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この手の本は、あまり役に立たないことが多いが、目次を見て興味がそそられたので購入。
以下、納得された文の一部を列挙。
・自己をコントロールする「自己コントロール筋」は、肉体筋と同様、鍛えないといけない。
進歩にばかり注目していると、かえって成功から遠ざかってしまう(進歩が気分を変えてしまう)。
・よいこと(ボランティアや募金など)をした後は自分を甘やかしてしまう。
・ドーパミンの引き金になることを探して認識する。
・自分に厳しくしても意志力は強くならない。自己批判は自己コントロールを低下させる。
・「誘惑に駆られた自己」をよく観察して弱点をつかみ、理性に従わせる方法を見いだす。
・自分の未来を現実的に想像し、見つめ直す。将来の自分とのつながりが強ければ、衝動に負けず自分の身を守ることが出来る。
・意志力は感染する。
・やってはいけないことを敢えて考えない。
自己コントロールを強化する秘訣は、注意を向けることがもたらす力である。行動を選択すべき時はそれをしっかりと認識してただ漫然と惰性に従って行動しない。
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「いつわりの希望シンドローム」はまさに自らも陥っていると感じた。
時間をかけて、ひとつずつ実践していきたい。
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久々に読んだ自己啓発本。世界15ヶ国で出版された世界的ベストセラー。なぜ人は誘惑に負けてしまうのか。目標を先延ばしにしてしまうのか。意思力を高めたい人は一読の価値アリ。
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レビューはブログにて
http://ameblo.jp/w92-3/entry-11422575682.html
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意思力をテーマにした解りやすい実践本。
電車の広告を見て、本屋で衝動買い。後でアマゾンベストセラーと聞き納得。
世の中において、ほとんどの人が今の自分から理想の自分へ変わりたいと思っている、ターゲットが莫大なのだから・・・。
禁煙、禁酒、ダイエット、テレビ、ネット、誰もが日常生活の中でなかなやめられない習慣。
”しない”より”する”を実践したほうが楽に目的を達成できますよということ、ストレスもたまらず新しい自分を発見できますよ!
読み終わると特に残るものがあるわけではないが、読んでいるときには、んー、まさにその通り、そうだったんだ!と共感してしまう。
他のハウツー本と何が違うのだろうか?スタンフォード、アカデミック、学術的と連想する先入観がそうさせているのか?
アプローチの方法が、なぜそうしたいと思うのか?そうしたくなってしまうのか?という心理的なところを、数多くの実際の実験から導き出しているところが読ませるところだろう。
アメリカの大学はこんな実験ばかりしているのだろうか?人権的に結構きわどくはないのだろうか?
私も禁煙してから1年が過ぎようとしている。
禁煙後、太ってきたのでダイエット中でもある。
ネット中毒の傾向もあるかもしれない。
このような状況でなければ読まなかっただろうし4つ星もつけなかったに違いない。
あらためてモチベーションをあげて、維持していくにはいい本だった。
周りにも勧めたい一冊。
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欲を考えてもいい、行動を制御する。理性を筋肉のように鍛え、消耗を考える。人の脳の仕組みを理解することで、行動原理を理解し、それをうまく利用する。
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話題の本。
人の行動の心理について、さらにどう自分の意志をコントロールするかについて。怪しい自己啓発というよりは、こういう傾向があります、ってところを基礎に置いてる。講義形式で、読み物として読むもよし、実践しながら読むもよし。
ファスト&スローよりは易しい感じなんだろうか。
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普段仕事でイライラすることが多く、自分をもう少しコントロールできる方法はないかと思って書店で購入しました。
この本の記述にある「自分の中には色んな感情を持つ自分がいる」という表現には納得。
冷静でいようと思う反面、イライラする自分もいるので、それを「意志力」を鍛えてコントロールしよう、というものでした。
個人的に参考になったのは
・一日5分瞑想する
→5分は身体を動かさず、何も考えない時間をつくる(意識するのは呼吸だけ)
・呼吸を意識する
→普段呼吸は意識しないけど、なるべく深く呼吸する意識を持つ(1分間に4回程度)
・「ご褒美」をつくって行動を促す
→どうしてもやる気がでず集中できないときは、脳に「これが終わったら甘いものを食べる」など報酬を頭の中でセットして暗示をかける
などなど、自分がヒットしたのはこんなとこですが、たくさんの事例が書いてあるので誰にでも実践できる読み物だと思います。
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「意思力」を、科学的な見地から考察した本。誘惑に負けてしまう自分が嫌なら、科学的な見地から、なぜ誘惑に負けてしまうのかを考えれば、誘惑に対して対策が取れるようになるかも。
