サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

九マイルは遠すぎる みんなのレビュー

文庫

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー105件

みんなの評価3.7

評価内訳

101 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

言葉によって生まれる現実

2001/05/29 05:36

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:春都 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 一文だけを頼りに推理を働かせ、殺人事件が起きていたことを突きとめてしまうという、まぁなんと無謀な企みを思いついたものよと呆れてしまいそうな表題作。
 しかもこの言葉は、作者が教鞭を執っていたとき、かたわらにあった新聞記事の見出しそのままであり、よくあるような「答えを先に決めてから、問題を作っていく」ものではないという。

 この事実を序文でバラしてしまうのが、また作者の上手いやり方。どれどれお手並み拝見、ってな気分にもなろうものである。ちなみに探偵役はニッキィ、よく出てくるなこの名前。

 で、感想は「……なんか騙されてるような気がするぞ、おい」。釈然としないとでも言おうか。
 表題作の「九マイルの道を〜」の言葉、もちろんこれだけでは想像するにも限界があるし、仮定としての舞台設定を決めていかなければならないのは承知していたが、予想以上にそれが多かった。これだけ周りに「作って」しまえば殺人も起こるわな、というような。作品外、つまり作者・読者レベルで見ると、だけども。

 いくつかの平凡な作品はさておき、表題作ぐらいのわりと上質の編もあるのだが、どれも推理(想像)に説得力を欠いている。おそらく相方の頭が悪くて、反論がゆるすぎというのも原因のひとつだろう。

 そのストレートな想像でホントにあってんのかよ、と思っていると、「ニッキィさん、あなたのおっしゃった通りの事件でしたよ!」などと刑事が駆けつけ、あっさりご名答ぉ〜となってしまう印象が、ほぼすべての作品に残った。作者の頭にはもとより、ロジックを「魅せる」ことはなかったのかもしれないが。

 狙いはこの上なくおもしろい。でも出来は、「本格推理のエッセンス」なる謳い文句ほどのものではないかな。といったところでどうでしょうか?(誰に聞いてんだ)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/11/30 00:23

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/06/02 01:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/04/19 21:58

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/04/05 20:58

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/08/31 21:26

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/04/10 15:34

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/04/14 22:15

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/09/25 01:23

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/07/29 05:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/01/16 15:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/01/06 21:25

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/01/17 13:26

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/04/11 15:17

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/04/12 12:41

投稿元:ブクログ

レビューを見る

101 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。