紙の本
パズルみたい
2013/06/27 00:15
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:どめす - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ時系列で複数の家庭の様子が描かれている。話が進むにつれてパズルのようにそれぞれが繋がっていく面白さがある。
ある種、現代社会の暗い部分を描いているように感じるが、おもしろいとは少し違い、引き込まれ説得力がある。
電子書籍
さすが湊かなえ
2021/11/30 11:53
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投稿者:momoko - この投稿者のレビュー一覧を見る
この夜行観覧車でも、湊かなえさんらしいダークな世界が繰り広げられていた。期待を裏切らない本当に良い作品。さすが湊かなえだと思った。
紙の本
いっきに読んでしまいました
2013/05/06 22:56
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投稿者:もりりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビドラマが始まって2話ほど見終わったころに、どうしても我慢できず購入
期待を裏切らない内容で一気に読んじゃいました
ドラマを見た人でも結構楽しく読めるんではないかと思います
登場人物が俳優さんのイメージとぴったり合うので、違和感なく楽しめると思います
犯人は誰だろう…と推理する小説ではなく、登場人物達の揺れ動く心や成長を楽しめる作品だと思いました
紙の本
誰が犯人なんだ?
2019/11/08 09:33
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投稿者:ママごん - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯人を推理したけど違う人物が真犯人だった!
これもすごく面白い!
紙の本
口に出さないと絶対に伝わらない
2016/11/04 14:15
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投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
いくらコーヒーが飲みたいと朝起きた瞬間から思っていたって、レジで 「紅茶ください」といったら、紅茶がでてきてしまうんですよ・・・と言う言葉を思い出しました。
登場人物は全員、相手を想って考えつくした行動をとっているのに、全部、違った結果を招いてしまう。
自分と人は違う。だから、自分が自分の価値観の中で、イイと思ったものも、相手の価値観の中では違うもの。
だからこそ無言の美徳もあるけれど、できるだけたくさん話して、口に出して何かを伝えることって、大切なんだって思いました。
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2013/1/6 Amazonより届く。
2019/2/14〜2/16
高級住宅街に無理をして家を建てたことにより、歯車が狂った遠藤家を中心にどこにでも起こりうるような家庭の問題を題材に描く嫌ミス。さすが、嫌ミスの名手、読んでいていろんな意味で嫌な感じを受ける。実際に、加害者家族に向けられる悪意は問題だよなぁ。
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ドラマ化とのことで、その前に読みたくて。
文庫化された湊作品はすべて読んでるけど、「告白」に次ぐ面白さだと思った。
人物の描写が上手い。リアル。いまどきの家族はみんなこんな感じなんじゃないかと思った。
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読了日2012/11
今、注目の湊かなえさんの本。(私の中だけかな)
いつも面白いんだけど、いつも全体的な作風が一緒な気が。。
映画「北のカナリアたち」は絶対観たい!!
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湊さんの作品3作目。
遠藤家の彩香がもーひどい子で最悪なんだけと、遠藤家、高橋家、小島家の3家族の視点、行動などが絡み面白くて一気読み。
きっと誰しもが持っている黒い部分を分かりやすく書かれていて、目を背けたくもなる。
高橋家の兄、良幸が良かった。
つい、ヤスとして読んでしまうから
か?
どう終わるのか思ったけど、救いがあるようで良かった。
でも、週刊紙の記事はどーゆーことなんだろう。
いやーな感じに受けとるのか、高橋家の子供たちが生きてく上では妥当な政策だと思えばいいのか悩ましい。
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TVドラマ終了前に読み終えてしまいましたが、どこかスッキリしない終わり方でした。ドラマ版は原作と異なるテイストということで、こちらに期待です。
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ありがちな悪意をグロテスクに戯画化するのが真梨幸子、対する湊かなえはありがちな悪意を何層も重ねて行くタイプだと思う。
ところでこの作品の中で、一番ヤバそうなのは遠藤・高橋両家の家族ではなく、『ラメポ』こと小島さと子なんじゃなかろうか?
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新年一発目の読了。
どんどん読み進められて、面白かったです。告白のときみたいに、救われない感じではなく、最後に少しだけでも希望の光?が見えたのはそれなりによかったかと思います。ドラマも楽しみです。
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やっぱり湊かなえは凄い。 面白かった。
人間と人間の間にある考え方の違い、感じ方の違い、思想の差異、ちょっとした機微の表現、すれ違い、葛藤、変化、恐怖、怒り、坂道病……、などなどなどなど、湊かなえはリアルで等身大で生身の“人間”を描写することにとても長けている。
今回は、とても現実的な家族の話だった。 過去の積み重ねによって事件が起き、加害者の家族であり被害者の家族になってしまった二男一女が、未来へ向かい歩き出そうとする物語。
隣の家の事件によって、己の家族のあり方を考える話。
そして物語の紡ぎ方が上手い。 話の持っていき方が絶妙。
だから読み続けることを強いられる。途中で止められない。どんどん先を読み進める。
湊かなえの小説は、とても面白い。魅力的である。
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今一番気に入っている作者の作品。
ジャンルとしてはミステリーなんだろうけど、心情描写がメイン、トリック解明や犯人探しといった要素はないので、本格推理を期待して読むのなら、見事に裏切られるし、読後感も決してよくない。
でも、好きな内容だな。
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ドラマ化に期待したけれど『告白』までのインパクトは無かったかな…。
しかしドラマで再現するとしたら結構見応えのある問題作になりそう。
解説者が上手く表現しているように微かな救いはあるものの、読後感は良くないと思うのでテンション落ち気味な人は要注意。