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はんなちゃんはねこのチロといっしょにしーんとしずかな夜の家で…ひそやかにみたされる魔法のとき。
「GINZA」2014年2月号で紹介されました。
(カテゴリで雑誌名をクリックすると、そこで紹介された本の一覧が表示されます)
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『ですって』という語りかけるような語尾が、内緒話のようで素敵でした。絵は絵画的でリアルだけど優しく、思わず見入ってしまいました。
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夜中に目が覚めてしまった女の子のお話。
酒井駒子さんの絵も世界観もすてきで、かわいいです(*´▽`*)
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夜中はいつもの家がいつもと違う場所になる。
自分とねこのチロだけが起きている不思議な時間に、こっそりとはんなちゃんがしてみたかったこと…。
はんなちゃんにとって魔法みたいな一晩。
こどもをひざにのせて、ないしょばなしをするように、こっそりと読んであげたい。
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3歳10ヵ月
こんな体験、あったのかな?これからあるのかな?
夜のお話というだけで
腰が引ける怖がり息子だけど、
この絵本は興味があったのか安心感があったのか、
最後まで落ち着いた様子で、
熱心に聞いていました。
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子供にとって夜中の世界はワクワクするものなのかもしれない 何をしても叱られないしね
酒井駒子さんの絵はいつ見てもほんとうに美しくて、綺麗で、キュート!朝焼けのページが大好き
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あるひ はんなちゃんはね めが さめて おきあがってみたら まだ よるだったんですって。 さくらんぼ食べるはんなちゃんが可愛い!
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子ども時代を思い出させてくれる本です
夜みんなが寝ている間に自分一人だけ目をさました時…
普段ならママたちに怒られるようなことをしてみる
お姉ちゃんのおもちゃを勝手に借りて遊ぶ
夜明けのきれいな空を見る…
夜のお話なので仕方ないと思うのですが、
画面が暗いので夜の怖さが強く出すぎているように感じました。
はんなちゃんが感じる夜の怖さも一緒に表現しているのだと思いますが、
はんなちゃんの言動から推測する彼女の感じている怖さより、画面の暗さの怖さがとても大きくて、
ちょっと違和感がありました。
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夜中に目が覚めると、今でも少しわくわくする
だけど、もう大人になった今はそんなこともなくなって、夜中に目を覚ますこともなくなってしまった
だから、やっぱりあのときのわくわくは、あのときにしか味わえないものだったんだなあ
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子どもの頃、夜は特別だった。
よく暗がりの中兄と一緒に階段を降りて、いきなりリビングのドアを開けて親を驚かそうとしたものだ(大体バレていたけど)。あの階段を降りる数十秒が冒険のようだった。それを思い出させてくれた一冊。
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はなちゃんはいくつかな?目がさめたらまだ夜だったんですって。猫のチロと家の中をお散歩です。夜の絵がまたいいですね。
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幼いはんなちゃんは深夜に目が覚め、おきだします。家族が寝静まる中、ネコとおしっこをしたり、冷蔵庫のサクランボを食べたり、寝ているお姉さんの大事なもので遊んだり・・。秘密の時間を読者もこっそり共有します。
(『月間 MOE 2013年2月号』の紹介より)
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導入部の、はんなちゃんが目を覚ます、狭い視点から一気に変わる、広々とした空間。
その広さは、はんなちゃんの一瞬の心細さを表しているようにも感じられたが、様々な青を基調とした、静謐で美しい世界。
子供の寝室を見て美しいと思ったのは、初めてかもしれず、私の中で早くも、酒井駒子さんの最高傑作かもといった予感に駆られる。
まだ夜だったことにびっくりして、お姉ちゃんを起こそうとする、はんなちゃんに思わず、「可愛い!」と感じたけれど、よくよく見ると、一緒に付き合うよと言わんばかりに、元来、夜型の動物である猫の、「チロ」が側についてくれる。
その後、トイレでのはんなちゃんの服の色を見て、本来、寝室は明かりのない真っ暗な状態だったことに気付き(僅かにカーテンのすき間から覗く光だけ)、その真っ暗な室内をあれだけ美しく描写される、酒井さんの凄さを改めて実感し、再度広い寝室の場面を見返しては、ああと、感慨に浸る。
また、場面場面における、はんなちゃんとチロそれぞれの、本来私に聞こえない言葉や見えない心の中まで感じ取れるような動作や佇まい、ひとつひとつの描写が、活き活きと生命感に溢れており(夜なんだけど)、それがとても愛しく感じられる。
ああ、この場面は、はんなちゃんがチロにこう語りかけてるんだろうなとか、トイレでのチロに向けた笑顔も素敵だし、文章の無い見開きの、ふと月を見上げているはんなちゃんの横で、洗顔するチロ(眠たそうにも見えるから面白い)の一枚絵であったりと、やっていることは、とてもありふれた事なのに、ページを捲る度にワクワク感が募っていく、この感じは、きっと酒井さんの表現される、子供の内なる思いが、自然と作品上に現れてきて、それが読み手に伝わるからなんだろうな。
最後のシーンの、はんなちゃんとチロの愛らしい姿を眺めながら、「よるくま」とは作品の趣旨が異なるから何とも言えないが、本書が酒井さんの最高傑作のひとつであるのは、間違いないということを、私の中で確信いたしました。
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夜中に目を覚ました
はんなちゃんは、
静まり返った部屋の中で自分ひとりのごきげんな瞬間を見つけていきます。
酒井駒子さんの作り出す世界にどっぷり浸かりながら、自分が子どもの頃大好きだった時間を思い出しました。
日曜日の早朝、ベッドの中で百科事典や小説(読めない漢字があるから雰囲気だけ)をペラペラ。
眠れない夜も不安にならず、楽しむ!ですね。(由香さん)