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紙の本
元気をもらえる1冊!
2015/09/26 10:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さと - この投稿者のレビュー一覧を見る
初、原宏一さんの小説でした。
元気が出ないとき、読んだらきっと元気になる小説!と何かで読んだことがあり、
早速、手に取ってみました。
読み進めていくうちに、物語のストーリー展開の素晴らしさ、ヤッさんの男らしさ、ヤッさんに弟子入りしたタカオの心の変化と成長、タカオとミサキとの恋模様などなど、続きが気になり、一気に読了。
最後はハッピーエンドで締めくくられ、読後感は、清清しさで胸がいっぱいになりました。
紙の本
シリーズ4まであるので、今手に取ると続きをすぐ読めるのが嬉しい面白さ。
2020/04/12 22:01
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホームレスの身でありつつも、いつも身なりをこざっぱりと整えて、日々の体調管理にも余念なく、パッと見は、ホームレスのステロタイプにはまらない。
彼らは、そうして、築地の仲買人と都内の料理人の情報仲介役…今日、築地にはどんな魚介が水揚げされたかなどと言う超旬な情報を、厨房からなかなか外に出ることができないほどに忙しい都内の名店料理人たちに。その料理人たちが、今欲している食材の情報をまた築地の仲買人たちへといった具合。…を務め、代わりに、築地の旨い魚やレストランのまかないなどを毎日三食、時に四食五食とありつきつつ生きている。この物語の立て付けからして面白く。シリーズ4作目まであるのでまだまだ長く楽しめるのが嬉しい。
紙の本
本当にあったら・・。
2016/03/28 17:14
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投稿者:ごん太2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホームレスながら築地に出入りしていてどの店にも頼られて優雅な暮らしをしている。ヤッさん自身も元超料理人。そこへ弟子入りさせてもらったタカオと繰り広げるグルメの物語。現実離れしているだけに、かなりワクワクする感じでおもしろかった。
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ホームレスの矜持とは・・・
2013/04/29 10:55
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
築地市場と料理屋の調理場を結ぶコーディネーター(情報の仲介屋)として、老舗の名店から絶大なる信頼を得ているホームレスが主人公という、絶対にありえない荒唐無稽な設定ですが、ハマりました。
本書は全部で6つの事件(短編)で構成されていて、銀座・築地・人形町等を舞台に、究極の自由人であるヤッさんと弟子入りしたタカオの二人のホームレスが、自分の仕事(?)を通して人助けをするという人情物語です。同時にタカオの成長物語でもあります。ヤッさんは30年くらい前の高倉健さんをイメージして読みました。
お仕事小説は「悲惨な面よりも明るい面を描きだし、絶望ではなく希望を描くことに眼目がある」と小説「あぽやん」のあとがきに書いてありました。そういった意味では、本書が属するジャンルは「お仕事小説」というところでしょうか。ぜひテレビドラマ化してほしいと思いました。
一方、各話に登場する老舗の料理屋やホテルにはそれぞれモデル(?)となる店があります。例えば、帝都ホテル(小説)=帝国ホテル、銀座8丁目鮨屋「みの島」(小説)=「水谷」、虎の門「砂藪」(小説)=砂場、銀座8丁目蕎麦屋「はし田」(小説)=吉田 等々。実在する料理店等を探すのも楽しいと思います。
昔、それこそ寅さんの時代には、ヤッさんのような人情味溢れる人は実在したのかもしれません。ヒトとヒトとの関係が希薄となった今だからこそ、ヤッさんのような存在に憧憬を抱くのかもしれません。とにかく面白くて、心に残る名作の一つとなりました。
紙の本
設定を受け入れられるかどうかがカギ
2021/08/03 17:45
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投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヤッさんが何故ホームレスを続けるのか。そこが納得できずに、物語の世界にはまれない。。