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こういう話を書く作者はいたとしても、こういう作品を出版する出版社の方の懐の深さに素直に感心するが、それも最後の主人公のセリフで救われている生なのかもしれない。ここはまあ、賛否両論ありそうだが、最後までブラックで通して頂いた方が良かったかもしれないが、こういう批評をすること自体、痛烈に作者に皮肉られているので、何も言わないのが花なのかもしれない。なんせ、自分自身を痛烈に皮肉ることができる作者なのだから。本が好きな人に敢えてお勧めしたい。
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すごいな。この本(笑)
ここまで著者を小馬鹿にした本なんて、初めてよんだ。
自分も小説くらい書けそうだな!なんて思ったことあります(笑)まぁすぐに無理だと気づいた方ですが。
自己顕示欲、自己陶酔の塊の人達。読んでいてものすごくダサい。
昔、直木賞だとか芥川賞だとかで詠んでみたいなぁと思い読んでたけど。本を売るために出版社が開催してることを知り幻滅したのを思い出しました。(笑)
確かに芥川賞とったものなんてクソつまんないし、、、。
ただ本屋大賞だけは別枠なんですよね。
これから本を読むときにいろんな雑念がでてきてどうなることやらと思います。(笑)
Amazonのレビューでものすごくおもしろいこと書いてる人の本は読んでみたいと思う。お金を出してまでではないけどね。
ただ自分は一度読んだ本、映画を忘れようにするためにこれ書いてます。
小説雑誌って、誰が買うんだろう?と思っていたので、すごく腑に落ちました。
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文を目で追うのが全く苦ではなかった。そして、この業界にいるからこそ2倍3倍も楽しめた。今旬の作家、百田尚樹の問題作でもあり奇才さが感じられる作品になっている。
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最初に思ったのは「百田さん、楽しんで書いていらっしゃるな!」ということ。
なんというか、百田さんがニヤリニヤリとしながら書いている様子が目に浮かぶようで。
途中、「百田某」として登場してるし。
ここまで書いていいのだろうか、と心配になったが、これはもう作家、百田尚樹 勝負の一冊!。
「これは、戦争や。牛ちゃん、徹底的にやったれ!」と書かれているけど、
「これは、戦争や。百田さん、徹底的にやったれ!」だな。
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こういう作品はすきです。
購入してからさくさく読んでしまって
結局一度で読み切ってしまいました。
とりあえず読みやすいという印象。
なんだかんだありつつも最終的には
牛河原さんへの好印象を抱きました。
最後の一文、好きです。
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この手の阿漕な商売をしている会社は世の中にいっぱいありそう。会社から見れば「夢を売っているのだから何が悪い」と言われるだろうが。
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業界の話のネタとしては面白かったです。
何でも書けちゃう百田さんですが、自分の作風までもネタにして、エンタメ路線に振り切ってました。本屋大賞ネタにはニヤニヤしてしまったw
結局、主人公の牛河原の人となりがつかみきれず。
基本的に悪徳なんだけど、昔の経験から来る良心もちらっと見えたりして、憎みきれないキャラでした。
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作家デビューを目指すアマチュア作家に対する出版詐欺をメインの収入源とする出版会社を中心に描かれた話し。誰でも作家としての才能があるとおだてられたら、少しのお金を払っても出版したいと思うだろう。
当然詐欺は良くないけれど出版業界の厳しさも描かれている。
最後に見せる出版社としてのプライドは非常に気持ちがいい。
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愉快、痛快。夢を叶えたい人にはお金は関係なくその価値観は本人次第だ、と思わせるような作品である一方で、最後は「そうだよな、中々やるじゃん」とニンマリさせて終わらせるところは流石。
実は本心か実話だったりして?
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牛河原の働く丸栄社には、本の出版を夢見る人が集まってくるが・・・
出版業界の裏側って感じで、本好きならば興味があるのでは。
それにしても、こんなコト書いちゃって大丈夫なのかな。
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読者不在の本を量産する文壇に対する、小説という形を借りた警鐘。告発の対象は我々の肥大したエゴにも向けられる。しかし読後感が爽やかなのは、根底に物語に対する信頼があるから。百田さんにとってツイッターは、さもしい自己顕示欲求を観察する窓なのではないか。
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百田さん初読み。
出版業界に身を置く牛河原。
しかし恐ろしくブラックなやり口はほとんど詐欺。
自費出版の著者と出版元が折半するという「ジョイントプレス」という方法で法外な代金を著者からふんだくるのだ。
牛河原の口説きのテクニックは功名で騙されているはずの人間も騙されたことに気づかず礼までいう始末。
たちまち様々な人が彼の手口に引っ掛かってゆく。
悪どいけど後半に行くに従って牛河原への印象が変わってきて
最後の一行はなんとも言えません。
それにしても業界的に「大丈夫か?」と思える発言が多くビックリ。
自虐ネタも笑った。
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いやー面白かった、とくに百田なにがしはラーメン売っていたらカレー屋になっていて、また行ったらたこ焼き屋になっていた。馬鹿ですね 笑えた(⌒▽⌒)
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それぞれの章が、まるで短編のようになっていて、
2番目の章に入ったときに、
最初の章とほとんど内容が繋がっていなかったことに驚いた。
それならば、もう少し、一章を完結させてから次にいって欲しいと思った。
自費出版の会社に務める男の話だけれど、全体的に、どうしても人を騙してお金儲けをしているんだと感じてしまい、あまり好きになれなかった。
最後は綺麗にまとめようとしたみたいだけれど、それも中途半端でなんだかなぁ、、、と思った。
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読み終えて、最後の牛河原の台詞が、カッコイイ!作家に、小説に興味がある人なら、面白く読めるんではないだろうかと、思います。他人に、面白い本だよ!って勧められる、面白い本だということ!