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『三匹のおっさん』に通じるものを感じるのは、描かれているヤッさんの風貌のせいかな。
銀座や築地といった好きな街が舞台になっているのも、サクサク読めた要因か。
登場人物に感じる格好よさや潔さが気持ちいい!
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”特別なホームレス”ヤッさんのかっこ良い活躍が楽しくて
ドンドンと先を読めました。
人間関係がドンドン希薄になっていく近年
こんな熱いホームレスがいても良いかも。
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爽快!
ヤッさんのようなホームレスならわたしも弟子入りしてみたい。
人生 誇り高く胸をはって生きていこうって気になる一冊。
余談ですが、「ラブミー蕎麦」で出てくる常陸秋蕎麦、今度食べてみようと思った。
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美味しい魚がたべたくなるなぁ…人情に厚い話でした。ヤッさんの潔く誇り高い姿が快いです。他の方のレビューにもあったけれど映像映えしそうだなぁ。
原宏一四作目だけれど割と相性いいです。現実離れしていているのに現実味ある感じが絶妙。
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テンポはよくて読みやすいですが、話は浅いです。現実味がなく、主人公のキャラと違い、話全体は、こんな流れにすれば感動するでしょ?という要素が強かったです。
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先輩のおすすめで、原さんの本を初めて読んでみたけど、この本はなかなか痛快。
タイトル通り、「ヤッさん」というホームレスが主人公。
ホームレスと言っても、自分の中にあったイメージとは違って、自由人という感じの魅力ある人。自分なりの啓示があって、清々しい印象。親分て感じだな。
おれもこういった一本芯の通った人間になりたいね。
深い話ではないけど、楽しめる一冊。
ドラマ化したらおもしろそう。
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凄く面白かったです!
美味しそうなご飯がいっぱい。
人の温かさ。ぬくぬくです。
ヤっさんが本当に素敵です!
タカさん、おめでとう!!
好きな本が増えました!
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美味しんぼを思い出した。
問題事を料理に絡めて解決する所とか。
あの漫画もお腹すいてる時には厳しかったけど、
文章にされると・・・!!
ホームレス、その立場をフルに使って人間対人間の付き合いをする。
でも、飲食業がそれ出来るかなあ、なんて。
そういう所からも、タカの立場がどうなのかなあ、と思いますが、
ファンタジーのようで、美味しんぼのようで、
面白く読んだ。
一生懸命が活かされる物語でした。
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銀座のホームレスにして、食のコーディネーターであるヤッさん。
なるほど、この設定はありかも。
さぞかし破天荒は話が出てくるかと思いきや、料理店の理想と現実、築地市場の移転問題など、内容はいたってマジメ。
でもあくまで楽しく読めてしみじみする、素晴らしいエンターテイメントな一冊。
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2013.03.04読了。
今年11冊目。
とにかく発想が面白い!
ホームレスの話なのに全く暗くなく痛快!
ホームレスの情報屋。
身なりを最低限整えたホームレスが築地やレストラン、ホテルなどへ食材の情報を流し、謝礼に食事をごちそうしてもい生きている。
体力作りに毎日筋トレ、移動は全てランニング!
人に嫌われるどころかみんなに頼りにされている(笑)
こんなホームレスは見たことないし、実際にいたとしてもホームレスとはわからないはず。
ヤッさんのキャラは間違いなくホームレスではないし、むしろ人として筋が通っている気さえする(笑)
また美味しい料理がたくさん出てきて楽しませてくれる。
食べるのが好きな私にとって読んでて楽しかった。
それと一緒にもっとよく味わうことを頭に置いて食べていきたいなと。
ストーリーの中には密漁や、悪徳グルメ評論家、目先の欲にくらんで本業を忘れた人たちの話も出てくる。
どれも飲食業界で問題になっていることだけに(特に密漁)、本書でヤッさんがバッサリやってくれてるように、実際解決するといいんだけどな。
著者の本で床下仙人を前に読んでいて、それも面白いけど社会の問題への批判的な部分も含まれていた。
これも面白いだけでなく、いろいろ考えさせられる一冊。
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ホームレス初心者”タカオ”と築地市場と高級料理店を行き来する食通ホームレス”ヤッさん”の心温まる人情物語.とても読みやすく,元気が出る一冊でした.”タカオ”,幸せになれよ♪
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私は銀座、という場所に行ったことがおそらく1回しかありませんが、イメージはこんな感じです。
「高級、ブランド、マダム…」
なのでそんな街にホームレスが実際にいるかどうかも知らないけれど、もしいるとしたらヤッさんみたいに、小奇麗にしていて、それとは気づかれない感じでいるのかもなあ。
ヤッさんが築地と高級料理店を行き来して生計を立てているのは納得いったけど、タカオはそれにくっついて、「なんだお前ラッキーボーイだな」という印象しか抱けませんでした。
挙句結婚相手も就職先も見つけて。
お話は、「ちっ、タカオめ…」と思っていたので(やきもち?)あまり入り込めませんでしたが、築地市場の移転問題とか、密漁の問題とか、そういうのがわかってよかったです。
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本書はありきたりなホームレス小説(そう言うジャンルがあるならば)とは違う。
とにかくヤッサンの生き様は一本筋が通っていてかっこいいのだ。
ヤッサンは宿無しだが、所謂ホームレスとは違う。
そう、人生を謳歌し、人の役に立っている。
寝起きする屋根を持ってはいても
ヤッサンの生き様に敵う人は少ないかも知れない。
私を含めて…。
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何の前知識もなく読んだ本。
本屋さんで平積みされてたので手に取ったにすぎない。
内容は、昭和のお茶の間ドラマみたいな感じで、娯楽小説として読む分には良いんじゃないでしょうか。
読み終わってWiki調べると、なんと若い頃はギタリストだったとの事。
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ある青年がホームレスになってしまうが、そこで出会ったヤッさんと呼ばれるホームレスに出会う。
実はこの人物はホームレスでありながらその存在は料理人と食材を取り扱う間に走り回るフードコーディネーター的な存在であった。
生き方、哲学を食材や料理店を絡めたエピソードで書き上げられ人情味溢れる物語として仕上がっている。
数話のエピソードで作りあげらてりる本作、その作品ごとに出演する人物にありふれた身の上話なんかするなと一喝してしまうヤッさんの一言が凄く印象的だった。
話が進むごとに明かされるヤッさんの身の上、なぜこれほどまでに人に慕われている人物なのか?読み終わって話は完結してしまってはいるが続編があるならば次も読んでみたいと思える作品だった。