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10年前の未解決事件を模倣した連続殺人。立て続けに3人の惨殺体が見つかった。県警捜査一課・澤村は、コンビを組む初美とプロファイリング担当の橋詰と犯人を追うが、上司と激しく衝突し孤立を深める。澤村は過去に自分が犯した失態により心に大きな傷を抱えていた。トラウマを払拭すべく澤村が捜査に邁進する中、さらに4人目の犠牲が出てしまう。被害者の共通点を洗うと、浮かび上がってきたのは意外な人物だった-。
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天才的感覚派というのか
作中では人より目がいいと表現されているが、過去にトラウマを持つ主人公の澤村
ストーリーの起点の事件である連続殺人事件が10年前の事件と繋がっているのではないか、
10年前の事件の詳細を知っているのは、犯人と警察…
ここから犯人が絞り込まれ一気に浮上した鬼塚
澤村と鬼塚
非常に似た思考を持つ2人だが、自己評価は異なった
それぞれが一度の失敗をきっかけに
こんなにも道を違えてしまうのか
その失敗に対し、彼らを取り巻く環境は大きく異なり
澤村は自分を責め続け、
鬼塚は周りを卑下した
正義から生まれた『悪』だろう
鬼塚の話を真剣に聞く相手がいたら、
共に闘ってくれる仲間がいたら、
正義のまま、悪の根源を断つことが出来ただろう
登場人物それぞれがすごく人間らしい
手を差し伸べるか、遠ざけるか
行動できるか、出来ないか
人間の強さ・弱さを濃く描かれた作品だった
作品の構成
本筋の澤村目線と犯人の心情が書かれており
犯人が明白となるまでの進度が表現されており
その臨場感も面白い
登場人物たちの最後がどうなったのか分からず、少しもやっとした
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完全にはずれ。つっこみどころ満載。まるで単独行動がかっこいいみたいに思ってるようだけどひどい。周囲が間抜けすぎ。ペアの女の子、初対面なのに言いたいこと言いすぎ。プロファイリングの人だけちょっと面白かった。けど、”最高の刑事”って何よ。何その幼稚な目標。
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なぜか読むのに時間がかかったけど、後半になるにつれ、面白くなっていった。
アウトローな主人公だけど、好感が持てる。