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本屋で多く積まれていて何んとなくはやってそうだったので
買って読みましたが。。
内容ははっきり言って面白くなかったし、つまらなかったし
ためにもならない気がします。
安直な脳科学と自己啓発本の混合みたいで。。。
脳の回路に生まれつき人との違いがある人は
どうするんだって内容かと。
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忍耐力、やる気の問題を科学的に解明してくれている。
手っ取り早く変わり人にとっては、実験の説明やその解説が少し冗長かも。
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いかに感覚に頼った判断が間違っているか、
他人からの影響がいかに大きいか。
なぜか自己をコントロールできないことがあるけど、
その説明がついた気がする。
自分を知り、行動を改めるのに役に立つ本だと思う。
単に読むだけでなく、
読みながら自分の行動を省みれば、
感覚に引きずられない判断できるようになるかもしれない。
内容を少し見てから買ったけど、
タイトルは少し違和感があった。
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いつも目標を掲げては見るものの、楽な方向に流れてゆき目標が消え失せてしまう人は、多いと思う。やはり、意志の弱さに負けてしまうことに原因がある。甘ちゃん街道まっしぐらのモクモク羊には思い当たること数知れず。
「誘惑や依存症に苦しんだり物事を先延ばしにしたりやる気が出なかったりして困った経験のある方々―つまり、すべての人―に本書を捧げます」と著者は述べている。それじゃあどうすればいいのよとワラにもすがってみる。ワラなんて書くと著者に怒られるかな。
自分を見つめることの重要性を説いている。自分の現状が分からないと瞑想、いや瞑想して軸のブレまくりのあの政党のようになってしまうからなあ。反面教師にしよう。著者は、「やる力」、「やらない力」、「望む力」の3つが潜在能力を引き出すのに必要な要素と述べている。3つのバランスを取ることができれば、悪魔のささやきに負けることなく、目標を達成できる。
曲者となるのが、「前頭前皮質」だ。この前頭前皮質には、3つの機能が備わっていると著者は述べている。それは、先に挙げた「やる力」、「やらない力」、「望む力」の3つだ。「望む力」に関しては、太古の昔には、食欲、制欲など生存に必要な能力を生かすのに役立った機能だった。しかし、今の時代において、自分の内なる声に耳を傾けて食べたいものを食べたりすると、火遊びをすると地獄に落ちる可能性が高くなる。
自分をコントロールする部分と、欲望に忠実な部分のせめぎあいが起こり、そこで目標が達成できるかできないかが決まる。言って見れば、改革をしようという勢力と抵抗勢力の脳内対立だ。
本能に流されないようにするために著者は、「5分で脳の力を最大限に引き出す」として、次の3つのやり方を例に挙げている。
1. 動かずにじっと座ります。
2. 呼吸に意識を集中します。
3. 呼吸をしているときの感覚をつかみ、気が散りはじめたら意識します。
自分にブレーキをかけて、暴走特急にならないように注意するための1つの手段になる。あの「暴走老人」も一度試して自分を見つめなおしたらとふと思った。「我欲」の塊なのは言っている本人のような気がする今日この頃だ。
疲れたり、気分が落ち込んでいると、「ハヒフヘホー」心の闇の部分が悪魔のささやきをしてくる。そこに付け込まれて、目標が意識から吹き飛んで楽な方向に流されるというわけだ。
できないからと言って、じゃあ自分に「言うことをお聞き」などと、ムチをビシビシ打っても逆効果だと著者は指摘している。イエス・キリストやマリア様のごとく自分の失敗に対して許す心が必要だそうだ。
この本は、単なる自己啓発本ではなく、科学者の視点から意志力について述べている。意志力を身に着けて、軸がふれまくりの民主党状態にはなりたくないものだ。民主党の側からすると、なんでも民主党のせいにするなと言いたくなるだろうが、期待させといてこの体たらくでは苦情の一つも書きたくなるもの。
心と体のバランスをいかに保つかが一つのカギとなる。ストレスをためても、お金持ちになるわけでもなく、病魔をおいでおいでと招くだけだからなあ。3つの力をうまく使いこなすか。この本を読んでどう応用させられるかは本人次第といったところだが、除夜の鐘や初詣に頼るよりもマシだ。
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10章からなる
各章を1週間かけてワーク実験し自分を科学的に見つめていく内容。
1.やる力、やらない力、望む力。
これこそ、私たちがよりよい自分になるために役立つもの。
できない理由を特定する
もうひとりの自分に名前を付ける
「選択」した瞬間をふり返る
5分で脳の力を最大限引き出す
2.意志力の本能
意志力は、ストレスと同様、自分自身から身を守るために発達した生物的な本能である。
なぜ「やりたくないこと」をしてしまうのか?
