投稿元:
レビューを見る
裏染天馬の謎解き、面白かった‼
すぐに推理を披露しないからちょっとイライラするね笑
それにしても、容疑者の行動の記憶が分刻み‥
ふつうそんなに覚えてる⁇
投稿元:
レビューを見る
03/31/2013 読了。
図書館から。
ミステリ部分については、自分は解きながら
読む人ではないので、こういうの書ける人って、
よく考え付くなぁ・・・と本当に思います。
まして大学生でしょ。
ので、登場人物について。
裏染探偵がアニオタである必要性がいまいち・・・。
元ネタわかるんで、自分もあれですが。
動機の発端がカンニング・・・彼が満点出しちゃってるんで、なんかどうなんだろう。軽くなった感じが。
主人公の柚乃より新聞部部長向坂さんの方が好きだったなぁ。動き回るし、情報通だしね。
刑事の妹ポジションとか、ホームズの晴美思い出しました。
最終的に副会長が黒幕でしたが、正木会長なんか更に軽く・・・。
投稿元:
レビューを見る
傘一本で組み立てる論理展開はお見事。
選評では各先生方に詰めが甘いなどと指摘を受けているものの、論理でじわじわと犯人を追詰めるというのもいいもの。
複雑なトリックがあればそれを暴けば凡そ犯人は絞れるものだけれど、単純な手段ほど証拠が少ないから論理が主体になるのだろうね。
因みに探偵役がアニオタなのは、作者がオタクだということだよね?
趣味全開である。
投稿元:
レビューを見る
裏染天馬の推理がおもしろかった。こういう頭のいい人が、ダメ人間でアニメおたくというのも惹かれる。人物の設定が楽しい話だった。続編もありそうな気がする。
投稿元:
レビューを見る
探偵役が学校随一の天才でアニオタっていうのはいいとしても、聞き込みが強引過ぎる。それなのに、皆素直に答えているのにも違和感がある。警察も甘くすぎないか?
トリックと理詰めで解決していくのは面白いんだけどなぁ。
エピローグには驚かされたものの、少し強引な気も…。
投稿元:
レビューを見る
つっこみどころがたくさんだけど、設定は好きなのでシリーズ化してほしい。まだ若い著者なのでこれからたくさん書いてくれればいいな。
投稿元:
レビューを見る
文章もキャラクターもかなり仰々しい印象。
・・・だったような。
探偵役は嫌いじゃなかっただけに惜しい。
・・・と思ったような。
かなり前に読んだ本なので、うろ覚え。
投稿元:
レビューを見る
綾辻行人の「館」シリーズへの敬愛もこっそりタイトルにこもった、青崎有吾のデビュー作。
高校の体育館の舞台上で放送部長が殺されるところから話はスタート。放送部長が殺されていたのは緞帳の中で、殺人が行われた時刻には体育館のフロアでは卓球部が活動中だった。犯人はどうやって殺人を行い、体育館から姿を消したのか?アニメとラノベをこよなく愛し、高校の一室にこっそり住んでいる男子高校生・裏染がこの謎に挑む!
ご都合主義な設定も所々にあるけれど、ラノベとかが好きな子がミステリーに手を出す第一歩としてはとても良い作品なのではないかと思う。面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
受賞時、著者がまだ大学生だと聞いて驚きました。全体的に荒々しいのは若さ故かなと思いましたが、一本の傘から事件の構図が明らかになってくる展開と論理にセンスを感じました。
『女子生徒の濡れ衣を晴らす謎解き』と『真犯人を特定する謎解き』は突っ込みどころはあるものの、なかなか読み応えがありました。
今後の活躍に期待が持てる作家さんだと思います。
投稿元:
レビューを見る
男の子と女の子の掛け合いや、アニメネタのくすぐりもたくさん入っていてラノベ的な軽さを持つ。推論で事件の真相に迫る探偵小説の醍醐味も味わえる肩の凝らないミステリー。新聞部部長向坂香織のキャラが大好き。
投稿元:
レビューを見る
+++
放課後の旧体育館で、放送部部長が何者かに刺殺された。外は激しい雨が降り、現場の舞台袖は密室状態だった!?現場近くにいた唯一の人物、女子卓球部の部長のみに犯行は可能だと、警察は言うのだが…。死体発見現場にいあわせた卓球部員・柚乃は、嫌疑をかけられた部長のため、学内随一の天才・裏染天馬に真相の解明を頼んだ。なぜか校内で暮らしているという、アニメオタクの駄目人間に―。エラリー・クイーンを彷彿とさせる論理展開+抜群のリーダビリティで贈る、新たな本格ミステリの登場。若き俊英が描く、長編学園ミステリ。
+++
神奈川県立風ヶ丘高校が舞台である。その旧体育館で放送部の部長が殺されているのが見つかり、物語は始まるのである。読みはじめは、なんとなく思わせぶりが大げさなところもあり、いささかこなれていない感がなくもなかったが、それも含めて著者の個性なのかもしれないと次第に思うようになった。事件よりなにより、探偵役が同校の成績いちばんの生徒であり、しかもあろうことか彼・裏染天馬は、百人一首研究会という名前だけの部活の部室にこっそり棲みついている超のつく自己中心的なアニメオタクであるという設定がとんでもなくて興味を惹かれる。探偵役をするのも、正義感とか義憤に駆られてとか友人のためになどという理由からかけ離れた、アニメグッズを買うための費用を稼ぐため、という至って自己満足的な動機によるもので、自らフェアプレイは好きではないと言い切るのである。それでいて一作目からすでに、警察にも頼りにされ、次回の依頼まで取り付けそうな勢いなのに苦笑してしまう。天馬探偵の傲慢な態度から目が離せなくなりそうなシリーズである。
投稿元:
レビューを見る
密室状態の体育館の舞台で発見された放送部部長の遺体。密室の現場に入り込めたのは授業が早めに終わったクラスの卓球部の部長・佐川のみ。警察が佐川のみを犯人として捜査をしていると知った部員の袴田柚は学校に住み込む謎の学生・裏染天馬に捜査にを依頼する。体育館の裏口に詰まった演劇部のリアカー。雨の降る中体育館のトイレに残された男物の傘。
投稿元:
レビューを見る
評者と同じ大学の学部生の手により書かれたもの。エラリー・クイーンへの敬意が感じられ,面白かったです。個人的には最初のほうで犯人わかっちゃったけど。。。ただし,最後のどんでん返しには,心のなかでニヤリ!!
