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犬と一緒に暮らしていたころは、
17年間毎日欠かさず朝晩散歩に出かけていました。
散歩のときは犬と一緒の目線で世界を眺めていたので、
日々小さな発見がありました。
でも、愛犬が他界してからは、
散歩に出かけることもめっきり少なくなって、
小さな発見どころか
四季の移ろいにさえ
鈍感になってしまったような気がします。
そこで思いついたのが
カメラを持って散歩するということ。
写真を撮るという目的があれば、
ただただボーッと歩くということもなくなり、
いろんなものに注意が向くのではないかと考えました。
この本の著者はプロのカメラマンではありませんが、
散歩を仕事にされています。
なので、技術的なことには触れられず、
カメラを持って散歩するときの
心得みたいなことが書かれています。
絞りがどうだとか、露出がああだとか、
シャッタースピードがどうしたとか、
面倒なことは後回しにして、
とにかく気になったものや風景を撮りまくろう
といったような内容です。
これから気楽に写真を始めようとする方には、
ちょうど良い本だと思います。
べそかきアルルカンの詩的日常
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べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え”
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