ストレスでいかに自制心が落ちるかを試す
呼吸を遅らせれば自制心を発揮できる
グリーン・エクササイズで意志力を満タンにする
眠りましょう
体にリラクゼーション反応を起こす
3.疲れていると抵抗できない
自己コントロールは筋肉に似ている。使えば披露するが、定期的なエクササイズによって強化することができる。
意志力の増減を観察する
疲労感を気にしない
お菓子の代わりにナッツを食べる
目標に関係のある強化法をやってみる
「望む力」をつくりだす
4.罪のライセンス
自分の目標や価値観をしっかり見つめること
自分の「言い訳」を知る
「あとでとりかえせる」と思っていませんか?
誘惑の「キーワード」を見つける
「なぜ」を考えれば姿勢が変わる
「あすも同じ行動をする」と考える
5.脳が大きなウソをつく
脳は報酬を期待すると必ず満足感が得られると勘違いするため、実際には満足感をもたらさないものでも必死に追い求めてしまう
ドーパミンの引き金を探す
心を動かすものの正体を暴く
欲望のストレスを観察する
「やる力」とドーパミンを結びつける
快感の誘惑に負けてみる
6.どうにでもなれ
落ち込んでいると誘惑に負けやすくなる。罪悪感をぬぐい去れば、自信がもてる。
「私が恐れていること」は何か?
つまづいたとき自分に「何」を言ってますか?
「決心するだけ」を楽しんでいませんか?
根拠のある方法を実行する
失敗した自分を許す
決意を持続させるためのシュミレーション
7.将来を売り飛ばす
将来のことを思い描けずにいると、私たちは誘惑に負けたり物事を先延ばししたりしてしまう。
将来の報酬の価値を低く見ていませんか?
「万能の自分」を持っていませんか?
「10分待つ」と何が起こるか?
割引率を下げる
逃げ道をなくす
未来に行って「将来に自分」に会う
8.感染した
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やるべきことを、「やらない」。やるべきでないことを、「やってしまう」。
誘惑に負けてしまったとき思わず感じる、「このままではだめだ、変わらなくては」――。
そんな「変わる」ためのメソッドを示した一冊。
人間の意志のメカニズムを科学的に説き、原因・対策を紹介しています。
確かに、思わず誘惑にぐらっと来たとき、「これはあの現象だ!」と我に帰ることが出来ると、ぐっと踏みとどまれそうです。
定期的に読み返し、モチベーションアップを図りたい。
以下、ネタバレになりますが、個人的なTIPS。
・本当は「やりたくない」ことをしてしまう理由を分析する。本当にやりたいことは何なのか、に立ち戻る。
・運動は意志力の増強に役立つ
・睡眠不足、ストレスは意志力を弱める
・いいことをすると、悪いことをしてしまう
・本当に翌日に挽回しているか?「明日も同じ行動をする」と考える。
・「どうにでもなれ」の回避。失敗した自分を許す
・10分待つ
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「明日も同じ行動をする」はコリンズの20マイル行進と同じ。
やる力、やらない力、望む力が大事。望む力を意識する。
-引用-
意思力を強化するには自分にもっと厳しくするしかないとおもっているかもしれませんが、間違いです。自己批判は常にモチベーションの低下や自己コントロールの低下を招きます。自分への思いやり、自分を励まし、自分にやさしくすることは、やる気の向上や自制心の強化につながります。
自己コントロールとは、自分自身のさまざまな一面を理解できるようになることであり、まったくちがう人間に生まれ変わる事ではありません。自己コントロールの探求においては、私たちが自分に向かってふりかざすおきまりの武器、罪悪感、ストレス、恥の意識は何の役にも立ちません。しっかりと自分をコントロールできる人は、自分と戦ったりはしません。自分のなかでせめぎあうさまざまな自己の存在を受けいる、うまく折り合いをつけているのです。
意思力が弱まっていると感じたら、以下の3つの方法で自分の「望む力」を利用してやる気を出す。
1.このチャレンジに成功したら、あなたにはどんないいことがありますか?
2.このチャレンジに成功したら、あなたの他に誰の利益になりますか?
