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好きな作家ばかりの短編集。短編集は久々だったがとても面白かった。
やはり浅田次郎は読ませるなぁ。
石田衣良、桜木紫乃、村山由佳はホロリとしてしまったし。満足。
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短編アンソロジー。
それぞれの作家の既刊本に収録されている話が集められているので、読んだことのある短編がいくつかあった。
短編ならではの良さがじわっとくる。うまいなって思う。
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こういった短編集は、今まで読んだことのない作家氏の作品に出逢える機会。
迷った時に、また読み返すかな。
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書店に入り手にしたのが短編工場。12個の作品が集まってまっせ。乙一と宮部みゆきの短編は読んだことあったけど、伊坂の「終末のフール」と同じ感じの「太陽のシール」が載っていたので購入うっす!
うん。このシリーズはほんわかしていていいね。今までの終末の話も混ざってきていたり、「あぁ~。こんなキャラの人いたなぁ~」ってのがいい。個人的には、この文庫の中では乙一の話が好きだな。前にどこかで読んだけど、あらためて読んでみて「いいね。」って思う。
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桜木紫乃さんの作品が読みたくて手にしたものの、一番心に残ったのは熊谷達也さんの「川崎船(ジャッペ)」。
戦後まもない東北・陸奥湾で鱈漁を生業とする家族を描いた一編。内容もさることながら、印象深かった最大の理由は登場人物たちの話す青森弁。とても惹きこまれた。音読したらもっと良いだろうけど、黙読だけでも素晴らしく、つい二度三度と繰り返し文章を追ってしまった。
もう一作印象深かったのは、浅田次郎さんの「金鵄のもとに」。南方の小島ブーゲンビルの玉砕部隊から一人生還した男が、自ら片腕を手放して"傷痍軍人"を名乗り生きることを決める。「何人もの兵隊を腹におさめて帰ってきた俺たちは、もうお国の勝手で飢え死んじゃならねえんだ。」
殺し合うことのみならず、"こんなこと"を一個人に課してしまう戦争というのは、どこまでも凄惨な地獄でしかない。
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2013年さいしょに寄った本屋は、いつもの駅前と違って、ターミナル駅のちょっと大きいとこ。小一時間うろうろして、暮れにもろた図書カードがあるしー、図書館もまだ開いてへんしーと、文庫2冊と新書1冊を購入。その1冊。
なんか小説読みたいなーと思い、しかし長ーいのを読むには疲れ気味で、短編集を選ぶ。12人の作者のうち、読んだことある人は半分。"とびきりの12編を厳選しました"というだけあって、どれもなかなかの佳作。時代ものあり、児童よみもの風あり、青春小説あり、SF風のもあって、(へー、この人こんなんも書くんや)と思ったのもあった。
奥田英朗の「ここが青山(せいざん)」が、くくくとおもしろかった。パパの会社トウサンてのは、さりげなくおやじギャグか? ジェンダーフリー系のつくり話(男女共同参画センターなんかが配ったりする作品)は"女役割"と"男役割"をむりむりひっくり返して、"女色"と"男色"を意図的に塗りわけたりしていて、あまりおもしろくないのが多いが、こういうエンタメ小説で”いろいろあらーな"ってのが書かれていくのが、いきりたった啓蒙や啓発より、よほどうまいと思う。
熊谷達也の「川崎船(ジャッペ)」もよかった。参考文献としてあげられていた『北の田舎の物語』や『脇野沢村誌』を読んでみたくなった。
(1/2了)
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12人の作家による短編集。お名前を知らなかった、熊谷達也さんという方の「川崎船」が、厚みのあるストーリーと、爽やかな読後感でとっても良かった!
その他にも、伊坂幸太郎、宮部みゆき、乙一、石田衣良、村山由佳等、安定した短編集。
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12作家12作品の短編集。
400ページ長となかなかボリューミーな短編集。
奥田英朗さん
井坂幸太郎さん
石田衣良さん
荻原浩さん
あたりの作品は面白かったかな~と。
自分が東北出身という事もあり、熊谷達也さんの作品は何か懐かしさがあった。
他はつまんない人もいた…。
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12作家の短編が集められた短編集。単行本化されていない作品も収録されているのでお得かも?内、3作は既読作品(「太陽のシール」「チヨ子」「陽だまりの詩」)
有名作家さんの作品ばかり集められている事もあり、基本的には外れ無し。今まで読んだことの無かった作家さんの話が読める、新しい出会いがあるのが短編集の良いところ。
今回は「ここが青山」奥田英朗と、「しんちゃんの自転車」荻原浩がヒット。どちらも独特の語り口がとても好き。特に「しんちゃんの自転車」は、優しくてちょっと怖くて悲しい感じがとても好き。このお二人の他の本は近々読んでみたいと思う。
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この短篇アンソロジーは好きな感じだ!
短篇アンソロジーって、気持ち悪い終わり方とか後味の悪い話が結構入ってて嫌だな…と思っていたけどこの本は比較的それが少ないので良かった。好みの問題ですが。
作家さんも安心のラインナップ。
乙一さんのだけどこかで読んだことがあるけど、どこだか思い出せなかった…?
熊谷達也さん存じ上げなかったけど「川崎船」よかったです。
方言の響きが気持ちよく、清々しかった。
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お得感あるアンソロジーです。
読書を始めてみようか?何から読めば?という方にはお勧めします。
奥田さんのが個人的に好きです。
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桜庭さんが書いてたので購入。初出のものはなく、テーマがあるわけでもないので、有名どころの雰囲気をちょこっとずつ味わえるアンソロ。気になりつつ読んだことない作家さんを読むきっかけにはちょうどいいのかなーと思った。それぞれの方の作品のチョイスが最適かはわからないけども。
石田衣良さんの『2人の名前』がすごく好きでした。道尾さんはやっぱり本格的に読みたい作家さんだなーと再認識。
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どの作品も楽しく読めましたが、個人的には奥田英朗さんの『ここが青山』が好きです。前から奥田さんの作品で『イン・ザ・プール』から始まる伊良部先生のシリーズはとても好きでしたが、この作品を読んでほかの作品も読みたくなりました。
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読んだことある話ばかりでびっくり。目次も見ずに短編集買った私がいけないんだが。道尾秀介の話にはどきりとした。