紙の本
国語学習は如何にあるべきや
2021/03/26 14:59
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
「銀の匙」を扱った授業で名を馳せた著者による、
国語勉強指南書。
章立ては、現代文、古文、漢文、文法、文学史、
となっていて、頗る包括的。
小手先の受験対策ではなく、
国語を勉強する心構えから説き起こす、
重厚なつくり。
紙の本
スローリーディングの極意
2016/03/18 09:17
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投稿者:kazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずっと興味があって、読みたいなーと思っていました。
受験勉強にとどまらない、スローリーディングが学べます。
受験生は(私も含め)効率を求めがちですが、時にはこういう読み方も必要だと思います。テックニック云々じゃなくて学ぶ心得を習得する本です。
時間はかかりますが、テキストを一冊決めてこの読み方を実践してみようと思いました。
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考えていた内容よりもずっと実用的で現代的な勉強法であった。
具体的な国語の勉強法に興味がなくても 7まとめ の章は、大人にとっても改めて考えるべき、日常生活のコミュニケーションに関するヒントがあるものと感じた。
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古文・漢文を学ぶことの意義を具体的な例を通して知ることができた。また、古典の学習法など詳しく書かれていたので実践に移していきたいと思える内容だった。
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1968年に著者が書いた『灘高式勉強法/国語』を現在に会わせて書き直したものです。
この手の本は、勉強のコツを教え、即効的な効果を狙ったものが多いですが、この本はちょっと違います。
じっくりと取り組むことで本当の力がつく、と言っています。
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勉強に即席はない、ということを教える本である。これだけの勉強をできる生徒は、寝る時間がないということもあり得るであろう。
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日本語を無視したり、その勉強を軽視したりすることは自らを卑下することになる。それは耐え難いことであり、日本人としての誇りは、国語を尊重することによって得られる。国語の勉強は生涯ついて回るもの。日本の国語の勉強は誕生と同時に始まっている。
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灘高が東大合格日本一になった68年に「灘高式勉強法/国語」が出版され、苛酷な詰込み式教育としてマスコミの批判を浴びたという。それが40数年ぶりに上梓される著者の喜びが伝わってくる。受験対策ではなく、本物の国語教育・学習はどうあるべきかを考えさせてくれる素晴らしい本だと思う。(マスコミの罪は重い!)現代文の「銀の匙」に限らず、古文は「徒然草」、漢文は「論語」、漢詩、故事成語などを覚えることの味わい深さを教えてくれる。高校生だけでなく広く一般社会人も教養のため、もう一度古典を繙いてみたくなるのではないだろうか。
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国語という科目は何となくできてしまっていたので、そんなに勉強した記憶はなかったが、この本を読んで、実はそうではないことを思い出した。もちろん、橋本氏がこの本で述べているようにていねいな学習をしてきたわけではないが、自分の予習ノートの作り方を思い出すと、共通な部分が多かったことに今更気が付く。国語をしっかり身に着けようという優等生な目標からではないが、やはり、教科書というテキスト(テクスト?)を十分楽しみたい、という気持ちは強いものだった、ということだろう。じっくり味わうことの大切さは今でも変わらない。
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橋本武/著
“伝説の教師”橋本武が長年の教師経験をもとに、国語の勉強法を伝授。詰め込みではなく自らの中にあるものを引き出す勉強法とは。勉強の喜びを見出しながら、真の国語力を身につけるための学び方がここに。