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散歩先が良いなと思い、けったいなおっさん2人の珍道中?との期待で読み始めたが、違った。かなりぐっとくる言い回しと考察に感動すること多々。掘り出し物発見、という感動を味わえた。前著も是非読みたい。、
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対談形式なのにおもしろかった。
学生時代に東京近郊で生活してた人はにやにやできる。
この前に出版された「人生を救え!」も読みたい。
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この手の本は評価にあんまり意味がない気がする。
町田康といしいしんじの両氏が好きな方、或いはどちらか一方を愛されている方にとっては、当然面白い本だと思う(いしい氏が好きで、町田氏が好きじゃないという人はもしかしたら、町田氏の態度がでかいように映るかもしれない)。
逆に、町田康にもいしいしんじにも興味がないという方は、そもそも絶対にこの手の本を手に取ったりしないだろう。
では、この本が面白くないか。と言われれば、少なくともある性向を持った人には間違いなく面白いと言えると思う。
その性向とは、たとえば、飲み屋に行った時、一緒に行ったツレとの他愛無い会話より、カウンターの隣に座ったサラリーマン風の男たちが店のオヤジと交わしている会話の方が気になるというようなものだ。
つまり、何を話すかだいだい予想がついているものより、予想もつかないなにかちょっとしたこと、を求めるような性向を持っている人には面白い本だと思う。
町田康といしいしんじという強烈な個性が対談しているわけだから、そこから繰り出される知見が面白くないわけがない。
そういう意味で、この本はとても面白い。と思う。
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2人がかつて関わりのあった町を歩き、ときには寄り道しながら、思い出話にふけったり、目についた物事について、思いのまま語り合ったりという対談集です。これといって人生に役立つ事柄が話し合われるわけではありませんが、ときにはこうして、来し方を振り返ってみるのも良いですネ。ここに中島らも氏が加われば、さらに浮世離れした、エキサイティングな面白対談になったことでしょう。残念です。