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京セラ 稲盛会長の新書。
以前に発刊した「敬天愛人」の新装版。稲盛会長の経営哲学について、京セラ起業からJAL再建までの具体的事例を通じて学べる内容。
会社経営に、フィロソフィーは不可欠であり、そのフィロソフィーとは、物事は全て原理原則に基づき判断、つまり、人間として正しいことを貫くという内容。ベストセラー「生き方」に続き、とても感動した。いつか盛和塾に入塾したい。
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この価格で稲盛さんのお話が読めるのは素晴らしいです。
人としてどうあるべきか、安易に流されないよう、日々読み返したいほど感動しました!
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2012年稲盛氏の最新図書、稲盛氏は京セラ・KDDIの創業発展に関わりまた、最近までJALの再建を徹底した人物である。KVIの経営方針とも非常に類似した面(というかKVIが真似した)がありますので、改めて本書を読むと考え深いものがあります。少し紹介します。
・原理原則で考える(物事を正・善・美といった道徳律で判断)
・お客様から尊敬される(尊敬まで達するお客様との絶対的な関係を築くこと)
・常にチャレンジ(どんな困難に遭遇しようとも絶対諦めない)
・高い志がエネルギー源(「世の役に立ち、自分も幸せだった」と死ぬ前に思えるように今を生きる)
・利他の心(思いやりや愛の心を持ってビジネスを考える)
上記のような哲学(フィロソフィ)で稲盛氏は経営を実施しているが(管理技術的にはアメーバ経営)、一番大事にしているのは「人の心」をベースにする経営とのこと。「全従業員の物心両面の幸福を追求する」が経営理念の一番にきている。従業員を単に甘やかすということではなく、フィロソフィに基づくWORKおよびLIFEを追及しつづけることだと思いました。
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経営は、経営者の人生が映る
温かくて、熱く、時に厳しくて、時に優しい、そんな稲盛氏の人生観が京セラ、KDDI、そしてJALに埋め込まれているのだと、よくわかる。
稲盛氏が一線を退いたJALは、このまま上空を飛び続けられるのか、見守りたい。
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2006年に出版された「敬天愛人」の新版。JAL再生の件が追加されています。やはり、現代日本の誇る最高の経営者だと思います。凄い。
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京セラ創業から第二電電(DDI)設立、そして、いま大きな話題となっている日本航空(JAL)再建に到るまでの、苦労と努力のビジネス・ストーリー。
名経営者・稲盛和夫氏のビジネスマン人生を、数多のエピソードを交えて綴った、臨場感あふれる「実践的マネジメント書」です。
◎茨の道が延々と続く先に成功がある
◎すさまじい闘魂と願望を持つ
◎自分自身を信頼する
◎動機善なりや、私心なかりしか
など、プロフェッショナルの行動の仕方、考え方のヒントが豊富に織り込まれている、「成功のバイブル」ともいうべき渾身の力作です。
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京セラ創業、KDDI設立、JAL再建に携わった稲盛和夫氏の著作。本書では大きく二点について語られる。(1)一つ一つの組織が環境に応じて変化し、社員が生き生きと働くことができるように試みた「アメーバ経営」(2)人として正しいことを行うという「フィロソフィ」を根幹に置き、売上最大・経費最少を目指す経営哲学。特に二点目は稲盛イズムの象徴であり、人生を豊かにするということが理解できた。本書においては、理想論・机上の空論が語られているにすぎず、実際の現場の状況をリアルに感じることはできなかった。よって、自身が実践した場合に明確にどのような効果が表れるか想像し難かった。しかしながら、「人として正しいか否か」を判断基準とするフィロソフィは互いの関係を良化し、例えその場は損してもいずれ得とることができる(期待するわけではないが)と考えるので、判断に困った時の指標としていきたいと考える。
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20代前半の頃は宗教っぽいと思って受け入れられなかった稲盛さんのフィロソフィー。今読んでみると、すんなりと心に響いた。
・心に描いた通りにものごとは成就する、成功を収めるためにはその様子が鮮明にカラー映像として見えるまで考え続けなければならない
・成功への近道などない
情熱を持ち続け、生真面目に地道な努力を続ける。このいかにも愚直な方法が実は成功をもたらす。
・人間として正しいこと、善きことを貫くことが大切。
・相手のためと思ってやった善きことが巡り巡って大きく自分に返ってくる。
本の中で言っている経営哲学は、どれも奇抜なものではなく、人間として正しいことを情熱と熱意を持って継続しましょう、という当たり前のこと。
目の前の仕事の大きさに限らず、当たり前のことをずっと継続していくことが難しく、最重要なんだと改めて認識した。
ちょうど並行して読んでいた『自分の磨き方』と同内容の記述が多数あり、ドキッとした。
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稲盛先生の本は、もう何冊も読んでいるが、同じことの繰り返しだけど、ためになる。原理原則を貫くことは、なかなか難しいけど、生きるための基本。「フィロソフィ」を持って仕事に取り組むことがいかに大切か。最後のJAL再生の話は感動的であった。
