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本が届いて、表紙と最初のグラビアだけでげんなりし、読み進む気が失せた。
どうして姜尚中の著作は、本人の顔のアップが多いのか?
ナルシストなのか?自分をイケメンだと勘違いしているのか?
俳優でもなく美男でもないのに、なぜ、俳優気取りでグラビアにポーズを決めるのか。しかも8ページも!
もう、おなかいっぱいです。
息子さんの自死を含め、生と死について真摯に伝えたいのならば、言葉で勝負してほしい。物書きとしてのプライドはないのか。
私は、生と死にあなたがどう向き合っているのかが知りたいだけ。
ナルシスト気取りの神経質そうなグラビアなど不要!
読む気も萎えたけど、せっかく買ったのだからがんばって読もう・・・。
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2013年12冊目。
短くまとめられたエッセイ集だが、タイトル通り「死生観」に直接触れるエッセイは1/4もなかったと感じる。
過去の連載を単行本にした結果だと思うが、読者のためにもタイトルには気を遣ってほしい。
とはいえ、読んで個人的な収穫はあった。
■言語に絶する悲惨、苦痛、悲しみ、不幸などを経験して生まれ変わろうとすることを「二度生まれ」と言います。」
■ 「すべてのわざには時がある」。すべての物事には起こるべきタイミングがある
■生きている人間が、死者のことを思い続ける限り、決して無駄でも無意味でもない。ただ、生きている人間は、そのためには生まれ変わらなければいけないと思います。
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タイトルにひかれて購入したが、「生と死について」の記述は少なく、「だまされた感」が残った。このタイトルにしたのは出版社かもしれないが、読者の目を引くようなタイトルで買わせようという姑息な手段を私は嫌う。本書自体は素晴らしい本であるがゆえに残念である。
また、巻頭の著者のグラビアも出版社の “戦略” かもしれないが、著者のファンの中高年女性狙いか。このグラビアも本書に対する評価を低いものにさせている。タイトルはシリアスなものであるのに開いてみたら著者のグラビアで始まり、内容の多くがタイトルとは異なっている....。このような “戦略” はかえって中身の価値を毀損させるものであるいうことを、出版社はわかっていないのであろうか。いや、わかっていても売れたらそれでいいということか。
最も印象に残ったのは著者が長男の死について述べた「まえがき」である。大変つらい出来事であったはずだが、悲しみ、つらさ、慟哭の思いをこれ程までに言葉で表現できる著者の文才はさすがというほかはない。
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みなさんが書かれている通り、確かにタイトルとはちょっと内容が違う気もするけれど、エッセイの中身って盛りだくさんだから多少は大目に。
大震災、水俣…というだけで、十分生と死を感じます。
どんな話でも姜さんがすると説得力があるというか、ブレがないですね。
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思想を殺菌してはいけない。フランスのルペン氏を極右政治家と安易に呼ぶように、メディアは外国の事であればラジカルな言葉を躊躇なく使いながら、いざ日本国内になると、殺菌を施して温和な言葉にしてしまう習性があるように感じます。P129
姜さんの感想が的を射すぎていて、ただただ頷くばかりであった。
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雑誌アエラに連載されたコラム集。3/11後の日本を主軸として構成されており、一つひとつの事象を取り上げながらも全体でまとまっているので読みやすい。
「フクシマ」とは、国と人とは、歴史とは…
肩肘張らずに読める良書だと思う。
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13076
優しく語りかけるような文章で震災後の世の中を語る。
★再読_____________________________
東京大学物語 1
13077
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大好きな姜尚中さんの多分最新刊。
巻頭のグラビアがステキ!うっとりと魅入ってしまう。
(そんな読者を狙っての本なのだろう)
だけど中身の文章はいたって真面目な高尚な内容。
私には大半難しく感じられた。
とはいえ、好きです。姜尚中さん
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気になって買ってあるけれどまだ読めておらず。「心」を読んだので
先生の息子さんのことを知りたくなりました。早く読まねば。
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著者の息子さんのご逝去、一年後の 東日本大震災や原発事故という 悲惨な事態で沢山の命が一瞬に 消えたことによる喪失より、現場を歩かれて感じられたこと や、国、政治等について常々の思いを綴られたコラム。
今、オリンピックで騒がれてる中、ス ポーツの素晴らしさを通じて元気になれ、経済も活性化することは大事だが、開催の基金が4 千億円温存されてるのに被災地 や東京直下型地震への備えに充 てるべきと仰ることは、頷ける。
まだまだ復興が置き去りにされてる被災地の地元の方々の 「私たちのことを忘れないでほしい」という言葉が聞こえてきそうだ!
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『愛の作法』(朝日文庫)に続く著者のコラム「愛の作法」の文庫化第2弾です。
「3.11」についての報道がある種の「メディア・イベント」として仕立て上げられていく中で、むしろ悲惨の中にある人たちの「忘却」が助長されているのではないかという指摘は、どきりとしました。
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姜尚中さんがどうというより、
本の企画としてよくない。
本を貫くテーマがないので、
読んでいても響いてこない。
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内容(「BOOK」データベースより)
あの大震災、そしてフクシマの黙示録の後で、わたしたちはどこに向かうのか。グローバリズムの時代を、喜びも悲しみも抱きしめて生きる術は。いま、個人と国家の「生き直し」を問う。進化するライフワークエッセイ「愛の作法」第2集。カラーグラビア8ページ収録。
本の題名を期待すると肩透かしに合う事請け合いです。殆ど普通のエッセイ、しかも日記に近い物なので生きるヒントのようなものはありませんでした。
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姜尚中さんがご自身の出自を通じて
当時世の中に起こっている出来事に対して
簡単に思いを述べていく書。
生と死とタイトルにはなっており、その傾向は高いけど
まったく関係ない話もちらほら混じっています。
読みやすい。
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・自分の利益のために、時として、相手の信仰心すら利用しようとする者がいる。行使された行為によって命まで奪われる人、罪を犯す人、その結果が、やがて自分に撥ね返ってくることを、なぜわからないのだろうか…
最近、思っていること…成長するということは、自分の主観の中に、客観(間主観)を取り込んでいく、ということではないか、ということ、
姜尚中さんの本を読むと思うことは、より客観的になるためには、もっと社会のことを知らなければならないということ、そして、日本人として逃れられない、固定された視点から、外国人の視点、在日の人の視点なども可能な限り取り込んでいかなければならないということを考えざるを得ません。
世界の緊張は、為政者として客観性が不足している(あえて見ないようにしている)人が政権を握り続けている(その人を選ばざるを得ない)ことによるものではないでしょうか?
企業が目指すべきものは、存続だと思います。存続するためには、目先の利益ではなく、社会や顧客の生活に貢献することによって、正当な評価を得る必要があります。それは、国家も同じではないでしょうか、目先の利益で、政策を決めてはいけません。どちらの選択が存続に繋がるのかを……