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一生懸命になると、まわりが自分より頑張ってないとか思っちゃったり、自分の中で勝手に優劣つけちゃったりどうしてもゆずれない気持ちが出てきちゃったりでそりゃあぶつかるよね。
このはなしは最後うまくできたからよかったけど、演技がうまくいかなかったらまたバラバラになるきがするなあ。結果良ければ、はあると思う。
とかいいつつ、
最後めっちゃ感動してカフェで思わず泣きそうになりました。
すてきな青春小説!
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青春小説!中盤から仲間入りするメンバーのキャラクターが漫画みたいだと思ったし、喧嘩やぶつかり合いのシーンなんか、「いかにも青春もの!」って感じだと思った。
けれど、演技が終わるところで話が終わるのが好き。正直チアの技とかよく分からなかったけれど、演技が進んでいきつつ、個人個人のメンバーの気持ちが描かれていて、読みながら気持ちが高まった。
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幼いころから続けてきた柔道部をやめた晴希と一馬を中心に、個性的なメンバーが男子チアチームを結成。ほとんど素人の集団が、全国選手権の舞台に立つまでを描いている。
よくあるストーリーではあるが、最後の数十ページでは、部員それぞれの思いと、全国選手権での演技のひとつひとつが、交互に描写されていき、胸が熱くなる。
冒頭には、チアの用語や技がイラスト入りで書かれたチア辞典があり、興味をそそられる。
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おもしろい
とにかくおもしろい
チア男子を表すための言葉を色々考えて、結局ここにしか行き着かなかった語彙力のなさが悔やまれる。
朝井リョウの描く登場人物たちの表と裏(内面という意味で)を読んでいると、自分の気持ちを代弁してくれているかのような気持ちになります。
そうなのこれなの!この気持ちなの!わかるよすごくわかる!
青春小説としても、スポコン小説としても読めるって一粒で二度おいしい
しょっぱくてすっきりして、でも笑いっぱなしの作品でした。
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誰の視点なのかが解りづらくテンポよく入りこめなかった。内容的には面白かったが、馴染みの少ないスポーツなので初めは戸惑った。
こんなに仲間が簡単に集まるか?という疑問点が最後に残った…これが小説か…
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連続で読むことになった朝井さん。『桐島…』を読み終わって本屋に行ったら、新刊本に積んであって即購入。男子チアというあまり馴染みのないスポーツを、青春一直線という感じで描いています。
感じとしては三浦しをんさんの『風が強く吹いている』によく似ています。ただ、登場人物が少し多いので、各人物のエピソードが薄く、全体的にまとまりきってない感じは否めないです。
それでも、クライマックスの二分三十秒のシーンは感動しました。そのための仕掛けもよくできています。あと、溝口くんの名言の引用の数々も個人的にツボでした。
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だんだん引き込まれて、一気に読んだ。男の子たちの葛藤とそれを乗り越えるようすに心をつかまれた。最後の試合の描写は圧巻。桐島部活やめるってよ、の雰囲気とも似てます。
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心に突き刺さった。
最後の疾走感と疾走しすぎて、
時が止まって感じる描写に震えた。
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人は苦悩を突き抜けて、
歓喜を勝ち得る。
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25/4/24読了
それぞれの大学生男子の青春!!みんな苦悩があったりもめたりしながらも絆を深めていく。チアに対してどんどんのめり込む。チアをしてる時の描写がすごくジーンとくるんやけど、チアの技をいまいちイメージ出来ない自分が残念。最後はちょっと物足りなかったかなぁ。
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・機会が二度も君の扉を叩くなどと考えるな
・ほんの少しの決意が圧倒的な罪悪感を上回る瞬間がある
・ニヤニヤされて空気で"負け"って言われてる感じ
・人はいつから悔し泣きをしなくなるのだろう。悔し泣きができる時って、もしかすると人生でもほんの一瞬なのかもしれない。
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柔道一家で育ったハルは柔道での限界を知り大学柔道部の退部を決意した。ところが何故か幼馴染のカズが先に柔道部を退部してしまう。彼はハルと一緒に男子のみのチアリーディングチームを結成することを密かに決意していた。チアリーディングの知識なんて無い。だけど、同じように笑って、泣いて、ドキドキして、感動した!お約束な登場人物たちが凄く良い!それに、あれこれ口を出さずに見守る親や、温かな周囲の存在を感じられたのもいい味出してて良かった。作者は文章でこのスポーツ説明するの難しいだろうによく挑戦したなと思う。身近なものほど書いてみたくなるんだろうか?
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今、旬の作家さんの作品。初読みです。
個性豊かなほぼ初心者たちが集まり、衝突をしながら自分を見つけ、大会に挑むようになるという、定番であり、かつある程度の感動を保証する話ではあります。しかしこの、字を追うのももどかしくなるくらい話のなかに引き込んで読ませる力はなんでしょう。矛盾した登場人物の行動やあまりに理想的すぎるチアリーディングの精神に難癖をつけたくなる気持ちもありますが、予想しやすいはずの展開が気になって気になって、気がつけば時間が過ぎてしまっていたという体験を久しぶりにさせてもらいました。勢い良く読めてしまうとせっかく著者が悩んで悩んで産み出したであろう表現を読み飛ばしてしまうこともありますが、夜の空気の迫り方とか、台詞の回想の仕方なんかもしっかり印象に残ってる。分かりやすくしようとして凝った言い回しをするのではなく、誰もが持っている感覚を使って感じてもらうという書き方は読んでいて気持ちがよいです。
言葉の引用元の選び方がツボ。そこでマイケル・ムーアかい…。
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晴希、一馬を始めとする大学生男子たちがそれぞれ思いを抱えながら、チアというものにまたは新しくチアを始めることに何かを託しながら、全国大会の舞台を目指していく。
いつの時代だって、何かに全力で取り組むことは本当に素晴らしい。
特に学生時代の団体スポーツは熱くなれば熱くなるほど色んなものが手にはいると思う。
そんな個々の思いがつまったラストの二分三十秒がとくによかった。
そして個人的に「なかまゆきえ」がじわじわくる(笑)
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熱い!真っ直ぐな青春小説。
真剣だからぶつかり合う。ぶつからなかった私たちは真剣ではなかったのかな?
できる人の気持ちも出来ない人の気持ちも描かれていて、今までの自分を反省した。
おごり高ぶっててはいけないし、卑下していてもしょうがない。
朝井さんの作品は見下されるとか、人間の心理的な上下関係みたいなのがよく書かれているから共感できるのかもしれない。
技の名前が多くてざっくりとしか、演技のイメージはわからなかったけど、私もこういう体験をしたいと思うような小説でした。
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ずるいぜ。
ウォーターボーイズのチアバージョン?
なんだよー、そういうのに憧れたのか?もう少し捻りが………
最後泣けました。
ずるいぜ。そんな終わり。
最後の二分三十秒
まさか……と思ったらやってくれた