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医師でもありMBAホルダーでもあり、コンサルタントをしている著者が説く正しい優先順位で効率と質をあげる方法。
トリアージで仕事術か~、とこれもタイトル買いしたのですが参考になりました。
医療現場ではまさに緊急事態が沢山重なって起こり、そしてミスが許されない世界。ここまで厳しい環境での効率化はやはりビジネスの現場でも参考になります。
また、お医者さんらしい視点というか、健康管理についてもページを割かれてます。
実際、健康状態や精神状態も大きく効率に影響することは実感できますね。。。
どれも重要でどれも優先度が高い、しかも同時多発。こんな時の3つの原則は
1すべての仕事に優先順位をつける。ただし「常に変動するもの」とする
2いざというときに最大のパフォーマンスが出せるようあらゆる準備をしておく
3ミスや失敗を未然に防ぎ、「ばらつき」を極力なくす方法を身につける。
努力は有限、だから分配する。手抜きをすることは仕事をする上でとても大切である。手抜きというといい加減という印象をもたれがちだけれど、そういうことではなく、努力のアロケーションを意図的に行う事をさす。
自分の努力をどう配分すればいいのか、を考える事が重要。
首がもげるほど同意!ですね~。すごく印象に残る言葉でした。
ばらつきをなくす、ってそれが難しいんだけど、具体的な方法として日々の体調管理と道具の管理、意思決定のパターン化をあげられていました。
作業興奮(やりはじめるとだんだん気分がもりあがってやる気がでる)を上手く利用する、ガムをかむ、掃除で気分をあげてから仕事にとりかかるなど。
手指を動かすためのシャーペン儀式(シャーペンのしんを折らないように逆から入れる)ってのは眠気覚ましに最適なんだとか。あとハサミでツメをきる、特に逆手で聞き手側のツメをきる場合の眠気覚醒効果は素晴らしいんだそうで(それはそうかも)
これは早速取り入れてみましょう!
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【ばらつかない】
仕事術的にはそれほど目新しいことはありませんが、著者が医師であるため、医学的見地から見ているところがあり、その部分がいいです。
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チェック項目17箇所。どれも重要でどれも優先度が高くて、失敗は許されない、しかも同時多発的で飛び込んでくる仕事です、さて、いったいどうすればいいのでしょうか? ①すべての仕事に優先順位をつける、ただし「常に変動するもの」とする、②「いざ!」というときに最大のパフォーマンスが出せるよう、あらゆる準備をしておく、③ミスや失敗を未然に防ぎ、「ばらつき」を極力なくす方法を身につける。「最優先」が新しく入ってきたときに、何を後回しにするのか、この判断を行う際にもやはり「優先順位」が必要になってくるのです。仕事において、一定の質を保つことが、最も重視されます。いつ不測の事態や想定外の仕事が飛び込んでくるかわかりません、だからこそ、「大皿」だけは何としてでも「体力・脳力があるうちにやり切る」という姿勢が大事なのです。ある課題に対して、考えられる解決策をできるだけ挙げる、そこで可能性の少ないものから除外し、最後に残ったいつくかに精力を費やして精度を上げていくという考え方です、最初から「当たり」を探さないのです。ビジネスシーンでも優先すべきは「わからないことを、わからないと伝える」ことだと思います。手抜き3原則……①仕事のボールを持っているときは手を抜かない、②ルーチンワークのときは極力手を抜く、③食事中と布団の中では完全に手を抜く。行動パターンを真似ると、その人の生活リズムがわかり、一緒に時間を過ごすチャンスが増えます。「患者さんは一日中、医者を待っている。会うと安心して笑顔になる。朝メシは笑顔の後に食ったほうが美味しいだろ」。プレゼン……「美奈さん」を探す、笑顔の人を「美奈さん」と呼ぶようにしています。デスクの上は白紙にしておくことが、最も仕事を始めやすいのです。長い橋、車が少ない広い道、大きな建物のエントランス、天井がない、または高いところ、想像力の天井も広がるような気がします。追い抜くときは相手の右から、左に心臓があるので人は無意識かで左を警戒すると言われている。外出する用事をわざと作ってでも、作業中の資料を持って近くの公園で歩きながらの「一人ブレスト」をしてみて下さい。「ミスは無罪、ミスを隠すのは大罪」。原則的に、人間は同時期に2つのことを一緒にできません。まずはソク・ホウ・レン・ソウしてから家に帰ってお風呂の中でゆっくり悩めば良いのです。
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外科医でMBAホルダーでコンサルタントとマルチに活躍する著者の、メリハリをつけるための仕事術。トリアージの考え方で、優先する部分にいかに注力するかが書かれている。
手を抜くところは抜きながらも、命が関わる場面では100パーセントの結果を求められる医療の現場。医療者であるわたしにとっては目新しい情報ではなかったが、当たり前に思えることを当たり前にすることが大切だと感じた。
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結構当たり前のことも多く書かれているけれど、一部分を取り入れてみようと思った。
自分の置かれている立場が医師の失敗できない状況とは違うけれど、トライアンドエラーしながら仕事のすすめかたを考えていかなきゃと改めておもった。
当たりを探さない→違うものから排除
手順プロセスはメルクマーク3つの矢印
カラダ手帳(○×△簡単な評価書く)
シングルセンテンス
情報の捨てかた
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半端じゃない内容の濃さ。
仕事の優先順位の付け方から道具の買い方、健康、コミュニケーションの取り方まで。
シングルヒットシングルセンテンスシングルタイムっていうのはとても大事だと思うし、眠気の覚まし方とか参考になる。
自分が今までやっていたことも「あーこういう風にすればやりやすいかもしれないし、他の人にも教えやすいかもしれない」と思うものがあったり。