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チェック項目13箇所。お客様に接する姿勢としては、お客様の召使いとも呼べる位置づけを甘んじて受け入れるように言ってきた、「甘んずる」という意味は、嫌々という意味ではない、自ら喜んで、気持ち良くお客様の召使いを務めるように言ってきたのである、お客様の召使いが務まらないようでは、どんな立派な販売戦略も絵に描いた餅でしかなく、また仮に一時的に成功したとしても単発に終わり、持続的な成功を収められるはずがない。お客様に対する態度、サービスだけは限界がない、だから召使いのように徹底して、お客様に奉仕しなくてはならないのである。製品には、つくった人の心が表れる、粗雑な人がつくったものは粗雑なものに、繊細な人がつくったものは繊細なものになる。私は、完璧な作業工程のもとに、「製品の語りかける声に耳をすます」というくらいに、繊細で集中した取り組みで、「手の切れるような製品」をつくり上げるようにしなければならないと考える。私は、「世の役に立ち、自分も幸せだった」と振り返って感じられるような生き方が、究極的には人々の求めている人生の姿であろうと思う。パーフェクトであろうとすることは、自分を甘やかそうとする気持ちを抑え、言い訳を許さず、仮借ない態度で常に自らを律することを意味する。必要な瞬間にだけ集中すればいい、というような安易な態度ではない、張り詰めた緊張感で日々仕事に取り組み、あらゆることに真剣に対処する、そのような習慣を我がものとすることが必要なのである。信じ合う仲間から称賛と感謝が得られるということが、最高の報奨なのであり、そのような人間の本質に基づいた考え方が、社員に自然に受け入れられるようになるためにも、前述した経営理念や京セラフィロソフィが必要不可欠なものになるのである。「能力」や「熱意」の重要性については、誰でも分かっているかもしれないが、この「考え方」や哲学が、人生においてどれだけ大切かということは誰も教えてくれない、しかし、この方式式で分かるように、人生においては、正しい「考え方」を持つことが一番大切なのである。利他の心(思いやりや愛)とは、自分だけの利益を考えるのではなく、自己犠牲を払ってでも、相手に尽くそうという心であり、人間として最も美しい心である、私は、ビジネスの世界においても、この心が一番大切であると思っている。私はすべての判断の基準を「人間として何が正しいか」ということに置いている、この「人間として」というところが大切である、京セラにとって何が良いかということでもなければ、ましてや私個人にとって何が良いかということでもない、一企業や一個人としての利害得失を超えて、人間として公明正大で天地に恥じることがないというような正しい行ないを貫いていこうということだ。私の経営哲学とは、決して難しいものではない、「人間として正しいことは何か」と自らに問い、「正しいことを正しいままに追求していく」ということである、たとえば、子供の頃に両親や学校の先生から教わった、「嘘をつくな」、「正直であれ」などといったことであり、そのようなプリミィブな教えを判断基準として忠実に守り、実践することが大切であると考える。「いかに生きていくべきか」、「人間として何が正しいのか」ということを常に学び、実践と反省を繰り返していくことに努めない限り、人間とは堕落するようにできている。人間と言うのは、一人では成長できない、志ある者たちが集まり、揉まれ合うことによって、より素晴らしい人間に育まれ、その集団もさらなる成長発展を遂げていく。いくら、「利他」が大切だからと言って、競合他社に利を譲り、自社が不利益を被るということを、私が推奨しているわけでは決してない、経営とは厳しい世界であり、市場における厳しい企業間競争に勝ち抜かなければ、どのような企業であれ、いずれ淘汰されてしまうことになる。
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京セラ、DDI、KDDIの企業設立からJAL復興にむけた活動を簡単にまとめ、その背景となる経営の考え方をまとめたもの
何かの雑誌で田原総一郎が「稲森さんは宗教だからな」と言ってたのが思い出される。確かに経営学ではない、経営哲学だろう。
それはシンプルな内容だ
「すべての物事を原理原則にまで立ち返る」
「人として正しい事を正しいままに貫く」
「売上最大、経費最小」
・・・最終的には正しい事をしていれば報われるようなことまで書かれてる。
本当かいな、と思いつつ、ここまで徹底して実施してないから何とも言えない。
「毎日を完璧主義にやりきる。その自身をもつ」
「手の切れるような開発をすべき、妥協は無い」
「経営者とは何か、企業とは何か。経営社は企業を代弁しなければ。
私心があってはならない」
「私心がないか。。。。半年間自問し続けた。結果、無いと言い切れることを確信してDDI設立に向かった」
強い信念を感じた。
思えば、松下幸之助の本にも、事業をどうするかで「私心がないかを自問」したとの記載があった。偉大な経営者には共通していることがあるのだろう
その他気になった言葉
・人は自分の人生や仕事に生きがいを感じたいもの
・成功していく中で人間性、哲学、人生観を成長させなければならない
そうしないと成長は維持できない
・人は一人で成長できない、志あるものが集まって、より素晴らしい人間に育まれ、成長発展を遂げていく
・JALでは計画と実績の報告と理由を発表してもらった
実績はリアルタイムで知らなければならない、日単位
売上、経費。。
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考え方×熱意×能力
当たり前のことを当たり前にやる
これだけだね。それができるようにがんばろうって本
著者の他の本も読んでみよう
・人の心が一番大事
・京セラの経営理念「全従業員の、物心両面の幸福を追求する。人類、社会の進歩発展に貢献すること」
・原理原則で考える
・本質からものごとを追求する
・企業においても、個人においても、能力を未来進行形で考えることが重要である。あえて自分の能力以上の目標を設定する
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著者の体験を基に、成功する行動の仕方、考え方のヒントが学べます。いつも手元に置いておきたい一冊です。
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人生のバイブルのような一冊です。私の行動基準を決められた大切な本となりました。
活力も得ることのできた、経営学や思想と自己啓発にもなります!是非読むことをオススメします。
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経営者としてよりもまず「人間として」の生き方を説いた本。考えていることは共感できるし、シンプルだが熱い。
「努力を継続する」「利他の精神」「挑戦」「強烈な意志と熱意」「
美しい心」「人間として何が正しいか」といった言葉が響いた。
自己中にならず客観的かつ全員にとって良い着地が出来ることを意識して仕事、生活していきたい。
自身の経験をもとに著している為、読みやすい。読了時間1.5日(通勤のみ)