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単に好みでなかった、それだけなのか、
それともわたしの読解力が乏しかったのかわからないけど、最初から最後までタコリの存在や主人公の名前など小さなものに馴染むことができなかった。
ハコリには幼い頃から見えるタコのタコリがいる、
うーん馴染めない。タコリの意図とかよくわからなかった。単に白塗りの祖母を持った化粧品開発の主人公とその兄弟、家族の話ではだめだったのかな
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お仕事小説と家族小説が、並行して展開していたけど、
欲張りを言ぅと、どっちつかずな印象もあったかな。
化粧品会社は、あまり馴染みのなぃお仕事でもあるし、
化粧品会社のお仕事小説に、特化してもよかったかも。
また、作品のボリュームのわりには、登場人物も多く、
各キャラクターが、さら~っとなってしまってたかな。
あと…、タコリといぅピンポイント・キャラクターも、
うまく活かしきれてなかったよぅな。ちと、おしぃ…。
全体的には、悪くはなかったと思いますよ。特に…、
化粧品会社が舞台なので、女性には興味深いのでは…。
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うーん。最後までくると以外に深い?って感じもしたけれど・・
人にすすめれるかというとよくわからないことばかりで難しい本でした。
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化粧品メーカーの研究部に勤める秋山箱理の肩には、目に見えないゆでだこの「タコリ」が乗っている。子供のころ世の中とうまく折り合えなかった箱理をいつも助けてくれたタコリが、17年ぶりに再来したのだ。それとともに、平和だった箱理の家族と仕事に波乱が生じはじめて・・・。なぜか完璧な白塗り化粧で素顔を隠しつづける祖母・ヨシエ、奔放なライターの姉・今理、熱血漢の弟・万理とその恋人、化粧品開発に賭ける同僚ら個性豊かな登場人物の織り成すドラマを温かく、ときに切なく描く魅力作。
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箱理は空想の産物(?)のゆでだこのタコリを肩にのせているちょっと変わった子どもだった。大人になったいまは、化粧品メーカーの研究部に勤めている。相変わらず浮世離れしてはいるが、仕事はやりがいがあり、まあなんとなく職場の人間関係もうまくいっている風である。そんな折、しばらく現れなかったタコリが姿を現した。姉の今理、弟の万理とのあれこれ、祖母ヨシエさんの白塗り化粧の秘密、職場の同僚とのやり取りや仕事の達成感、そして工場での仄かな恋心など、箱理の日常は平穏なんだか波乱万丈なんだかよくわからない。でも、何があっても箱理は箱理でいてほしいと思わされる一冊である。
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化粧品メーカーの研究部に勤める箱理の仕事と家族、そしてほんのり恋の話。
白塗りの祖母やゆでダコのタコリを筆頭に
キャラの濃い人々満載なんだけど
満載過ぎて活かしきれてない気がした。
話も家族と仕事とどちらにも盛り込みすぎて勿体無かった。
化粧品開発の現場なんて物珍しいので
そちら寄りで1本書いて
続編で家族重点なら良かったのでは。
【図書館・初読・1/7読了】
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化粧品メーカーの研究室に勤務する27歳のハコリのお仕事小説。時々クスッと笑えるユーモアがあり清々しいストーリーでした。タイトルのシロシロクビハダは白塗り化粧のハコリの祖母のことで、そういう名前の妖怪がいるそう。iPhoneでは白白く美肌と変換されましたがそういうことなのかな?もう一つの重要な登場人物、ハコリのダイモンのゆでダコのタコリの存在はちょっと不可解でした。
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箱理、雪見堂(化粧品メーカー)の研究部に勤める27歳。
新ブランド商品に頭を悩ませ、久しぶりに再会したタコリ(他人には見えないゆでだこ)、ヨシエさんの秘密を知ることになり、弟・万里の結婚問題も絡まりながら恋に目覚めていくぼんやりOLのちょっと変わった日常。
ラストがなんかぱっとしなかったな。
