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海外の一流のビジネスマンと仕事をする為には教養を身につけておく。身につけておけば交渉、商談などの時に相手の考え方が分かって役に立つ。
身につけておかないと海外ビジネスマンは教養を叩き込まれているので話についていけなくなる、とのこと
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中谷巌さんと企業幹部がリベラルアーツを学んでいる、知る人ぞ知る不識塾という集まりがあるそうで。本書は不識塾での課題図書と、議論の一端が紹介されています。
最近のニュースみてても、欧米の合理主義だけでは既にモノゴト進まなくなっちゃったし、ビジネスの世界でも、米国流のビジネス合理主義だけでは、もはや生き残りは難しい。まさに哲学、宗教、歴史といった根本にまで遡って考え直すことが求められており、不識塾のような取り組みがもっと広まればいいのでしょうね。参加できる環境にある人は羨ましい。
受講者の皆さんのコメントも紹介されていますが、どれもこれも、これまではまったく考えたこともなかったことを学べた、ってのは少し残念か。昔の日本企業では、仕事以外の本読んでいたら、下手すると変わり者扱いでしたらからね(笑)
個人的には、西田幾多郎の本の解説があまりにわかりやすくて目から鱗。この1冊だけでも学びは多いし、少なくとも、もうちと勉強せねばね、という気分にはさせてくれる1冊と思います。
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●グローバルな社会で活躍するためにはリベラルアーツが重要だと説く。現代社会で通用するリベラルアーツとは何か、その片鱗を本書から見ることができる。