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やや 専門用語(?)が 飛び交い過ぎて 理解不能なとこが 随所に出てくるが 二人の軽快な会話は、楽しかった。
女に生まれて 良かったかなと 思えた。
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初めてこの手の本を読んだ。言葉が難しく、読み始めは「もうここで止めようと」思ったが、とにかく読み進め、しまいには2日間でいっき読みとなった。面白かった。
読み終わった心境は「自分の気持ちを大事にしよう。子供のためなど大義名分は通用しない。自分のため」。他にもあるのだが、ボキャブラリーが少ない私は、この思いを言葉にできない。くやしい。
「対話によって化学反応がおこり、自分の中から何か新しいものがひきだされる」人と会話をしていこうと思った。人脈が大事。私は損得なしに人に尽くすことができるのだろうか。できるはず。
・予測誤差
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すっきりするんだよね。
彼女たちのいいっぷり!
話しっぷりっていうのか。
上野さんはアタシなんて崇拝に近いのですが。
ひと世代上、この世代の女性方々の社会進出って。
端々に出てきますが。
それは、それは。
が、あって。
対談相手の湯山さん。
アタシより少し上の年齢。
そして、今の女性たち!
難しい言葉というか。
単語もでてきて・・・。
おりますがぁ。
いい大人となって。
~親になろうがなるまいが、年を経てきた人間のある種の責任だから。それを(与える寛大さ)持っている大人と持っていない大人がいる。~
なるほどね。って。
思える自分に気がつく。
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仲間と会話を楽しんで、共感しながら、ただ感じるだけじゃなく、思考している。
これにまさる快楽は無いでしょう??
このためには、読書とかして、見聞を重ね、教養や文化貸本(この本で語られている)を身に着ける以外は無いんじゃないか・・・・
快楽は上等なり!!!
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確かに面白かったのだが、お二人の対談の力強さには脱帽である。
秘めた話も全てあけすけで、女性の視点から考えると実に興味深い。
女性同士だと、友達でもなかなか踏み込めない内容だ。
男性読者はどんな感想を抱くのだろうか。
男性側視点の考えも聞いてみたいものだ。
フェミニズムが女性解放を求める思想と実践だとしたら、どのように開放されるのが理想なのかもう少し続きを聞きたい気がした。
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そういう考え方もあるのか、という部分と、自分の中ではまとまっていないこの気持ちはこういうことだったのか、と目からうろこの部分があります。
世の中はきれいごとばかりじゃないのね、とドライな気持ちがいい感じに感じられる一冊。
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久しぶりに上野さんの本を。これも去年の6月末に購入して放置してたみたい。湯山さんという人は、この本を読むまで全然知らなかった。名前を耳にしたことがあるくらい。
リズムがいい対談集だけど、結構読むのに時間はかかった。前半が面白い、後半はちょっとだれる。上野さんが自分の育った環境について語ってるのってそんなに読んだことがないき気がするので、その点は新鮮だった。
P19 カズオ・イシグロの話が登場する。湯山さんは全作目を通してるっぽい。
P90 上野:あの「お母さん」という呼びかけは、絶対やめた方がいいと思う。
P94 湯山:百恵と聖子ちゃん比較。
P106 カツマー型アプローチの限界。
P123 上野:産むも地獄、産まぬも地獄なんだけど、その被害者が私の目の前に現れるから、身につまされる。性格が歪んでいたり、かわいげがなくて、愛せない子どもたちも多い。でも、私が最後のところで踏み留まって、彼らの味方をしようと思うのは、「あなたがこうなったのは、あなたのせいじゃない」という気持ちがどこかにあるから。好きでこうなったんじゃない。私は親にはならなかったけど、「何があっても、私はあなたの立場に立つよ」というのが、教師としての自分の足場になってるのよ。
P316 湯山あとがきに登場する、上野還暦パーティー時の姜 尚中イケメンエピソード。笑
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このパワーについて来れるか?
3、11以降を生きる、と銘打ってはいるが、社会が大きく変革したというには私は弱いと思っている。
確かに脱原発、政権交代など大きな転換点ではあったはずなのに、人生を変える、日本を変えるうねりはあっただろうか?
本書もそれに似たような印象で、そんなに異なった生き方を提示しているとは思えなかった。
ただ、予測誤差への対応能力という提案は面白い。
一方、SNSについては上手く使えば確かに自分の応援団は増えるかもしれないが、一般人においてはそこまで増えるか、結局ガラパゴスを点在させているだけで、現実世界と乖離していくだけではないのかという疑問も。
自分の中で賛成と反対と保留をごった煮にしていく対談。
このパワーに体当たりしていくのは面白い。
子供を持つという選択に対してNOという答えも正しい、これは面白い。
他社の話を聞くと、時短勤務を取るんだったら辞めてくれというのは未だにスタンダードのようだ。
このまま出生率がどんどん下がって日本沈没もいいかもしれないな、そんな悪魔のような思いがでてくる。
それではいかん、というのが上野、湯山の語りではあるのだが。
もう一つ、ロマンチックラブ幻想について語っているのが興味深い。
「たった一人のあなたに私丸ごと、受け止めて」
こんなものは無理だ、というのだ。
うむむ、私も思い当たる節が......それは、オコサマ的発想、大人になりたくないというエゴイズムがあるのだという。
それは「ポケモンマスターになる!」レベルのお話、といわれると少し自分が恥ずかしくなる。
また、親子になると今度はそれが支配する、されるの関係になる。
この親子関係の問題は近年問題にされているので、それと併せて考察するのもいい。
性について。
興味深かったのが「美魔女」についてだ。
将来は美魔女を目指そう、と思っていたが止めた。
自分の年齢を受入れられない、若くなければ女でないという考えが根底にあるといわれてしまうと、椅子を蹴っ飛ばして「だったらならん!」と言いたくなってしまった。
湯山氏は上野氏と似たような発想であることは否めない。
それを迎合とも言えるかもしれないが、似たような意見を持っているからこそ、本書のパワーがあるとも言える。
二人に対する反論も聞きたいとは思うが.......
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上野さんの本は多々読んでいるが、湯山さんは初めて。この二人の対話が知的な漫才を聞いているようで、心地よいやり取りであるが(対話は化学反応)、男子としては耳が痛い話は多々ある。それを差し引いても男子が読んでも痛快な本であった。何度も出てくる予測誤差というキーワードが、快楽と自由を結びつける言葉であり、人のつながりも関連させる言葉であった。
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何とも痛快な対談本でした。
あまり3.11とは関係ない内容も多かったですが、単純に楽しめました。
『地縁、血縁より選択縁』という上野先生の言葉。
そして『近くの親戚より遠くの他人』を思わせるエピソードに、いざという時の人脈の大切さがわかりました。
自分の考えに賛同してくれる『応援団(味方)』がいれば強くいられる。
『よく友達に相談したら言下に否定されたというけど、そんな人は友達と呼ばない、相談する相手が間違ってる』
と言い切れるのは流石です。
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のっけから原発についての偏った意見の交換で読むのをやめようかと思ったが途中からグッと面白くなった。
※効率化優先の人は文化的素養が欠落している。
※恋愛やセックスは「予測誤差」がある遊戯
※地縁、血縁より選択縁
※