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読み始めこそ、深夜枠のアニメに向いてそう と思いましたが、化粧品研究所の舞台裏とか、あまり知られていない部分がフューチャーされており、最後に向かって一気に完読でした。
妄想生物タコリちゃんをもっと読んでいたいと思うほど楽しかったです。
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図書館で書棚を眺めていて、確かこの作家さんの本良かったよなあって思い出して、借りてきた。正解だった(^^)v
主人公の箱理。一風変わった子なんだけども、気にせず、すくっと立っている。私、こういう子がすごく好きみたい。愛おしくなっちゃった。
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なんとなく、主役はおばあちゃん?という感じ。
おばあちゃんが全体をうまく締めている。
それぞれのキャラクターがよくて、特に箱里が好きだった。
人をきれいにする。自分がきれいに装おうということを
意識していく心の動きも良かった。
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始めは不思議ちゃん系小説かと思ったけどお仕事小説だな。
登場人物がみんな可愛らしい。カナコちゃんが特に。
癒される本です。
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化粧品会社に入社して4年目になる秋山箱理(はこり)。研究部に所属し、新しい商品開発を含め5つの商品を研究しています。箱理の家族は個性豊かな人たちばかり。箱理は仕事で壁にぶちあたりながらも懸命に取り組み、家族の問題に直面しながらも光を探して前に進んでいきます。その姿には多くの人が共感できるのではないでしょうか。
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昔からどこかぼんやりした子だった、化粧品会社に勤める箱理の肩に、幼少期に彼女の目にだけ存在したゆでダコ、タコリが再び姿をあらわした。
裸族で自由奔放で強気な姉の今理、容姿端麗の優しい弟の万里、三姉弟の祖母のヨシエさんは、どういうわけかずっと白塗りの顔をしていた。
誰もヨシエさんの白塗りについて言及できないまま、箱理は化粧品開発に奮闘し、人間関係を経て成長していく。
箱理のように、どこかぼんやりして抜けている子っているよね。
要領の悪い不器用な人にたいして苛立ちや嫌悪をあらわにする人がいるはずなんだけど
この場合周りの人がみんなとても温かいからこそ箱理が成長できたよね。
化粧は女性にとって大事なものだよね~。
お話全体が西加奈子に雰囲気が似ていた。いろいろおもしろかった。
白塗りの人っているよね。ぎょっと思うくらいの白塗り。ヨシエさんを通して、そういう人の心理がちょっと垣間見れたような気がした)^o^(
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お化粧にはいろいろな感情・決意がこめられているのね。お仕事ものとしても興味深いし、3姉弟ものとしても楽しい。いい姉弟だなぁ。
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ヤングアダルト系の作家だと思ってました、椰月美智子。
これはお仕事系?なお話です。
まぁまぁ面白かったです。
最近多いなぁ、この系統のなんかとりあえず主人公が変わってます系の小説。
この小説の主人公の箱理もそう。
名前からしてあれですが、人のいうことを額面通りに受け取ったりするあたり、ある意味ありがちな不思議チャン設定。ていうか、あれなんじゃないでしょうか。修辞的技法を解さない障害がありますよね?
理系で化粧品メーカーに勤めてます。
彼女の周りにいる人々も何かしら変ですが、最大の変はおばあちゃんのヨシエさん。強烈な白塗り。というわけで題名は箱理が小さいころにつけたヨシエさんのあだ名。
後に、この謎は明かされます。
ありがちな「普通の」OLとの掛け違い系のトラブルや車いすの彼女を連れてきた弟へのヨシエさんの反対、箱理の年上男性への恋などを経て、なんとなくもうちょっと知りたい、のほどよき手前で終わります。
んー。なんていうか。
さらさらしてて全然後に残らない。
かもめ食堂とかすいかとか好きな人は好きかもしれないな。
変わってると思わせたい描写が出るたびに「あー、それあったな、なんだっけ?」という気分になる不思議。
化粧品メーカーのお仕事がわかったのは良かったです。