実践的な方法も沢山載っているので、自分を律することができてない自覚症状のある人にオススメ。
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根性論や精神論ではなく、医学、科学的な実験、心理学、経済学、人類学、社会学なと様々な視点から(ヤってしまった事/やらなかった事)の背景を解説。
失敗した時には、自分を責めるのではなく、許す。だってしょうがないじゃん!が最も成功の確率をあげる。
目の前のチョコレートと将来の報酬を比較し、我慢する能力はチンパンジーのそれに劣る。
根性論は上記を経験した先人達のエッセンスを凝縮した様な、マニュアルの様に思える。多分正しい。事が多い。しかし、何故?が解消されないまま、コレはこう!と言われても腹落ちしない。
理不尽な環境に身を置いたとしても、正とされてる事を検証する幾つかの視点が必要だと思う。
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人間の感情と思考と行動の関連が科学的に学べます。
なぜ、「我慢できない」のか。なぜ、「やらない」のか。
自分はなぜできないのかと責め続けて人にこそ読んでほしいです。
簡単な実験結果とともに解決方法が示してあります。
自己啓発本にありがちな、押しつけは一切ありません。
信じる人はどうぞ。というスタンスが好ましいです。
作者の客観的なスタンスと実証した結果を重んじるところがいいです。
論理的に根拠を示して説明されているから頭に入りやすいです。
簡単にまとめてみましたので、参考までにどうぞ。
■第1章 やる力、やらない力、望む力
‐潜在能力を引き出す3つの力
・意志力とは「やる力」「やらない力」「望む力」の3つある。
■第2章 意志力の本能
‐あなたの体はチーズケーキを拒むようにできている
・意志力とは、ストレスと同様、自分自身から身を守るために発達した生物的な本能である。
■第3章 疲れていると抵抗できない
‐自制心が筋肉に似ている理由
・自己抑制は筋肉に似て、使えば疲労するが、定期的に使えば強化できる。
■第4章 罪のライセンス
‐よいことをすると悪いことをしたくなる
・道徳的に良いことをした気分になると、悪いことをしても構わないような勘違いを起こしてしまう。
・自己抑制力を向上するには、道徳的な善悪より、自分の目標や価値観をしっかり見つめること。
■第5章 脳が大きくウソをつく
‐欲求が幸せと勘違いする理由
・脳が報酬を期待すると必ず満足感が得られると勘違いするため、実際に満足できないものでも必死に追い求めてしまう。
■第6章 どうにでもなれ
‐気分の落ち込みが挫折につながる
・落ち込んでいると誘惑に負けやすい。罪悪感を拭い去れば、自信が持てる。
■第7章 将来を売りとばす
‐手軽な快楽の経済学
・将来のことを思い描けずにいると、誘惑に負けたり先延ばしにしてしまう。
■第8章 感染した!
‐意志力はうつる
・自己抑制はソーシャルプルーフの影響を受け、他者の意志力にも誘惑にも感染する。
■第9章 この章は読まないで
‐「やらない力」の限界
・思考や感情や欲求を抑えつけようとするのは逆効果。
・どうしても避けようと思うことを考えたり感じたり実行してしまうことがある。
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皮肉なリバウンド効果は面白い。欲求を受け入れた上で従わないこと。10分間時間をおいて考えてみること。欲求にあえて負けた時に本当に自分が満たされたのか考えてみること。これは実践していきたい。
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第5章 「私たちの脳は報酬を期待すると必ず満足感が得られると勘違いする」
例えば、すごくおなかがすいているときにたくさん食べるとか。その時は満足するかもしれないが、すぐに食べ過ぎたことに罪悪感を感じる。
何か欲求が生じても一呼吸おいてそれが本当に必要かどうかを考える余裕をみにつけよう。
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『自分を変える教室』という、いかにもいかがわしいタイトルの本書ですが、内容はとても学術的であり、そして実践的でした。
読み始める前に、自身の「はじめたいこと・続けたいこと」あるいは「やめたいこと・おわりにしたい習慣」を思い浮かべるといいと思います。
すると、「あるある、そういうこと・・・」という耳の痛い話が続き、その後、それにけじめをつけるための示唆が語られていきます。
すべての章で、実験に基づいた科学的な根拠が示されますので、頭で理解しながら、悪しき(本書によると“悪”という認識はあまりよくないようですが)典型例から脱却する方策が明らかになっていきます。
決して抽象的な議論で終わらず、人生を変えるためのヒントが盛りだくさん。これからの人生で役立てたいと思う収穫の多い読書経験でした。
《引用》
“自己コントロールの探求においては、私たちが自分に向かってふりかざすおきまりの武器――罪悪感、ストレス、恥の意識――は何の役にも立ちません。しっかりと自分をコントロールできる人は、自分と戦ったりはしません。自分のなかでせめぎ合うさまざまな自己の存在を受け入れ、うまく折り合いをつけているのです。”
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行動心理学の本。
実験や実践による集合知などを通じてやる意思、やらない意思を強化する方法をまとめた講義。
ある程度は文化に依存する面があると思うので、一概に日本人に当てはまるわけではないと思うが、瞑想など参考になった。