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相当仕事に追われている状況である今、少し落ち着いて、取り組んでいることについて考えてみようと考えて、読んでみた。
人脈に関する章は、現実的ではなかったのだが、その他の章については、いくつか役に立つポイントがあった。
得意な仕事から手をつけてしまう、そうすると、難しい仕事も案外こなせてしまう。自分だけできる仕事などはそれほど価値を持たない。休日をオフと決めつけることはない。”関係ない”は禁句である。
今すぐに仕事に活かすことができる良い助言をもらった。
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ラテラルシンキングに関する本。
内容自体は分かりやすいのだが、
いかんせんタイトルと比較すると拍子抜け。
様々な事象を無理やり「ムダ」なことにまつりあげて、
それをつなげることで付加価値を上げると言っているが、
ちゃんと読めば「ムダ」なことではない。
単純作業の中にも学ぶべきことがあるとか、
一見関係ないことでもやってみたことで自分に関係あることになるとか、
回り道をすることで一番早く学ぶことが出来るようになる、
といった大切なことが書いてあるのに、それを「ムダ」と表現するのは、
個人的には飛躍しすぎと感じました。
以下本の内容:
・ラテラルシンキングの3つの力
疑う力、抽象化する、セレンディピティ
・セレンディピティを起こすためにもご法度な文言
どうせ、無理、関係ない
・リーダーの仕事は「全員の仕事の環境を整える」こと。
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*効率化しすぎるとダメになる!
*ムダを活かすラテラルシンキング(水平思考)
*優先順位をつけない
*寝る間も惜しむと成果が逃げる!
*手帳は空白で埋めろ
*目的を忘れると人生を遠回りにする etc・・
「ムダ」が多い人ほど、よく伸びる ~思わぬ成果を上げるラテラルシンキング仕事術~ 大和書房 / 192ページ / 2012年10月20日発売 1365円
な~に~???ってな常識はずれの目次ですが。以外に腑に落ちます。
「効率化」の話は、メールを例えて、連絡することが効率的になったけど、そのぶん必要ない連絡(ジャンクメールなど)も入るようになり連絡に埋もれるようになった、とか。
優先順位をつけすぎると、重要なことを先にすることになり、必要性はわかっているけどどうしても気が乗らない時にはなかなか仕事が進まず返って生産性が悪くなる。とか。
寝る間も惜しむ・・・は、災害時の自衛隊の例がありましたが、現地の消防団はおにぎりをほうばりながら休む間もなく仕事をつづけて、自衛隊はきっちりと休憩をとっている。でも、最後まで仕事をやり遂げられたのは自衛隊のほう。・・なるほどーーーー。ってなぐあい。
目的を・・・は、よくある、ヤシの木の下で遊んでいる人に説教するってやつ。
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その人の捉え方次第で使われた時間がムダにもなるし役にも立つ。
本当のムダと見せかけのムダを見分けるコツが書かれています。
少々意見の違うところはありますが読みやすい内容でした。
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<感想>
一見すると無駄に見える行為の中に、別の視点から意義を見つける。そのような主旨の本だと受け止めた。様々な事例で一見して無駄なことの新しい意味を解き続ける。これからロジカルシンキングやラテラルシンキングを学びたい人向け。