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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
一枚の葉っぱが旅をする。
いのち。葉っぱには葉っぱの人生(?)があるのだね。
絵がきれいでよかった。
なんか詩みたい。
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大好きなムラースコヴァーの絵本。新しいのが出てたので早速チェックです。きれいなピンクと黄色の葉っぱの一生・・・姿が変わっても後悔せず生を満喫するんだね。
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こどもの誕生日に頂きました。
6歳で読むには難しい(笑)
いや…オトナなワタシでも難しい(苦笑)
たぶんいいことを伝えているのだろうけど…
うーん、哲学的な絵本という感じです。
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一枚のかえでの葉っぱが、木から散って、未知の広い世界を感じながら様々な経験を経て命尽きるまでの、一生を描いた物語。
絵が感動的。素晴らしい!
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大きながけにある一本のかえでの木。そのかえでの葉っぱは木から旅立ち、遠くまで飛んで行くのを楽しみにしていました。しかし、葉っぱが落ちたのは大きな石の間。そこへ少年がやってきて、葉っぱを助けてあげ、こんな約束をします。「いつか戻ってきて、話を聞かせてよ」と。葉っぱの旅が始まります。(約15分)
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大きな崖に、カエデの木が1本。
そのカエデから落ちた1枚の葉。木から離れたら遠いところに行きたいと思っていたのに、大きな石の間に落ちてしまった。
銀を探して崖に来た少年が、偶然カエデの葉を見つけて、カエデの葉を拾い、風に乗せて飛ばした。
「いつか戻ってきて、話をきかせてよ」と約束して。
カエデの葉はあちこち旅をし、だんだん色は悪くなってしまう。冬になり、雪の下でじっとして、春をまつ。そして細い、灰色のクモの巣のような骨だけの姿になってまた風に飛び乗りました。
少年と出会った時には、少年は焚き火をしていた。
そこに降り立ったカエデの葉は大急ぎで旅の話を少年にした。
小さな声だったけど、少年はカエデの話を聞き、満ち足りた気持ちになった。そしてカエデは燃え尽きた。
絵本のラストはこう
``だれでも、たき火のそばではしあわせになるものです。
なぜかわかりませんが、そうなのです``
たき火の炎を見つけて、そんな想像をするのも悪くない時間だと思う。
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崖の淵で色づいた楓の葉が、少年と出会い、風に飛ばされて、旅を終えるまでの一生を描いた作品。
子供よりも大人に響くであろう、渋く、余韻のあるストーリーだ。
絵が地味だからとっつきにくかったし、モチーフ的に面白くないだろうと思ったが、以前読んだ『なかないで、毒きのこちゃん』同様深い話だった。
日本語訳が美しい。
哀愁のある出久根育の絵もぴったりだ。でも主人公の葉のフチはピンクではなくオレンジに塗られているから、子供が読んだら突っ込みたくなると思う。
この絵本、元は童話集の一編だというが、作品集丸ごと読んでみたいものだ。
とてもあたたかく美しい話を描く、いい作家だと思うんだけど。
いつか翻訳されないだろうか。
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「いのちはどこへ行くの?」図書館の秋の絵本特集の棚に並んでいた、一際目を引く美しい表紙。1枚の葉っぱの一生をめぐるお話でした。木は命があるってわかるけど、落ち葉の1枚を1つの命として考えたことなかったなぁ。あんなに美しかった紅葉が色を変え、姿を変えて、骨のようになって。それでも「これも悪くないな」と受け入れて、旅をつづける葉っぱの最後とは…。誰かの心の灯火になれたなら、そんな幸せなことはないなぁ。
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金色で片方の縁がピンクの美しい一枚の楓の葉の冒険。風に乗せてくれた少年との出逢い、再会。綺麗や色とファンタスティックな造形の人物。
出久根育という作家は本文の単なる説明ではなく、次や一つ手前のタイミングをとったり、結果または前提になる状況を表現したり、文章と絵で立体的で多層な物語を演じる。そのスタイルにふさわしい文章を選んだり、自ら執筆する。
#かえでの葉っぱ #出久根育 #ムラースコヴァー #関沢明子 #理論社
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「いのちはどこへ行くの?チェコの美しい風景を旅する、ある葉っぱの物語。森の国チェコで育まれた知性と日本の画家の出会い。BIB世界絵本原画展グランプリ受賞作家の絵本。」