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「わたしについて何か知りたいという人がいるなら、わたしの描いた絵をじっくりみてもらうだけで十分である。−グスタフ・クリムト−」
なんかいいですねぇ。
絵を言葉でどうこういうのは好きではないので、こういう画集とかは
あえてコメントはつけません。
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気軽に手にとれる美術書のシリーズの一冊。クリムトの主要作品のカラー写真やデッサンを見ることができる。
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クリムトが大好きで、映画「クリムト」を観てさらに身近に置きたいと思って買った。疲れたときに眺めたり、寝る前に読むと幸せになれる。
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大学生の時、尊敬している油彩画ゼミの先輩がクリムトの画集をいつも見ていた。
その先輩は、卒業するときにその画集をゼミ室に置いていった。
(たぶん、後輩に譲る、とかではなくて、本当に忘れていったんだと思う)
その画集を、今持っているのは私です。
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表紙の『接吻』はあまりにも有名ですね。NHK大河「篤姫」のオープニングでも使われていたようです。クリムトは官能とエロスの画家と評されますが、私は日本画的な情感を感じます。ただ‥モデルたちはみなクリムトの愛人?的な背徳感が漂います。
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尾形光琳に影響をうけたウィーン派を代表する画家、クリムト。尾形光琳が大好きなので覗いた結果、、彼も大好きになりました。
写実的に描かれた女性(しかも娼婦を思わせる)と光琳模様に似た、かつ装飾的で美しい背景(と言っていいのか?)が組合わさって、とても素敵な絵です。学問や愛に対する彼の考え方は現代でこそ受け入れられますが、当時では考えられなかった。そこをあえて挑戦した彼の姿勢もすごくかっこいいです。
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クリムトのファンな私が、何度も読み返している一冊。
豊富な作品画像と共に、詳しい解説・考察が述べられていて面白かった。
クリムトのテーマは一環して「女性」であり、(といっても、後期に風景画を多く描くようになっている。なぜだろう。)具体的には「心を惑わす女性のエロティシズムとエロスの偏在」(P10)を男性視点で掘り下げて芸術に昇華している感じなのかな。
こういう誰もがパーソナルに抱いている本能的な感覚を描いている作品は、芸術を嗜好する富裕層だけでなく、美術館や本でしか芸術に触れ合っていないような一般人にも惹きつけられるものがあると思う。
感覚や感情で作品を味わうだけでなく、彼の作品から自分の心の奥にある何かを掘り下げることもできるのかな。
それって時にはとても辛い作業になり得ると思うのだけれど、それでも知りたいような、そこまでして知らなくてもよいような複雑な心境になる。。
今までは見て楽しむだけだったけれど、このタイミングで改めて読み直すと、芸術に対する自分の姿勢を考えさせられる一冊でもありました。