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通信社の記者の鶴田とコンビニのバイトをしている芳賀桐江の2人を中心に話が展開。コンビニでの強盗事件をきっかけに14年前の殺人事件の謎に繋がっていく。悲しい話です。ヤクザがアダルトサイトの運営をしているのが、よくあるかわからないけど、展開が強引かなと思う。ただ、読ませる筆力は、流石と思う。
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残酷…
あまりにも残酷過ぎて、言葉になりません。
先が気になり一気に読みましたが、読んだあとはすっきりせず…悲しさが残りました。
救いが欲しかった。
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あまりにも哀しく切ない物語だったが、やたらシンミリさせずに描ききるのは
さすが誉田哲也の筆力ならではだろう。
解説にもあったが、これが「姫川玲子シリーズ」の第一作目になるかも知れなかったとゆうのには驚き。なるほど「姫川玲子シリーズ」から入った方々も、スンナリ入って行けると感じた次第。
今後も誉田哲也の活躍に期待大。
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2人の視点で展開する流れは面白いけど…ここまで救いがないと辛いかな。著者の作品の中では一番グロいかもしれない。
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竹内結子主演ドラマ「ストロベリーナイト」シリーズの作者、誉田哲也さんの最新作。
今回の主人公は20代の通信社社会部記者。
題材は、幼女誘拐殺人事件。
女性としては、堪えるほど残忍・気持ち悪い描写もあったが、最後の場面で少し救われた。
—全ての人にとって幸せである真実など存在しない。
—事実を、どう解釈するかは人それぞれの自由である。
—解釈する責任を負って、自由に解釈すればいい。
「何が本当で、何が嘘か」情報が多すぎてわからなくなる時代に生きる上で、自分なりの解釈をして生きていきたいと思った。
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読了!★★★★☆ 誉田哲也ミステリ
今回は通信社記者が主人公。
一見地味で色の無い主人公だが、運は持っている。
コンビニ強盗の現場に居合わせ、スクープ。
さらにはそれをきっかけに警察に通報も無い事件のタレ込みをもらう。
そこから芋づる式に過去の事件の真相が見えてくるというもの。
またヒロインが儚い。飾り気の無い素朴な感じ。
それはあんな事件に巻き込まれていれば当然か。
その事件がまた悲惨なのだ。
この作品は作家デビュー前の作品を書き直したものだそうだ。
そして姫川シリーズの前身でもあったらしい。
姫川じゃなくてよかった。姫川だったら、こんな事件に遭遇したら
自分を重ねてしまって捜査どころじゃないだろう。
千葉県某所が事件の舞台なのだが、よく取材してあるなぁと感心した。
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社会部の記者である鶴田はある日コンビニ強盗に出くわす。
犯人逮捕に協力し、さらにスクープも手にした彼。
しかし、このことが彼の運命を大きく変えていくことに。
後日、一緒に犯人逮捕に協力した男から、暴力団事務所襲撃の
ネタを入手し、調査を開始するのだが、そこから14年前の
女児誘拐殺人事件へと繋がっていき…
姫川玲子シリーズに近い、残酷な描写もある、ちょっとダークな
ミステリでした。解説によると、これは姫川玲子シリーズの
第一作になってたかもしれないものだったそうです。
うん、事件の雰囲気はよく似てるもんな。
ミステリそのものもなかなか楽しめました。
ひょっとしてこうなんじゃないか?って読者に色々と推理させつつ
最後に意外な(だけど突飛ではない)真実を明かす方法は
ミステリ好きにはたまらないね。
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題材が題材だからだろうな。誉田哲也の作品にしちゃものすごく読後感が悪かった。
出来がどうこうとは関係なく、オレは嫌いだ。
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吐き気がするほどけったくそ悪いお話。体調の悪い時に読むと本当にキツい。それでもグイグイ引き込まれたから凄いなーと。
突き抜けた救われなさがいっそ清々しい。
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もちろん面白くてぐいぐい読んじゃうんですが、読後は明るい爽やかな勧善懲悪な本を読みたくなりました(*_*)
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誉田さんにしては珍しく、警察ではなく記者を使ったミステリー。
桐江の過去が割と早くわかってしまうのが残念だったな。
被害者なのに加害者のという設定にこだわった作品ともいえる。
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14年前の幼児殺人が全ての元凶のなっていて、それに苦しめられる人々。桐江ちゃんが可哀想過ぎる・・・
救いのない話だとは知っていたので、覚悟はしていたのですが、苦しい。
確かに史奈ちゃんを殺してしまったのは桐江だけど、彼女の置かれた状況を考えると、最後は死ぬことでしか自分の罪・宿命から逃れる方法がなかったのですね。
日本はロリコン文化が根付いちゃっているから、こういう話は人事とはとても思えない。
なんともつらい、でも誉田哲也節がいっぱいの作品でした。
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誉田哲也『主よ、永遠の休息を』
(2010年9月・実業之日本社 / 2012年10月・実業之日本社文庫)
通信社社会部の記者・鶴田吉郎は、コンビニ強盗の犯人逮捕を偶然スクープ。現場で遭遇した男から、暴力団事務所の襲撃事件について訊ねられた吉郎は、調査の過程で、14年前に起きた女児誘拐殺人事件の“実録映像”がネット配信されていたことを知る。犯人は精神鑑定で無罪とされていた…。静かな狂気に呑み込まれていく事件記者の彷徨を描いた傑作、待望の文庫化。
実業之日本社、何でもかんでも傑作とか言わないようにね。そこかしこで引っかかる文体と言い、実在の事件を中途半端に題材にしている点といい、どう見ても素人の習作の域を出てないから。
誉田哲也はまだまだ積んであるので、次はハズレを引かないように注意しないと、一生読まない作家さんになっちゃう(^_^;)
50点(100点満点)。
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報道に必要なのは、少なくとも真実や真相じゃない。必要なのは説明と解釈、誰にとっても等しい真実はない。後半一気に読破。また違う誉田哲也の魅力のある一冊。
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インビジブル…を読んですぐに読んだが。。
これもグロイと言うか精神異常、破綻者が。。
警察でもなく、アウトローでもなく、
真実は…誰が悪いのか??
新聞記者ってのが目新しいかな。