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堀田力さんと、玄秀盛さんの対談。
玄さんのことはこれまでまったく知らなかった。「駆け込み寺」の名前は聞いたことはあったけれど。
内容としては、人助け、ボランティアについて書かれている。まったく学術的ではないけど、フランクな文体そのままで、めちゃくちゃいいことばかり書かれている。
根本的に、このお二人はともにかなりヘビーな人生を送っていて、人生の深みが内容に表れていました。
特に玄さん、見た目はいかついけど、めちゃくちゃいいひと。どんな考え方なのか、詳しく知りたいのでほかの本も読んでみたくなりました。
みんながそれぞれの得意分野で他人に貢献できるとええなあ。
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結局人のためにやっているみたいだけど、自分のためになる。
学校でいじめられたり、引きこもりしてた人にはボランティアを勧めたい。自分も人の役に立つんだと。
誰もが自分の能力を活かして人生を楽しむことができれば、社会の谷間に滑り落ちる人はそうはいない。
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[ 内容 ]
東京地検特捜部検事、法務大臣官房長を歴任した元霞ヶ関エリートの堀田力と新宿歌舞伎町であらゆる悩み相談に応じる「日本駆け込み寺」の代表、玄秀盛。
救済の仕組みを作る側と自殺寸前の人を水際で救う側、いわば天と地ほども立場の異なるふたりが「ドン詰まり日本」の閉塞状況を打開する方策をホンネで語り合う。
人と人とがつながり、支え合う社会の構築が急がれる日本だが、互いが触れ合うぬくもりや声をかけあっての助け合いなど、ゆるいボランティアがその鍵をにぎっている。
[ 目次 ]
第1章 人助けはどうして面白いか(人生後半をボランティアに投じた理由;「HTLV‐1」を「HIV」に間違えて… ほか)
第2章 人を助ける遺伝子(「人のために何かしたい」というDNA;傾聴ボランティアはしんどいけど ほか)
第3章 この世に役に立たない人はいない(若者と中高年のボランティア観;今の二〇代は価値観が違う ほか)
第4章 みんなが社会的強者に(セーフティネットは自立;日本人に根付いていない“自立”の考え方 ほか)
第5章 無関心社会からの脱皮(中途半端な自立意識;偽善でもやったほうが上等 ほか)
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]