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朝井リョウさんの作品は読むの一作目でしたが、私自身大学時代にチアをやっていたので[チア男子!]という題を見つけてとても興味を持って速攻買ってしまいました。
笑顔で楽しく華やかに演技をしている様に見えるけど、実際は人と人との信頼関係無しには決して出来ないものだし、少し間違うと身体や命に関わるスポーツ、人に勇気と元気と笑顔を与えるスポーツ。
こんな特集なスポーツに目を向けてここまで忠実に練習の雰囲気や選手の葛藤、不安、でもやっぱり楽しい‼って思える気持ちを全面に書かれていて私もチアを引退して5年になりますが、またチアやりたい熱がフツフツと出てきました‼読んでいて[あー!チアやりたい!]って何度か言ってしまったと思います。
そしてストレッチを突然始め出したり(笑)
私達がやっていた時代に丁度男子のチアも出てきて、初めは男子チーム⁈⁈っと驚いていましたが、男子チアならではの葛藤や女子のスポーツとされていた常識を打ち破る第一歩を踏み出したブレイカーズの気持ちが伝わってきて思わず応援してしまっている自分がいました。
朝井リョウさんがチアの事を本当に勉強されていて裏切る事なくチアの良さを気持ちよく書いてくれていて、読んでいて嬉しかったです!
また青春を振り返りたい時に再読してみようと思います。そしてこの本をチア仲間にも教えてあげたいです。
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うーん、ちょっとわかりにくいところとかあったけど、こういうの書きたかったんだろうな、っていうのは感じた。
比べるもんじゃないけど、桐島の方が好き。
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とても好きな小説になりました。
ガチンコ青春スポ根ものですが、すごくキャラクターが立っていて描写も細かいので、頭の中で映像化しやすく、サクサクと楽しく読み進めることができました。なんと言ってもキャラがいい!皆良い!
悔しさ、辛さ、悲しみなどキャラクターの繊細な部分にも心を引き寄せられ、ジワリと涙が滲んだり、胸が締め付けられたりする思いも味わいながら、ラストの爽やかさに大変な満足を覚えました。素敵な作品です。アニメでも実写でもいいから映像化してくれないかな~。
また何年か後に読みたいと思います。
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「何者」みたいな暗い、えぐる感じは全然なくて普通のスポーツ小説てかんじだった。用語とかがなかなかわかりづらくてイメージし辛い部分も多かった。
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ウォーターボーイズじゃいけんのかーと、斜に構えて読み始めたのにはまってしまった。
終わり方がすごくいい。普通ならば、後日談的な大会後を書きそうなのに、一番のピークでぱつんと終えるところが清々しかった。
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ひとつのことにとことん夢中になって取り組む大学生たち。アドレナリンやらセロトニンやら、体に良さそうな物質がたくさん出てきそうな、読んでいて元気になれる一冊。それぞれコンプレックスを抱えた登場人物が、その不安を突き破っていく姿に勇気を分けてもらえる。
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朝井リョウの文章が好きだなーとつくづく思いました。
どう考えても自分と年代が違うのに共感できてしまうのがスゴイです。
娘がチアをやっていることもあって、設定も楽しかったです。
笑いも涙もあって、何と言っても爽快!です。
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キャラクター設定といい、なんかいろいろ漫画っぽい。昔はこのレベルは少年文庫、というか大人用の出版ではなかったように思う。
それなり、ではあるが…どうしても浅い。
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<あらすじ>
晴希は柔道でセンスのある姉に勝てないこともあって悩んでいる。そこに親友である一馬が『亡くなった母親がやっていた「チアダンス」をやリたい』という話を持ちかけられ結成される。そこから様々な人が入って、男子チアが結成される。
<感想>
彼の作品を読むのは初めてだけど、とっても読みやすい。内容もありきたりな青春ものだけど、読んでて全然飽きない。
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朝井リョウさんの文章が好きです。ベタな展開でも飽きずに読み進めてしまいます。
ただ一つ、大学生にしてはかわいい(ピュアな?)言動が多い気がします。設定が高校生なら納得できたかも。
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柔道部 ヒマワリ食堂 激安裏メニュー トン マイ箸 溝口 トップ ベース イチロー 八年生 一馬 翔 尚志 サーカス 陳 サク 金 任侠映画 平塚市 幕張メッセ 倒立 ブレイカーズ トランポリン
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正直あまり時間を掛けて読もうとは思わなかった。
簡単に、手短に、読めるものを探して選んだ。
そうして選んでしまったことに後悔。
堪らなく自分にはストライクな作品でした。
動き出したくなる。
何かをやらないととはじめたくなる。
単純な自分には、本当にたまらなかったです。
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期待して読み始めたんだけど、肩透かしをだった。「風が強く吹いている」ほどの感動はなく、「一瞬の風になれ」ほどの高揚感もなかった。
素人がチアリーディングで全国大会優勝を目指す話。チームの人数が16人ってことで、一人一人の人物描写が深く描かれてないので、物語が浅くなってる。ゆえにイマイチ感情移入できなかった。
ラストのノートの使い方は上手いと思うけど、それまでに感情移入できてないから、感動するまで気持ちが盛り上がらなかった。
16人を描ききるのは難しいと思う。一馬と晴樹の部分は、さすがに丁寧に描かれているけど・・・。
病院での一馬とチームメートの会話の場面は、ウルッときちゃった。
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所謂青春スポーツ小説!を初めて読みました。
ページ数が残り少ないのに、このまま大会を迎えて大丈夫?という心配から、先が気になってどんどん読み進めてしまいました 笑。
ネットでチアの動画や技の解説を勉強しながら読みましたが、半分も理解できていないかもしれません…。
登場人物達は表面的にはわちゃわちゃしてるけど、それぞれに壊したい自分の壁があり、チアを通して乗り越えようと頑張っていて。
その姿や、大会に向けて皆の気持ちを一つにしていく過程に、胸が熱くなる瞬間がいくつもありました。
こういうお話の結末は想像できるものですが、ストーリーの運び方は面白かったです。
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面白くて途中で止められなかった。何度か涙ぐみそうになりながら堪えてたのに400頁超えた頃からページをめくる毎にこみ上げてきて泣きながら読んだ。爽やかでスポ根で若者たちの気持ちが痛くて。良い作品!