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日本の対米従属関係の脱却に向けて、アジア圏各国との強固な連携構築の必要性や憲法9条改正・自衛隊がこれからどう変わっていくべきかについて議論しています。
考え方の異なる二人の議論から出来ているところがいいと思います。、単独著者の場合、ある主張をするためにデータを拡大解釈したり、主張に対して都合の悪い事実を出さない可能性があると思います。特に明治からの日本の歴史は現在の対米関係を理解する上で大切ですが、著者によってその史実が変わっていることがあります(例;南京事件の犠牲者数、日本国憲法制定時の背景 etc.)
政治に関する知識がまだまだ少なく、どの情報が事実なのかの判断基準がない自分にとっては助かりました。
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なかなか興味深い対談であった。両者とも日本国では珍しい日本派の人たちである。幅を利かすのが第一にアメリカ派、次に中国派。日本自立の道は険しい。
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田母神さんの考え方がよく分かり、共感が持てました!
核保有まで行くかどうかはともかく抑止力としての軍備は絶対必要。
自国に攻撃を受けて初めて正当防衛的に反撃することしかできない軍隊なんて抑止力として機能しないですよね?
それにいつまでもアメリカに頼りっぱなしで本当に主権国家と言えるんでしょうか?
もちろん戦争は最後の最後まで回避する努力はすべきだけど!
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図書館から借りて読みました。
対米従属からの日本の自立へ!独立した国家へ!日本派であるべきこと等々の、お二人の至極まっとうなご意見です。
お二人の共著ですが、わたしは圧倒的に田母神俊雄さんのご意見の方に共感しました。
大切なお仕事の外交官にまで勤められた天木さんには失礼な言い方になるのかもしれませんが、田母神俊雄さんの方が日本人として社会の第一線の現場で働いて来れれた方のご意見で参考になると思わざるをえませんでした。
それと天木直人さんの言う理想の平和というものに関して、いわゆる軍事的な衝突にだけ重きを置かれているのではないのかとも感じざるをえませんでした。