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内田先生の著書を読んだ上で、この本を読んでみると、より内田先生の主張が明確にみえてきました。さすが「内田樹による内田樹」だけあります(笑)『先生はえらい』は個人的にとても励まされました!
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一番の箇所を引用します。
自分の家庭や自分の職場や自分の住む町ですることがある。学び、働き、家族を養い、近親者を失い、愛したり、憎んだり、信じたり、裏切られたり、戦ったり、許したり、そういう「人間性の修業」を積むことの方が先だろう、と。その現実生活の経験が哲学書を開くことを要請する。人がほんとうに哲学を必要とするのは、哲学書の行間に自分自身が今日生きる支えとなり、導きとなるようなたしかな叡智を求めるときです。テクストにすがりつくように知恵を求める者にだけテクストはその深い意味を開示する。レヴィナスはそう考えてるのです。
(p118)
哲学と私自身の実生活を繋げてくれる、哲学にアクセスするきっかけとなりそうな部分でした。
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過去に出した内田本を思い返してあれこれ語る本ですね。
レヴィナスの記述がやけに多い気が。
内田ファンブック的な要素が強いと思いました。
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内田樹本の百冊刊行を機にして、著者みずからが著作に対してガイドをした本。これを読んでますますウチダ本を手にとってみようと思う方も多いのでは。
あいかわらず著者の思考は腑に落ちる。編集者が万人受けのいいものを書かせようとして迫ると、「その代わりに僕を一生養ってください」と答えたというのはすごい。著述業が専業ではないからこそ、好きに書ける、仕事もセーブできる、は作家として望ましい姿であると思う。
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読みながら、まるですぐ隣にいる内田先生から、いろんなお話をうかがっているような錯覚を覚えた。
自著への解説などではなくて、自著に書かれたことから触発された先生の思いや考えを存分に堪能できる。
なかなか先生とお会いできない身には、このような本は内田先生を身近に感じることができるという意味においても、たいへんに有り難い本である。
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内田樹(うちだたつき)、職業は大学教授と物書き。自分が書いた本や訳した本について書くという変わった本。様々な思想に触れ、論理的に物事を捉えて思考する、頭を使う読書は(疲れますが)脳がスカッとする気がします。たまにはチャレンジしてみるのもよいのでは。
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読み終わってから内容を思い出すとあんまり覚えていないのだけど、新しく知ったことばかりというかほぼすべて新しく知ったことだったのでこの思想?考えが体に染みつくまでは何か月もかかるのだと思う。
私結構親の奴隷なのかなって思いました。
周りを踏み台にしているお金持ちは踏み台にして教育機会を奪い続けた末に知能指数が極端に衰えてしまった人たちから大変な被害を受けるのではないだろうかと思った。
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【由来】
・amazonからのオススメメールからの内田樹関連本検索で
【期待したもの】
・
※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
・
【ノート】
・22人待ち。
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内田樹の本の何冊か背景について内田樹が解説したもの。
読んだことのある本についても、読んだことの無い本についても、面白かった。
内容が重たくて一気には読めなかった。
内田樹の世界の読み解き方は独特で、たまに批判も耳にするけど、内田樹の切り取り方なら仕方ないよなぁ…。と思えるようになった。
ちきりんと「もっといい日本にするために」の主張がかなり違うのがまた面白い。
日本はこれからどのように変わっていくのだろう。
札幌市の図書館で借りた本。
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自身の過去の著作を振り返ることで、今の内田樹の知性を活性化させたら、何が出てくるかという本。内田樹ファンのための内田樹。
面白いのだけど、内田先生の本読みすぎて、少々のことでは感動しなくなってきている。