず第一歩です。
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政治に弱い自分としては、とても面白かった!
日本の政治がうまくいかないのは、票集めに走る政治家が多く、幸せの青い鳥を追い求める国民が多いから。自分自身の政治への関心の弱さも含めて、納得できるご意見だった(~_~;)
日本に二大政党制が根づかない理由は、アメリカ等の政党と違い、55年体制の頃の自民党・社会党で社会保障・税金の考え方には大きな差が無かったように、大きな政策の違いで両党に別れているのでは無いから(憲法改正・自衛隊等ではもちろん違うが)等の説明は、あえて分かりやすくシンプルに記載しすぎているものの、やはり納得感があった。
期待しては裏切られ、の連続が政治への絶望を生み、現在の日本の閉塞感の原因となっている。しかし、国民が今とは違う状況を作って欲しいという要求を繰り返して投票するだけでは、世の中は変わらない。今は成熟した政治に辿り着くまでの試行錯誤の段階、等の作者の説明を踏まえながら、改めて政治への興味を深めていこう!(*^^*)
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ちょこちょこ新聞で政治を読んでいても、ちゃんと分からないことが多かったので購入。
噂に違わね分かりやすさで、勉強になりした。
俺としては、あとがきが一番良かったです。
政治の悪循環の元凶はまさにここだと思える。
日本の教育も悪いかもしれないけど、特に若い世代の意識も教養も足らないのも事実。
俺もそういう若者の一人だったなぁ~っ思うと耳が痛い(~_~;)
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とてもわかりやすく勉強になります。報道では伝わらない部分での政治も見通して判断していかなくてはならない。政府、政治家、官僚を叩く前に、国民として有権者として意識を変えていかなくてはと思いました。
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今の政治の制度や仕組み、またそれらの意義や問題点などについて述べられている本。
かたくなりがちなテーマでありながら、非常にわかりやすく、また興味深い内容に仕上げられており、筆者の頭の良さが感じられる。また、非常に客観的で中立的な立場から記述されていることも印象的であった。なんとなく知っていると思っている政治について、もう一度勉強してみるには非常によい材料であり、またおもしろく読めるため、飽きのこない良書。
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とっても分かり易く政治について解説されていてとても有意義な読書をしたなと実感。
読んだ後はもっと政治に対して興味をもたなきゃ駄目だなと今までの自分を反省するほど考えが変わった。
無関心程恐ろしいことはないね。
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日本の政治を、諸外国との比較から論じたり、また選挙・政党・国会・官僚を絡めて俯瞰的に説明している。
基礎からの説明が多く、飛躍もなくてわかりやすいと感じた。
以下印象に残った点
・若者による投票率の低下
アメリカでは模擬討論などを授業で行い、若者の関心を引くような工夫をしている。日本ではマスコミが「学校の先生が政治的なことをやっていいのか」と批判されてしまう。また、若者の投票率が下がることで、高齢者優位の政策が多くなるという弊害も。
・デンマークでは税金が高いが医療費・教育費がタダ。
デンマークは高い税金を払っているため、選挙の投票率も80%以上。日本も税金の使い道を明確にして、国民の関心を引くべき。(現在はブラックボックス的な部分があり、国民も関心を示さない)
・日本の国会議員は必ずしも自分の信条と照らし合わせて所属政党を決めているわけではなく、選挙に勝てそうな政党に属している人が多い。現に民主党も自民党もそれぞれ党内で妥協を重ねた結果、ほとんど同じような政策しか打ち出せていない。
・審議会メンバーには大手新聞社の論説委員を呼ぶのが一般的。そうすれば彼らは人質の役割を果たし、その新聞社が真っ向から批判できなくなる。
・天下りを廃止するとあまり優秀でない官僚まで省庁が面倒を見なくてはならなくなり、それこそ税金の無駄使い。
・政治家が打ち出す政策が、ポピュリズム(人気取り)を狙ったものかどうかを見極める必要がある。
・官僚は選挙で選ばれるわけではないので、国民からの人気を気にせずに政策を考えることができる。国民から人気のない政策は官僚主導の方が進めやすい。
読んだ感想としては、国民が賢くなることが国をよくする一番の近道だと感じた。
【国民が政治を理解できていない→政党が表面上の人気とりに走る→本当にやるべきこと(国民が嫌がること)が進まない】
この悪循環を断ち切らなくてはならないと思う。
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新聞の政治欄を読んで理解するために必要な最低限の知識がやっと身についたかんじ(笑)こんなにわかりやすく初歩を教えてくれる本は他にないから本当に助かる。
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読み途中であるが、非常にわかりやすい。
恥ずかしい話だが、中高ろくに公民の授業を聞かず、政治の仕組みがよくわからないまま大学受験に必要な科目のみしか勉強せずに大学生になった。
いざ、大学で政治も勉強してみようと授業を受けて見るがさっぱりわからず、試験前に適当に一夜漬けしなんとか単位をもらうという有様。
しかし本書を読んで、あーそういえばあの時授業で言っていたことはこういう意味なんだとすんなり理解できた。
池上彰先生はすごい。
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ポピュリズムj(「衆愚政治」)は、政治につきものの宿痾です。
現代政治の基本を復習しました。
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政治の入門書として解説されていたが、知っているようで知らない政治制度が理解できた。政治家が存分に能力を発揮する為には、国民も一緒に育てる力や大きな視点で政治に興味を持つ必要がある。
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2012衆院選を前に知識を増やそうと購入してみたが、私の知りたいことにはあまり踏み込んでおらず期待はずれであった。だが読みやすく政治に興味を持ち始めた人向けには良いと思われる。
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衆院選もあることなので改めて政治について勉強し直してみました。選挙、政党、国会、官僚など、一見知っていそうで実はよく分かっていない部分など補填するには丁度良いものでした。一般的な報道ですと政局絡みのネタに終始することが多いので、本書の様に、そもそも国会や官僚組織はどのような仕事をしており、実際どんな問題が潜んでいるのかといった部分が分かりやすく解説されていて良かったです。昨今問題視されている小選挙区制や憲法改正問題から、先日行われたアメリカ大統領選や各国の国家元首についても書かれていて、日本だけでなく様々な政治の知識が充填されます。いつものように池上流に非常に分かりやすく解説されているので、政治に疎い方でも容易に読み進められる内容になっています。
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民主政治のありかたがよく理解できた。一方、ポピュリズムといった危険性も知る。国民も賢く真の政策を見抜き、投票した責任を持たないと。