3.このチャレンジは、たとえ今は大変に思えても、がんばって続けていくうちにだんだんラクになっていくと想像しましょう。
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■マインド
A.自分は意思力が強いと思っている人ほど、誘惑を感じた場合に自制心を失いやすい。
B.自制心を発揮するには、肝心なときに自分にとって大事なモチベーションを思いだす必要があります。
これが望む力です。
C.私たちは欲望を失えば憂鬱になり、脅威を感じなければ危険から身を守れなくなります。
意志力のチャレンジで成功することは、そうした原始的な本能に抗うのではなく、むしろ利用できるようになることでもあります。
D.人は気が散っている時ほど誘惑に負けやすい。
E.脳はまるで熱心な学生のように、経験したこと(考えていることや体験したことなど)を見事に学んで身につける。
F.呼吸を遅らせれば自制心を発揮できる。
G.人は意志力を使っているうちに「使い果たしてしまう」。
自制心が最も強いのは朝で、その後は時間が立つにつれて衰えていく。
H.疲労はもはや肉体で実際に起きているものと考えるべきではない。
むしろ、感覚や感情というべきものだ。
I.人はよいことをすると、いい気分になります。
そのせいで、自分の衝動を信用しがちになります。
多くの場合、悪いことをしたってかまわないと思ってしまうのです。
J.モラル・ライセンシングのせいで、私達は自分に害を及ぼすような行動を「こうほうび」だと思い込みます。
K.私たちは、明日は今日と違う選択ができるに違いないと思いますが、そうはいかないのです。
L.欲望は、行動を起こすために脳が仕掛ける戦略。
M.お金を心配している女性は、不安や憂鬱を紛らせるために買い物をしてしまう。
明らかに矛盾していますが、即効の気晴らしを望む脳にとっては、じつに理にかなった行動です。
N.罪悪感を抱くよりも自分を許すほうが責任感がます。
自分を責めるより許したほうがいい。
O.「割引率」が10年後の成功をきめる。
将来の報酬に対する割引率が高い人たちほど、自己コントロールに関してさまざまな問題を抱えやすくなる。
P.将来のことをリアルにあざやかに感じるほど、将来の自分が後悔しないような意思決定ができるようになります。
R.欲求を受け入れる。ただし、従わない。
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やる力、やらない力、望む力
1.瞑想をして脳を鍛えて意志力を強化
2.呼吸を意識。(1分間に4回)
3.適度な運動
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なにか決意してくじけた人,これからなにかに挑戦しようと思っている人。また,そのようなことなにも考えていなくて,今の自分でいいと満足したりあきらめたりしている人。そんな全ての方におすすめです。
まず,この本を頂いたということは「あなたは,この本を読んで自分自身を変えなさい」ということなんだと,なぜか思ってしまい少々力が入ってしまいました。スタンフォード大学も知らない私がこれから読んでいこうなどと・・・・
でも読んでいくうちに,すごく楽になりました。自分を変えるって,いいなと浸れました。
この本おすすめの方は
1 いままでにダイエットとか禁煙など目標をたててて途中であきらめてしまった人
2 また,ダイエット,禁煙など一度成功したけど,その後続かず,またリバウンドした方
3 これからダイエットや禁煙,また受験で目標をたてて志望校に向けてがんばろうとする人
4 さらに,難しい専門の本は苦手で,まして大学の講義なんてと思っている人
この本はスタンフォード大学での実際の講義を起こしたものですが,分かりやすく専門用語も説明があるのでよく理解できます。
しかも翻訳がわかりやすく,翻訳の方もすばらしい方と思われます。
そして,話は実験にもとづいています。しかもその実験結果は意外でビックリしました。
大学生相手の実験,大丈夫なのかと思うようなものばかりです簡単に紹介すると,
ダイエットの成功例と失敗例を説明するため,2つのグループに分けて,「Aグループは○○する」「Bグループは○○しない。」と条件を変えてします。その後,両方のグループに同じようにチョコを与えます。するとAグループとBグループが完全にチョコに対して興味が違うという結果になりました。
そんな実験が次から次に紹介されます。たくさんの実験やエピソードが書かれているので,全部信頼できると思います。
私は「ハーバードの白熱教室」のイメージで最初のへんは読んでいました。
しかしマイケル・サンデル教授のように,ぐいぐい迫力ある話で引き付けるような感じではなく,ケリー先生のソフトなやさしい言葉雰囲気で,ジョークもなかなかイイです。
白熱教室のようにNHKで放送してほしいくらいです。
動画サイトにケリー・マクゴニガル先生の授業や成功した体験者の話がアップされていましたが,英語なので(当たり前か)まずはこの本を読んでください。
