紙の本
影の王の婚姻
2013/03/21 18:55
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:季冬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ツンデレ巨乳皇女殿下と(やや)ヘタレ公子の(あまり意味がないと思われる)政略結婚から物語は始まります。強くて賢くて凛々しいヒロインが、囚われの王子(公子)を助ける、逆王道な展開が楽しく、読後感の良いお話でした。個人的には、ヒロインの兄である皇帝夫婦の馴れ初めが気になるところです。
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ツイッターで回ってきた某漫画の某キャラに似ている、というのが気になってたまらなくなり、積み本の順番すっとばして読んでみました。
確かに、見た目だけは似ていますが、中味は似て非なるものだと思います。ただ、とある単語を連発するので、某漫画の某キャラのファンにとってはそれっぽいとしか思えないというのは否定できない。
個人的には、もう少しヒーローがヘタレワンコでもよいです。ツンデレヒロインとヘタレワンコは萌えです。もっと残念系ヒーローだったら楽しいのに。
っつか、みんなのタグ見ていて思ったけど、ビーンズ文庫じゃねえですよ?
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読み始めて、途中(けっこう序盤)で読むのが止まって、それから長い間放置してた文庫。やっと読み終わりました(笑)読むのが乗ってきたら意外とサクサク読めたな。もう2巻も出ちゃってるよ、みたいなww
帯に「皇女様のスパルタ婿教育!?」って書いてあったけど、フィグの教育はそこまでスパルタではないような。そして、クロードも何もできない優男というよりは、やれば出来るけど今までそれをやろうとしなかっただけなんじゃ。フィグに褒められて嬉しい!もっと頑張る!!って感じで尻尾とか振ってそうな子犬系ヒーローって感じ?クロードと結婚する前のフィグは家族のために自分ひとりですべてを抱え込んでいて、一人で頑張りすぎるタイプでしたね。内政問題とか暗殺とか、殺伐した生活を送っている中で、クロードと出会えて良かったね~。彼に癒されたんだよ。そんなフィグがクロードと心を通わせ合う内に周囲の大切な人たちに頼ることを覚えて、成長していく様子が読んでて良かった。
ただ後半はちょっと突っ走り感と詰め込み感が・・・。妖精王とか。でもそれがあったことでタイトルの「影の王」に成程!とも思ったので妖精王は必要か(笑)
ヘタレワンコは2巻でどうなったのかがちょっと気になるので2巻も買おうかなぁ~。チラ読みしてから考えよう!
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ディシベリア帝国皇女・フィグネリアへの誕生日祝いはあまりに怪しい“婿”だった。刺客かと疑うも、クロードと名乗る彼は何にもできない優男で……。
これはよい夫婦!
何もできない優男って、少女小説的謙遜かと思いきや、本当に何もできない婿でした。
でもこれで何かできちゃったら興醒めだと思うので、クロードは何もできない方がいいです。むしろその方がフィグネリアとの精神的なつながりが強調されていい感じです。
確かに詰め込みすぎな感じは受けたのですが、この夫婦の良さで楽しく読めました。続編もぜひ!
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帯の「皇女さまのスパルタ婿教育」に惹かれて購入。ぶっちゃけ、どこかのドラ避け様とかおこぼれ様みたいな女帝系ヒロインを期待してたのですが、それとは方向性が違いました
良くできた気丈なツンデレヒロインでした
面白いとは思うのですが、今一歩足りない印象が
ここもうちょい!これが読みたい!という部分に踏み込んでない感
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女帝系とはちょっと違った。びしびし厳しい女教師的。緊張しまくりで役に立たなそうな婿の彼に、ほだされる雰囲気は今後楽しみ。
この巻は、家族愛的な方向で、無難にまとまってました。
ラブ面は今ひとつ物足りなかったが、人に頼り信頼することを覚えるという主題は分かりやすかった
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2894.html