投稿元:
レビューを見る
実際の体験記であるだけに分かりやすく、具体的。医師として、ということを嫌味にならない程度に出しておられるようにかんじました。
ヨミドクターというサイトでの連載を、まとめ加筆されたもの。
男性にも良いかも。と思いました。
投稿元:
レビューを見る
自分と意見が被るところが多かったので、すらすら読めた。この男性の子供を産むためなら死んでもいいと思いながら産む人は少なそうだけど、私はそう思って子供を作ったので私と同じことを思う人がいてくれて嬉しい。でも実際はその後の旦那と子供が心配になって死にきれないと思う-笑
投稿元:
レビューを見る
ヨミドクター連載の単行本化。産科医の著者が自身のマルコウ妊娠出産体験とともに,高齢出産にまつわる誤解を正してく。自然出産礼讃の風潮には心中穏やかならざるものがあるようで,その辺の記述は随分熱がこもってる。著者など専門家をはじめ,こんなにいろんな人が批判してるのに,なかなか効果が上がってるように見えないのは少し悲しい。
投稿元:
レビューを見る
ヨミドクターでの連載をまとめた本。
産婦人科医である著者が、自身の妊娠を通して書いており、わかりやすい。
高齢出産のマイナスな情報ばかりが、ここ最近、マスコミに書かれている。
そこばかりをクローズアップされると、高齢出産に対して極度の恐怖を感じてしまう。
この本を読んでいくつかその恐怖からは開放されたかな。
と、いっても。。
そもそも妊活する状態にいないのだから、そこが一番の課題ですが。。
投稿元:
レビューを見る
ワクチンに関しての記述に大変な違和感あり!
リテラシーがあるから私はワクチン接種を子どもにさせていない。
子宮頸ガンワクチンも有難く受けさせるのか?狂気の沙汰だ。
投稿元:
レビューを見る
図書館にて。これは結構参考になったし、買ってもいいかなぁと思った。出産について実際知りたい角度からの情報が含まれていたので。NTについての箇所は特に読んでよかったと思う。
メモ:予防接種のスケジュールはちゃんとチェックしないと!
投稿元:
レビューを見る
「内診台から覗いた」とキャッチーなタイトルだが、中身はそうでもなかった。ブログの内容を本用に直している感じでサラサラと読みやすかった。
高齢に限らず、妊娠~出産~育児と、ご自身の体験とお嬢さんについて書いてあり、子供を生んだ人が読むとすんなり入ってきやすい内容だという印象を持った。
二人目を妊娠中にはじめたツイッターで宋先生のことを知って興味を持った。というのは、なぜ妊婦検診などに通っていながら、我々はインターネットや雑誌などで情報を収集し、それを信じてしまうのかと疑問を持ったから。もちろん私もその一人。
典型的なのは、逆子だけど、二人目だし、帝王切開じゃなくても大丈夫だと思うよと、お産する病院の先生に言われたにもかかわらず、
「逆子 お産」と調べ、その体験談を読み、
「大丈夫」「おとなしく帝王切開したほうがいい」など、さまざまな素人の意見に惑わされた。
なぜ先生が大丈夫といっているのに、きっと何かあったら先生が対応してくださるのに、そんな情報を自分で得ようとするのか・・・そしてそれを信じようとするのか、自分で疑問だった。
自宅出産にしても、助産所での出産にしても、マタ旅にしても、マスコミや旅行会社の案内はとてもキラキラしていて素敵に見える。
人はそれを信じたくなる。
でも、「旅行に行きたい」と患者に言われた医師は、きっと「やめたほうがいい」という。
それはそれにより大変な思いをしている人をたくさん見ているから、当然。
でも、いきたいなら「自己責任」。とっても冷たく思える。
でも、これってとっても温かいお言葉だと思う。
妊婦と赤ちゃんの安全を第一に考えているから出る言葉で、決して冷たくない。むしろ熱い。そういう気持ちがビシビシ伝わってきた。
でも、診察のときにその熱さは伝わってこないから、我々一般人は不安になって余計な情報に惑わされたり、商売に巻き込まれる。
お産において一番大事なのは赤ちゃんとお母さんの安全であるということが繰り返し述べられていたが、我々一般人には、「お産は病気ではない」の言葉のもと、そしてほとんど悲しい結末を知らないため、当たり前のようになってしまっている。
