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著者はスウェーデンで木工工芸を学び、現在は秋田県に住んでいます。木を使ってものを作ることの面白さをスウェーデンで学びました。それだけでなく、スウェーデンの子どもたちは教育の中に浸透している「木工」という授業を通して、一から道具を自分の手で作ることを自然と身に付けていっていることを知りました。日本も「木」という材料を使ったものづくりには共通する部分を持っています。創造しながらつくっていくという楽しさを感じられる本です。
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スウェーデンに木工クラフトを学びに行った秋田大学教授の木工に対する思いをつづる。大工さんに代表される日本の木工、近年日本でも人気の北欧の木工。その接点を探る。
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とても優しくて素敵な本でした。
児童向けに書いてはありますが大人にもぜひ読んで頂きたい本です。
樹は生きているし、木材も生きているというのも何となく意識して生活や木工品と向き合っていたつもりでした。
しかし、木材にも地産地消(その場所で育った木をその場所で作りで使うこと)が当てはまること、木材の向き(育った向きと同じ向きで使うこと)までは意識したことがなく、著者の樹や木材への深い理解に驚きました。
こういうものを作りましょうという本ではなく、そもそも「ものづくり」とは何なのかという内容に近く、何か作品作りをされる方、木工品が好きな方は特に読んで欲しい一冊です。