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最初は、難しそうだなぁ~と思って読み始めた本。
でも、読んでいくうちにストーリーに引き込まれました。
ラストで、「そうなの?」的な驚きがあります。
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一審/二審ともに死刑判決が下されたものの冤罪を訴え続ける刑事被告人。その弁護を引き受けた女性弁護士と彼女に協力する通信記者が真相をさぐる…。ストーリーは二転三転し、その終着点に待ち受けるのは予想だにしなかった結末でした。超オススメ。ただし、死刑執行の場面描写は人によっては受け付けがたいものがあるかもしれませんのでご注意を。
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大勢の登場人物と複数の事件とが緻密に絡まり合っていて、もっとおもしろくなっても良さそうなものだが… 登場人物にも事件に関しても核がないカンジ。いろいろ書きすぎなのか?
主人公であろう恩田記者より、死刑囚の過去の方が印象深かった。
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いきなり死刑執行の場面描写がリアルでちょっと引き気味…。その警戒感のせいか1冊読み終えるのに思っていたより時間がかかってしまいました。ストーリーは楽しめましたが、色仕掛け、ハニートラップ、裏切り、無実を知りながら知らんぷり…人間の汚い部分を見て(読んで)、ゲンナリもしました。高速入り口の料金所で発券される通行券の通し番号の下二桁は「車両番号自動読取システム」によって自分の車のナンバープレートと一致しているのかぁ、今度見てみよ〜っと。
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癖のある文章、書き方のため、少々読みづらく感じた。
内容は、実際の事件や出来事をまじえて書かれている。特に死刑執行の場面やそれに至る経緯などは、緻密に取材した結果なのだと思う。
ミステリーとして、しっかりどんでん返しもあり、概ね満足。
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いきなり死刑執行場面で始まり、子供の誘拐事件…苦手な分野なのですが引き込まれました。いろんな仕掛けがあってあっと驚くどんでん返しがあったりで久々に数学の問題を解くような頭の使い方をしました。
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10月-2。3.5点。
幼女誘拐殺害事件。冤罪なのか、本当に殺害したのか。
新聞記者、女性弁護士、刑事、また被害者の両親など、
いろんな人物が絡み合う。
冒頭を読むと、単純だと思ったが、なかなか複雑。
結構面白かった。
次作も期待かな。
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【冤罪死刑】 緒川怜さん
通信社に勤めて十年余。ベテラン記者の恩田和志は、いつか大きなスクープを
モノにして、ジャーナリストと呼ばれるにふさわしい記者になりたいち思っていた。
甲府で起きた誘拐事件、たまたま法事で甲府に来ていた恩田は後輩記者の佐々木の
ヘルプをするようにと会社から命じられた。。
誘拐事件は犯人が逮捕されるも、被害者が殺害されるという最悪の事態となった。
捕まった犯人は自動車ディーラーの男・山崎だった。
ひととき取調べで罪を認めた山崎は、検察へ送られるだんになって
急遽自白を翻した。
警察から不当な圧力をかけられ、自白を強要されたと言うのだ。
弁護士の櫻木希久子は山崎の冤罪を信じ、恩田に接近する。
捜査一課にコネを持つ恩田に、この事件を暴かせようというのだ。
この事件が冤罪というコトになれば大きなスクープになる。
そのスクープをいち早くモノにするコトが出来れば彼にとっては大ホームランとなる。
両者の思惑が合致し、彼らはお互いに協定を結ぶ。。
恩田が警察の取調べに不審な点を見つけ、この事件に冤罪の想いを強くする頃
山崎と同じ房に収監されていた少女連続殺人犯の山嵜の死刑が執行される。
山嵜もまた、甲府での誘拐殺人が起きた時、犯行現場の近くで働いていたのだった。
☆
「冤罪死刑」、タイトルに惹かれて借りてきました。
わたし的には、ちょっとひねりすぎかな?っという印象を受けました。
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一般人が目にすることのない死刑執行の場面がリアルに描かれていてちょっとひいた。
冤罪は、捜査ミスなどで誤って起こることではなく、何らかの思惑があり作られた罪なんだろうか。刑事、刑務官、弁護士、誰も信用できないような結末だった。
が、内容的には、細かな伏線がいくつも張り巡らされていて、面白く読めた。どんでん返しの最期も途中で想像でき、やっぱりこういうからくりでしたかと自分なりに満足した。
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通信社社会部の恩田。
核となる事件は少女誘拐殺人。その犯人として逮捕され死刑を待つ山崎。
だが、女性弁護士とともに冤罪を訴えている!!
事件の時取材にあたった恩田は、弁護士から情報提供され、誘拐殺人事件を洗い直す。
そこに絡んでくるもう一つの冤罪事件。
不祥事絡みだった捜査当局の思惑。
途中で、この人が黒幕だと思わせる場面が挿入され、たぶんこういうことだろうなぁと推理されるが、その動機は最後まで分からない。
そして、最後まで引っ張ったが、それほど心動かされなかった。
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いろいろリアルな場面が多く、
それでいて、あちこちに話が飛ぶので、
内容が重たいわりに、散漫な感じがしてしまいました。
医師のテープのくだりは必要だったのだろうか?
動機がどこかで読んだことがあるような??な気がしてしまい、
そこがちょっと残念。
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身代金を奪われた末に誘拐された女の子が殺されてしまった容疑で山崎哲也は逮捕され、一審・二審ともに死刑判決が下っていた。しかし山崎は相変わらず無罪を訴えており、上告するために弁護を担当することを決めた櫻木希久子も、実際に接見してみて山崎が犯行を犯したとはなかなか信じがたいと感じていた。そしてその予感通り、事件は同時期に起こっていた他の事件と交錯しはじめる。
視点がコロコロ変わるのと、登場人物が多いのとで少し読みにくかったが、それなりに楽しめた。しかし、死刑直前でこれから何を言ってももう死ぬことが確定しているにも関わらず、栗原が「お前が殺めたのは本当に2人だけだったのか?」という質問に答えなかったというのが腑に落ちなかったのと、どんでん返しが予想できてしまっていたのが残念。
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少女誘拐殺人事件を巡るミステリ。タイトル通り「冤罪」と「死刑」がテーマ。どちらも難しい問題であるし、事件解決を迅速に行うことも必要ではあるけれど。この警察のやり口は……あまりに恐ろしい。現実にこんなことがないよう祈るばかりです。
はたして冤罪なのか、そして真犯人は誰なのか、という謎に加えて、さまざまなところでひそかに繰り広げられるとある謀略。その意図するところには「なるほど!」と思わされました。ただ、それですべてが丸く収まるように思えても。悲劇の波紋が起こってしまったのは、やるせないなあ。
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三年前に発生した幼女誘拐殺人事件。この事件で現在勾留中であり、死刑が求刑されている刑事被告人は、実は“無罪”だった!?特ダネを求め取材を重ねる通信社記者、刑事被告人の担当女性弁護士、執行を待つ死刑確定囚、当時事情聴取を行った刑事…次々と浮かんでくる新事実の数々、果たして嘘をついてるのは誰なのか!?彼は本当に“無罪”なのか!?節目節目に張り巡らされた伏線はラストでしっかり回収され、まさかの事実が暴かれる…最後は何とか入り込めたが、序盤の説明がくどい。そもそも序章は必要か?面白いが疲れるもったいない一冊(笑)
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似た感じの話を読んだ気がしてたんだけど前に文庫で読んでた。話としては面白いけど都合のいい形に収めすぎかな。