投稿元:
レビューを見る
放課後の旧体育館で殺された放送部長。嫌疑をかけられた部長を救うため、卓球部の柚乃は学内随一の天才・裏染天馬に真相の解明を依頼することに・・・
エラリー・クイーンを彷彿させる論理展開って書いてあったので手に取りましたが・・・よく考えたらエラリー・クイーン読んだことなかった(^_^;)
部長の無実を証明するところが読んで、なるほどこういうこと言うのかと納得。
そこから一気読みしちゃいました!
天才だけどアニメオタクのダメ人間という天馬のキャラも惹かれたかも・・・ただ、アニメの知識についていけなかったけど。
ちょっと強引な感じもしたけど、面白かった(^^♪
投稿元:
レビューを見る
館ものと言えば、真っ先に思い出すのは綾辻先生の館シリーズ!なのですが、この発想はなかったわ(笑)。体育館(笑)。うーん、十角館が出版されてもう20年以上経つのに、こういう作品がこれまで出てこなかったのが不思議だな…。私が知らないだけかしら…。
種も仕掛けも施された綾辻先生の館とは違って、今作の館は種も仕掛けもなく、全国どこにでもありそうな高校の体育館が舞台です。館ものにしては地味だなと思いつつ、母校体育館の間取りにほぼ一致する見取り図に興奮しきり(笑)。これは頭の中に展開図広げやすくて嬉しいぞ~(*^ω^*)
オタクだったり解決するのに金銭を要求したり、読んでてイラッとする男子高生が主役です。この時点で非常に危ない。何がって、私のストライクゾーンではない(・_・)だけど、「鏡花水月」の件ではニヤッとしてしまった私は作者の思うツボですよ\(^o^)/こりゃ分かる人には絶対楽しいわい
そんなオタク探偵にハマるのかヒヤヒヤしたりもしましたが、推理の突破口が「傘」ですよ。「傘」!
「消えたシルクハット」ならぬ、「誰のものでもない傘」ですよ!(興奮)
これはもう、本格好きなら俄かに色めき立つポイントじゃないでしょうか(笑)。傘の存在一つから、濡れ衣を着せられた部長を救う序盤の彼の論理は、見事という他ありません。
…惜しむらくは、中盤から粗の目立った殺人事件についての論理の穴でしょうか。少しくらいは検討の余地のありそうな点を、「そんな事する奴はいない」と一刀両断で推理を進めていきます。おいおい…力技だな大丈夫か…シリーズ物にするなら、この辺の強引さは怖いな…。
それでも、間違いなく読者が挑戦するに相応しいクオリティを持ったフーダニットですし、次作以降への期待や否が応にも高まる良作です。このシリーズは追うぞ~(^O^)
あと、蛇足ですが、中盤で探偵が確信を持って「トリックわかった!犯人もわかった!」ってなって検証したら、あれっ(・_・)な展開になったのがすごい好き(笑)。あれ、この探偵可愛いぞ、ってなったわ(笑)。
つぎはどんな館かな。映画館・図書館・美術館・博物館・公民館・旅館・水族館・武道館…いや、これはどれが来ても楽しみだわ~(笑)。
体育館のステージ上で男子生徒が殺害された。周辺にいた生徒達の立ち位置と雨が降っていた点から、現場は密室状態だったと思われる。警察は現場の最も近くにいた女子卓球部の部長にのみ犯行が可能だったと断定。彼女を救う為に柚乃は学年一の秀才に助けを請おうとしたのだが…何と彼は、「引きこもりのアニメオタクのダメ人間」だった!?