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ノスタルジックでファンタジックな雰囲気の良質の作品揃いの短篇集。古い銀貨の力でもしかしたら存在したかもしれない、もう一つの世界へと入りこむ話、現代の青年とヴィクトリア朝時代の女性とのラブ・ロマンスのお話など。
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その昔、「内田善美氏の表紙絵」をSFマガジンで(だったと思う)知り、本屋に走り、取り寄せしてもらって買いました。中身も(装丁画を描かれるだけあって)共通の香りがあり非常に良かったです。古きよき時代を彷彿とさせる珠玉の短編集です。
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ノスタルジィ漂う幻想に満ちた短編集です。表題作もいいのですが、お気に入りは「愛の手紙」現代の青年とヴィクトリア朝時代の娘との、時間を超えたラブ・ストーリー。時を超えて交わされる愛の手紙。せつない恋の結末は、ほろ苦いかもしれませんが、だからこそ美しくも感じられます。
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刑の執行を数日後に控えた死刑囚は、独房の壁に絵を描くことを希望したのだが・・・(「独房ファンタジア」)ノスタルジー溢れる短編集。
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個人的には「おい、こっちを向け!」が好きです。怖さと物珍しさと人間臭さが合わさったような雰囲気の短編。
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短編集です。ノスタルジックなファンタジーって感じですかね。カバーイラストが内田善美ってゆーだけでも、スバラシイ!
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短編集です。
どのお話も素敵ですが、中でも「愛の手紙」はオススメです。
こんな恋愛、してみたいな。
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これも読了は3/20な筈.
ちまちま読んでて細切れになってしまったのが残念だけど,相当良い感じの短編集.ていうかフィニイ御大は短編はこう書くのかー.
あえてひとつ挙げるなら「大胆不敵な気球乗り」かな.
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図書館で借りたもの。
SFを「少し不思議な」物語と定義するならこの上なくぴったりなSF短編集、どちらかというとファンタジーに近い気がします。古き良き時代から現代への、消されないためのささやかな抵抗、素敵でした。かと思えば行き過ぎた過去礼賛の怖さを痛感させられるものもあり。面白かった!
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2009/2/22読了。 不思議な雰囲気をもった短編集。 昔アメリカへの郷愁感が感じられるSFというのか、ファンタジーというのか。。
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過去が現在に復讐する、というモチーフで書かれた表題作から始まる、ゲイルズバーグという町を舞台にした連作短編集。
古い机の引き出しに隠された手紙が繋ぐ恋物語「愛の手紙」は、ひたすらロマンティックでリリカルで涙、涙。
表紙の内田善美のイラストがまた素晴らしいです。
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「愛の手紙」が切ないよ〜!
時空を越えた、はかない純愛です。
たった一つの本物の恋は、長い人生を生き抜く礎になってくれるのかなあ。
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懐かしくていとおしくなるのは、戻れない時間だったり、変わってしまった街並みだったり。「古きよき時代」への愛情に満ちた短編集です。ビクトリア時代の少女との恋を描いた「愛の手紙」が最高。
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魔法とか大規模なファンタジーではなく、日常を題材にした小さなファンタジーを集めたもの。
『愛の手紙』が一番すき。
珠玉の短編集だと思われます。
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ブクブクナイトで紹介。
日本作家のように、雰囲気で情景を伝えるのが上手。
ガツッとした話を好む人にはまるで引っかからない本だと思うけれど、じんわりとその場の空気を味わえる、静かな良作。