ケリー・マクゴニガル先生はヨガ,瞑想で心を癒したり整えたりするのが専門のようです。ヨガの本もたくさん書かれているようです。
ダイエットや禁煙だけでなく,自分を変えてみたい人おすすめです
最後に私が気に入ったところを紹介して終わります。
人間は心は二つあります。(チョコを我慢しよう。でも食べたい)
しかし,脳は一つです。そこからの命令で心も行動も二通りに分かれます。
したがって,変わるためには,その仕組みがわからないといけないと思いました。
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〇kgダイエットするといった目標を立てたにも関わらず、
実際には様々な欲求により達成できないことが多い。
この目標を達成するための行動学(本書では意志力という)
について学ぶことが出来ます。
行動・考え方とその事例が組み合わさった内容なので、
時間が無い人は事例部分は読み飛ばしてよいでしょう。
また、すべてを実践するのではなく、自分に合った部分だけ
実践してみるのがよいと思います。
参考になった内容:
・上手くいかないときは、まずは落ち着くこと。
そのために、ゆっくり呼吸するよう心掛けること。
・人間は良いことをすると、ちょっとぐらい悪いことをしても
構わないと思ってしまう生き物である。
・自分が失敗したときは自分に厳しくしてはいけない。
それよりもそんなときもあると割り切って、自分を責めないこと。
・本当に実現させたいなら、退路を断つことも考えること。
・長期的な目標を達成するのは難しい。
達成に向けて邁進していく中で様々な誘惑に出会ったら、
「一度将来の目標を達成したときの姿を思い浮かべ」てみること。
そうすることで、誘惑を振り払うことが出来るかもしれない。
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意思力は鍛えられる、科学的にも色々な実験を通して性質が明らかになっている
ということを、学生の体験談を含めて紹介しています。
科学的な読み物としても、
自分の理想をかなえるためのバイブルとしても、
活用できる本でした。
早速、試してみたいと思います。
日本でも講演して、それもDVDブック(?)として出版されているそうです。
そちらも読んでみようかな・・・
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ずっと気になってた本。2013年はこの本を読むことからスタートさせたくてずっと取っておいてた。
原題はThe Willpower Instinct とあるだけに、意志の力に焦点を当てていて、人間が生きてる限り、どんなことにも関係する力だけに、新年一発目にふさわしい本かなと思った。
内容は期待通り。本書を通じて感じたのは、自分の内面を客観視することの大切さ。
やらなくてはならないことができない。反対に、やってはいけないことがしたくなる。
まずは、そうなっていることを自分自身が認識することが大事。
その上で、そう思ってしまうことは仕方ないことと受け入れること。
思考はコントロールできないし、考えるだけなら何も起きないのだから、何を考えようがそれは自由。だから考えることを抑えつけることはしなくてよいが、自分がどう行動するかは別。自分の行動は自分でコントロールできるし、行動に起こして初めて現実に何かが起こる。
言うなれば、思考してる自分と、行動する自分は全く別人だっていう認識を持つことが大事なんじゃないかと感じた。
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スタンフォードの生涯学習プログラムの人気講座。
意志力の科学を問います。
やろうやろうと思ってもできないこと、
やめようやめようと思ってもやめられないこと。
人間の意志の中で決意ほどあてにならないものはありません。
自己や意思を完璧にコントロールするのは無理なので、
意思のコントロールというよりも、
それを観察して、自己認識を高め、行動を制御しようという視点がいいです。
本書で紹介されている内容も試して効果があるものばかり。
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意志力を脳科学から考える。
スケート選手の清水宏保さんも言っている「心理的限界は、肉体的限界のずっと手前で起こる。」 というのを思い出す。
意志力をつけることは簡単なことではない。けれどもちょっとしたコツがある。そんな内容。
・あとで取り返せると思わない
・ドーパミンに騙されない
・失敗した自分を許す。罪悪感や自己批判に悩まない
・どうにでもなれをやめる。自暴自棄に陥らない
・皮肉なリバウンド効果。シロクマのことは考えないでください
・思考を抑えつけず、行動だけ自制する
・自己認識、セルフケア、自分にとって最も大事なことを忘れない