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タイトルに惹かれて購入。
一つの場所を舞台に色んな人の事情からなる短編を集めた形式で、こういうのは好きなのだけどあまりストーリーは楽しめなかった。登場人物がみんなドロドロした物を抱え込んでるからだろうか。
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珈琲屋を訪れる様々な人々。それぞれが悩みをかかえていて…。一話一話を読むたびに、それこそ濃厚な珈琲を一杯飲んだ後のような苦味というか、重さを感じた。個人的には、主人公が買春している女子高生を説得するシーンが特に印象に残った。単なる道徳論ではなく、人生の苦味を知っているからこそ口にできるセリフ…。人は誰しも普通に過ごしているように見えて、問題を抱えているのだろうとひと思いにふけりました。
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主人公、宇田行介が商う珈琲屋を舞台にして、恋人の辻井冬子と島木を加えた三人の幼馴染みが、心に傷を持って訪れてきた人々とで織りなす人間ドラマの物語集である。
珈琲屋を訪れた人々は傷を癒していくことになるが、、ふとした切っ掛けで殺人を犯した過去を持つ行介だけは、何時までもその傷を引きずっていて、冬子との間がなかなか縮まらない関係が切ない。でも、何時かはと期待して、読み進んでしまった。
「珈琲屋」があれば、毎日通ってみたい。続編が楽しみ。
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過去に人を殺した男が営む喫茶店「珈琲屋」。
そこに集まってくる、暗い気持ちを抱えた人たちのエピソードを綴った短編集。
想像してたより重い話で、読むのが辛い部分もあったけど読了。
行介と冬子の2人、いいカップルだな。
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商店街の古い喫茶店のマスターの過去。幼馴染の冬子さんとの切ない恋愛をからめて淡々と短編が続く。
何かしら切実な問題を抱えた人々がお店に来て、なにかしら光明を得て?帰って行く。いくらでも続編が出来そう・・・楽しみ。
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前科ものがやっている珈琲店に気づくと、いろいろな人が吸い寄せられるようにやってくる。
そこで何が解決するわけでもないけれど、何かに気づき、何かしら心の整理をつけて進んでいく。
行介と冬子のこれからが気になります。
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こんな珈琲屋や友だちがいるといいなー この夏、美味しい珈琲がいただけるお店で1時間以上、本を読ませていただいた。キリマンジャロに続いてグァテマラをいただきながら。贅沢な時間だったけど、珈琲屋のマスターや常連さんとお話できるお店があるといいなーと思う。
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何か区切りをつけたい時、これから何かを始めたい時、淹れたての熱いコーヒーが気持ちの整理と勇気を与えてくれる。
小さな商店街の古い喫茶店「珈琲屋」を舞台に、訪れる人々のさまざまな人生が、温かいコーヒーのように深く染み込む。それは、甘いものではなく、とてもビターだ。でも味わい深い。
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なんといったらいいのか。
様々な人間模様。こういう心情に触れた作品はすき。
長編が好きな私は始め、短編で終わってしまってつまらないかも?と思ったが、そのあとちゃんと面白くなった。
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いわゆるジャケ買いです、はい。
内容はタイトル通り珈琲屋に集う人々の短編集なんだけど、一遍一遍(一人一人)の物語が重なり合って、
かもしだすハーモニーが素敵☆
短編なんだけど、伏線を回収していく中編を読んでいる感じ。
テーマは重いものを扱っているはずなのに、
昼下がりに珈琲でも啜りながら読みたくなる、不思議な温度感ともいえるものをもった一冊。
ちょいと違った人々の話に触れてみたい方、お勧めです。
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珈琲屋さんのカウンターで繰り広げられる心温まる内容・・・だと思って買って読んだら、全然心が温まらなかった一冊。行きつけ本屋さんのPOPを読んで買ったんだけど、だまされた!出てくる人たちに共感したり、感情移入できなかった。一言多かったり、基本的な考え方になじめなかったり、どうも魅力的な人間が出てこないと思うのは、私に合わないって事なんだろうなー。とりあえず、続編が出ても読みません。
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三章からじんわりと話しの良さがわかってきた。この物語を読んで、古女房を今一度見直さなければなるまい。
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本屋さんの「熱い珈琲を飲みたくなる作品」というキャッチコピーに惹かれて購入。
短編集で読みやすい。もう少しハッピーな話もあっても良いかな…。
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珈琲屋のお店の雰囲気はいいし、珈琲は熱々で美味しそうだけど、それぐらいかな。重すぎる過去を背負った主人公と想い人だけど、そう物語に入り込む事はなく終わっちゃった。
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珈琲屋さんを営む行さんとお店にやってくる人々をめぐる物語。美味しい1杯の珈琲でほっとすることも、救われることも、慰められることもある。自分で一生懸命丁寧に淹れるのもいいけれど、誰かに淹れてもらった珈琲を飲みたくなった。