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相変わらず一癖も二癖もあるような登場人物ばかり。でもどのキャラクターもみんな魅力的で好きになってしまう。今後のユギの活躍に期待。
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表紙のイメージより近代的な中華ファンタジーで、時々自転車や映画の単語が出てくると不思議なような違和のような、道士や鬼などと妙にマッチして独特の世界で面白かった。文庫版のあとがきの通り、キョンシー映画を観て、わくわくした世代には、確かに嬉しい世界観でした。読み切りの「家」が温かくて切なくて、良い話。
泣いて笑って怒って、頑張るユギと、無表情ながらに過保護(?)な左慈がかっこよかったので、続きが気になります。
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十二分に面白い
捨て子のユギが困難に立ち向かうという、切って取ればよくあるサクセスストーリーと言うか、王道なのだが、会話を中心とした心情の描き出しが豊かで、ついついユギを応援してしまう。
逞しさと、力強さを感じれます。
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少し前の中国が舞台のファンタジー。
作品世界はしっかりしていて、最後まできちんと見通して書いたんだろうな、と思われる。細かな設定もみっちりと組み立てられてるなと思う。とても好きな世界。
だけど、なかなか作品には入り込めなかった。
師匠も左慈も、他のキャラクターも好きなんだけど、どうしても主人公のユギがダメだった。
最後の方でいろいろ自覚してからはまだよかったんだけど、そこに至るまでの周りの見えてなさと聞く耳をまったく持ってないところが。
正直読んでてユギのそこかしこにイラッとしたんだけど、二巻はその辺変わってるのかなぁ…。
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中華ファンタジーなお話でした。
多分、壁井さんの久々となるファンタジーものだと思われます。
五龍大陸という大陸のとある山に廟を構えた道士(師匠)のもとにユギが預けられまして。
そのユギが15才のとき町で西域の牧師、イルラックに追われた龍人の幼子、珞尹を廟に引き取るのです。
しかし、この、珞尹が厄介なことに、いろいろなことを引き起こします。
けれども、ユギが一生懸命になって事を収めようと必死になります。
そのユギを、左慈や碧耀が支えます。
未熟だが、“信念を曲げるな”という師匠の言葉を信じて、誇りを持って向き合うユギの姿がカッコよかったですよ。
しかしながら。珞尹が謎のままである。
2014.1.15(1回目)
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近代中国をベースにした中華風ファンタジー。お転婆少女道士と彼女を取り巻く男性陣(イケメン)、と良くも悪くもお約束。
わっと驚くしかけはないが、安定感のある面白さがありました。とにかくイルラックさんが不憫でならない……。
まだ話は始まったばかりなので、人物紹介の面が強い気がします。続きを楽しみにしてます。
とりあえず幼女返せええええ!
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安心したいときの壁井さん。愛情を持つことなく進んでしまったが、読み進めるうちに人間味が溢れて最終的にはかわいいを爆発させる辺り、うまいなぁと。
ところどころ冷静に想像するとグロテスクなシーンが多々あるが、主人公の真っ直ぐさはそれらを超えるためにあるではないかとも思える。
続刊もののため疑問は多々残ったままだが、 キャラクター小説として読んでみたら、最後にはおもしろいものが見つかるかもしれないと期待している。
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http://takotakora.at.webry.info/201609/article_1.html
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五頭の神龍の屍の上につくられたといわれる五龍大陸を舞台にした、壁井 ユカコの中華系ファンタジー作品。
『十二国記』や『守り人』シリーズに比べると、ちょっとライトで中高生向けの作品かなぁと感じます❗主人公のユギを余り好きになれなくて、読むのに最初は手こずりましたが、後半は結構盛り返してきて、予想以上に楽しむことが出来ました♫
個人的には本編よりも、おまけの書き下ろし掌編の方が印象的でした❗今後成長したユギがどのように活躍するのか?ちょっと気になるので、このままシリーズを追いかけます❗