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各国のモノやサービスの値段を比較することで各国の真の姿を明かしていく作品。土地柄や人柄などにより価格が変動していることがわかる。1国につき約10ページ強ぐらいの説明なため、若干物足りなさは否めない。本書で説明されている国に興味を持ったときにまずは再読してみようかなと感じた。
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世界20カ国のモノやサービスの値段から、その国のお国柄や情勢を捉えなおした1冊。単純にモノの値段だけを見るだけでなく、税制や社会システム、国民の特性なども合わせてみていかないといけないということを、改めて気づかされた。経済的には決して安定しているとはいえないイタリアやスペインなどラテンの国に魅力を感じてしまうのは何故だろう?
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世界20カ国のいろいろなものの値段を取り上げて、各国の雰囲気を伝えてくれる内容。グローバル化や自由貿易という言葉は、日本では一般的だと思うが、この本に出てくる値段の各国差をみていると、物価の世界標準化はまだまだ先の話なのだろうと思った。
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各国の「値段」の比較材料としてビッグマック、牛乳、電車の初乗り、ハリーポッター(本)、通信費、映画、新聞、トイレットペーパーが出ています。
でも、本当に世界を見ようと思ったら、「社会保障と税」や金利、収入がどのぐらいかがわからないと。国によってはそのあたりに触れていたりもするのだけど、定量的な比べ方ではないので、「その国にいる日本人がこう感じた」ということでうけてとめておくのがよいのでしょうか。「こう感じた」の中では、やはりスペインの「明日ね!」で済ませてしまう(そして明日は永遠に来ない)、というのが、なにより「価格」にかえられない価値だなあと思うのです。お金がなくても、地域やコネでなんとなくなんとかする、という国に希望を見るけど、この本見る限りは、韓国はしんどいし、日本もその沼にハマっていますね、完全に。タイトルには裏切られた感もあるけど、別の楽しさがありました。
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面白かった。とにかく興味深い本であることには間違いなし。お薦め!
海外に在住する日本人20人による所感。ビッグマックMセットや映画館の一般席の大人通常料金、新聞等、同じモノの値段を比較しており、興味深かった。ビッグマックMセットは、大体どこの国でも値段は変わらないんだね。そして日本の奢侈品の価格が高いこと、高いこと。書籍も映画も、教養に関するものなのに娯楽とみなされるものは高いなーw
一読した限りだと、日本は社会保障に比べ税金が安いのかな。所得のある人からもっと出してもらうとか。なんでもお上に頼むのではなく、地域コミュニティなど人々が自主的に動ける場をつくる、とか。
特に興味深かったのは、二重価格。富裕層向けとそうでない者向けと、必需品でも物が分かれている。まとめ買いの方が日本では安いが、そうでない国もあることに驚いた。量が多いセットは包装も豪華で値が張るんですって!
日本に住んで日本語を浴びていると、外国というものがまったくの射程外となる。政治にしろ経済にしろ、今なら自民党と民主党という狭い国内での争いに終始しているけれど、海外はどうなんだと。もっと目を外へ向けた方がいいのかもしれない。迷惑な隣人でなく、そこに生活する人々のいる国、という意味で。
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本の中で決めた幾つかの商品に対する、世界の国々の値段の付け方から、その国を紹介するというコンセプトが面白い。
「え?この国マクドナルド無いんだ」みたいな雑学的な知識が得られる。
トイレットペーパーの値段の差も国によって大きいんだなぁ
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各国の生活レベルの情報が、所得と物価のの比較が客観的に示されている。現地滞在の外人記者クラブの声で生々しく、管理の情報量であった。
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お金の使い道。それは国によって様々。本著は世界各国のお財布事情を紹介している。
インドでは花嫁の嫁入りに多額の金銭を婿側に渡すなどの慣例が未だにあるとか、ドイツでは割合にして日本の三倍もの人が生活保護を受けているとか。日本ではまとめ買いはお得なイメージだが、海外ではそうでもなく、どちらかというと割高で見栄を満たすものである場合もあるとか。。
なんといっても編集が絶妙。個々の国々を様々なライターさんが書いたにも関わらず統一感ある。
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世界の消費財を単一商品を題材にいくらで売られているのかを、現地の人のレポート形式で綴っている。お国事情があってなかなか面白く読めました。
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面白いネタが多く載ってるのだが、やや報告書チックで目が滑り、頭に残らない。放送作家のネタ本、という感じ。
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これはかなりいい本だと思います。
様々な国の物価を比較した本なのですが、単に物価の比較にとどまらず、物価の違いが生じた理由やそれぞれの文化、歴史に触れていて、とても勉強になります。
そして、食物自給率の高い国は、心が豊かである場合が多いことがよくわかりました。
それに比べて、日本の食物自給率の低さは問題ですね。
自給率がほぼ100%の米が高価なのも問題だと思います。
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私たちが日頃買うものは、他の国ではどうなのかという問いに対して、外国で生活している筆者たちが答えている内容である。非常に着眼点が面白い。例えば、マクドナルドのビックマックはいくらで売っているか。ハリーポッターはいくらで売っているか。ということがわかる。各国の税制がどのようになっているのか、負担は大きいのか。生活するのは大変かどうか。など、仮に海外で生活することになったら、こういうことに注意すればいいのかということを教えてくれる内容だ。
本書を読んでいると、海外に暮らすのも悪くないなと思ってしまう。特にオーストラリアは過ごしやすそうだ。他の国と日本を比べると、日本って働きすぎなんだなってつくづく思ってしまう。
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国事に在住日本人が、物の値段をチェックする話。題名通り世界の一般の人の生活がある程度見える。社会保障等にも触れている。住むならオーストラリアがよさそうかな?と思った
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オーストラリア、スウェーデン、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、ベルギー、オランダ、韓国、ポーランド、ケニア、アフガニスタン、アラブ首長国連邦、インド、中国、ペルー、カナダ、ウズベキスタン、スイス、アメリカ合衆国
のだいたいの物価や社会保障制度や生活環境などが掲載されている。
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コロナ禍で世界の動きと日本の動きが違う理由が改めて分かった。世界的には医療ってのは公的セクターなんだね。日本は開業医がこういう時に役立たずなのに、金を握りすぎ。