おわりにの部分で「私が普段何気なく実行している」って書いてあって、これだけのことを何気なく実行してるのはさすが医師兼コンサルタント。
効率をあげてミスを少なくする細かい作業を、ひとつずつ忠実に取り組んでいく中で、全部無意識というかルーティンのレベルまで落とし込んでるんでしょうね。
やっぱりできる人は表現の違いはあるにしろ似たようなことをいってるケースも多いな、っていうのもこの本で再度確認できました。
いやー買いですね。MEDIA MAKERSと並んで現時点の今年ワンツーのおすすめです。
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限られたリソースをいかに配分するか、無駄をいかに省くか、意思決定をいかに効率的・実践的に行うかといった論点での記載が多かった。
頑張るときは頑張って、手を抜くところは抜く。メリハリが必要であると説かれている。
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判断力には総量があり、重要な決断を下すためには、瑣末な、しかし判断を必要とする事象を減らすことが重要。例えば、傘は常に折りたたみにする。また、判断の基準を作っておき、事象がどの領域に該当するかを当てはめることで、相対的な重要性・緊急性についての判断コストを低減させるなど。
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【読書その22】 医師と経営者とコンサルタントの3足のわらじを履いて活躍されているメディファーム(株)社長の裴 英洙(はいえいしゅ)氏の著書。
著者が医師として、同時進行でどれも生命に関わる重要な課題に直面し、その優先順位は刻一刻と変わる極めて多忙な状況下において、日々現場の中で身に着けた仕事術。
題名の「トリアージ」とは、救命救急の医療現場において多用される優先順位の技術。それは東日本大震災においても限られた医療資源の中でできる限り多くの人命を救うために活用された。このトリアージを活用した仕事術は、医療現場だけではなく、どの分野の仕事においても十分応用できる非常に有益なもの。自分自身の仕事分野にも明日にでも活用できそうであり、非常に勉強になった。
ただし、特に勉強になったのが、第4章の体・コンディションの整え方。最近の激務を乗り切るために非常に有益な情報であった。とにかく睡眠が大事なのは当然ではあるが、自分自身のパフォーマンスを向上させるためにも十分参考にしたい。
最近読んだビジネス書の中でもトップクラスの内容であった。また読み返したい一冊。
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トリアージ仕事術という名前に引かれて読んだ。自身の仕事もタスクにあふれていて、それをどうにかしたかった。
この本を読んで試してみようと思うことは、以下。
•朝に何をするかを考えておく
•わからないことはわからないと言う
•小さな一歩でもまず始めてみる
•ルーチンワークでとことん手を抜く
•メモは文章にしない
•解決できるものに集中する
•早めに誰かにたよる
•ルール化。乗る車両とかやり方を決めておくことで迷う時間を減らす
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現役医師でありコンサルタントでもある著者の仕事術に関する本。医師ならではの危機管理や優先順位の付け方は特徴的ではあるものの、通常のビジネスにも有効な話がたくさんあって、とても参考になった。
ちょうどトラブル対応の助っ人としてお手伝いに入った時に読んだので、なるほどと思い当たるところが多かった。後から考えれば、あの時こうすればと言うものが多いが、医師ともなると人の命を預かるものだから、あの時はもうないわけで、そういう意味での危機管理は非常に説得力があった。
その他、メリハリの付け方(手抜きは仕事だ)など、ビジネスパーソンに役立つことを、いろいろな例を挙げて説明してくれるので、分かりやすくて良い。
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すべての仕事に優先順位をつける。ただし、それはいつでも変更が可能。
いざというとき最大のパフォーマンスが出せるよう、準備する。
ばらつきを極力なくす方法を身につける。
優先順位の付け方は、他のヒトの助けが必要か、他のアイテムなどモノが必要か、カネがかかるか、締め切りが近いか、によって点数をつけて、
合計が高得点のものからとりかかる。
腹式呼吸=お腹の上に手を当てて呼吸をする。
カラダ手帳で、疲れる前に休む
作業興奮=作業をいやいやでも始めると、気分が盛り上がってやる気が出る。(企画書を作る時、「○○の企画について」とタイトルだけでも書き始める)
接近勾配=ゴールが近づいてくると集中力がアップする
睡眠を大事に。
のんだあとはスポーツドリンク。
食事は1日3食を死守。
硬い食べ物を食べる=噛むことは脳の活性化に繋がる
眠気覚ましの方法=シャーペンの芯を逆から入れる
風邪の予防は手洗いとうがいから。
感謝は2度。
先手で大きな声であいさつ。
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ノウハウはそこそこ合った。(ノートに抜き書きしてみたところ、2.5ページくらい)
とはいえ、日常仕事のちょっとした工夫的な感じではあり、劇的に仕事が変わるかとなると微妙。。。
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医療の世界で使われる概念や習慣をビジネスに活かそうという本。
トリアージという言葉は普通の人に取ってはキャッチャーな言葉だと思うけど、ただのプライオリティの事なので考えが新しいわけではない。
しかも途中からトリアージとか医療とな関係ない話も出てきて、若干ブレがあるかな。
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トリアージって医学用語をつかっているけど、仕事に優先順位をつけることは7つの成功の法則からすべての自己啓発書にかかれていることだけどな。
いろんなことをしていると仕事に深みがなくなってくるよね。