だから商売やネットのトンデモにだまされるんだろうと思った。不都合な真実は非常に伝わりにくい。
私のような素人が感じていることと、プロの意見、そしてスピリチュアルなことを信じている人、そしてそれを礼賛する報道との溝は埋めようがないのかなぁって言う気がした。
スピリチュアルなことを信じる人ってどうも共通点があるような気がする。
・自然分娩
(自宅出産で輝く命)
・母乳信仰
・予防接種不要。
こういう強い意見を持つ人が全体の1%程度だったとしても、報道の仕方によればこれが正しい、これが素敵だ!という思いを持つでしょう。
それを病院に持ち込んだり、他人に押し付けたりするから厄介なことになるんだろうなぁと言う印象を持った。
出生前診断については、
医療技術が進歩しているにもかかわらず、法整備の遅れ、��解や方向性がばらばら、そんな印象を持った。
これを組織として統一しないと、現場の先生たちはあくまでも個人の意見で述べなければならず、それがまた訴訟に発展したりして人手不足になって・・・となってしまうのではないかと思った。
現在予防接種についてももめているけれど、政治が優柔不断すぎるのと、少数派の意見を聞きすぎて、大きな目的を見失いすぎていると感じた。
それにしても妊娠・出産などはデリケートな話だから、やっぱり素人がわかったようなこと言わないほうがいいと再確認した一冊。
投稿元:
レビューを見る
同年齢、また産科医ということから、リアルで、とても参考になりました。
妊活する上で、背中を押してもらえた一冊です。
投稿元:
レビューを見る
「売らんかな」のタイトルですが、95%まで分娩台の脇から、医師として高齢出産について考えたことを語っています。5%くらい分娩台の上から自分自身の高齢出産をして感じたことを語っています。徹頭徹尾、我がこととして考えて書いている点で、「高齢出産の真実」にはウソがないと思います。
(しかし分娩台から「覗いた」というのはあざといですね、編集部が)
甘く見てもいけないし、恐がり過ぎてもいけない高齢出産。
どんな出産にもリスクがあるという自明のはずのことを、つい忘れがちになる社会。お産がプランどおりに行くとは限らないのだと、みんなが分かってくれるといいですね。生殖年齢にあって子どもを欲する人たちみんなのために。
投稿元:
レビューを見る
高齢出産の本を立て続けに3冊読んだが、1番役に立つものだったと思います。
医師の方が書かれていることもあり、安心感のもてる本でした。
投稿元:
レビューを見る
高齢出産に主眼があてられたものではなくて、妊娠出産全体について医師としてはこう思うよって内容だった。
投稿元:
レビューを見る
読みやすい内容で、産婦人科医の一般的な意見を述べているのではなく、子供の母としての視点も含めた本音を交えていて、時には産科界では常識的な内容にも切り込んでおり、とても興味深かった。
助産師について、根拠がなく経験則で物を言う人が多いというものには大変共感。病院で働いてた時駆ら長年、根拠のない経験のみによる助産師の助言に違和感を感じてたのは私だけじゃないのだと思った。産科界隈の情報はセンシティブで複雑なものが多く、シンプルに話す人ほど疑った方がいいというのも共感。絶対い良い悪いと白黒つけられるものがほとんどなく、勉強をしても空を掴むような感覚だったのは間違いではなかったと思った。
新生児診断=命の選別のイメージがあったが、元々は胎児の人権を尊重し、事前に病気がわかることで、胎児も人間と同じように必要な医療が迅速に受けられ、受け入れる側もその心の準備をするためのもの、という目的を医療職ながら初めて知った。
ありがちなお産の苦しみを味わらないと子供に愛着が湧かないは幻想。無痛分娩等活用して、どんなお産でもお産した人が皆自分のお産を肯定できることが理想だなと思った。
分娩台のお産が畳の上のお産と比べて自然でないということは、助産の授業で刷り込まれた気がする。昔から出産方法は多様性があることから、多様性があること自体が自然なのだと知った。
メモ
いいお産とはとよく言われるが、客観的評価で測れない。医療者的には自分で産む、という気構えを持ったお産、と言われていた。