紙の本
変形版「うさぎとかめ」?
2016/01/09 15:06
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノウサギに競走を持ちかけたハリネズミ。「うさぎとかめ」では慢心したうさぎが寝てしまうけれど、このノウサギはそんなことはない。全速力で走った先にいるのは、ハリネズミの奥さん。しかしそっくりなので見分けがつかず、ハリネズミの勝ち、ということになる。
かわいい顔してなんて腹黒いハリネズミ!まじめに読めば何とも釈然としない話だ。ただ、最後に「自分とそっくりの奥さんをもらう分別あったから」という、昔話のパロディ的文章があるのがユーモアといえばユーモアだが…。
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【蔵書案内・絵本】坂東市立図書館では絵本で登録していありますが、ものがたりとしても扱えるくらいの文章的ボリュームがあります。ハリネズミの頭脳勝ちといったおはなしですが、気付け薬のブランデーがしゃれた感じがして、私の中では座布団一枚分評価があがったおはなしです。読み方で違った雰囲気にもなってしまいそうな本です。
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これ松下奈緒がいってたハリネズミの話?とはじめて絵本として読んだ。このお話知らなかったの。
可愛い絵ははたさんだし、読み応えある長さの童話とミックスされている感じが、絵本からステップアップする子どもにちょうどいい感じ。
「早海さんと呼ばれる日」で新婚さんが憧れる夫婦となっていたハリネズミのお話。最後が違うのが良かった。ちなみにドラマは最後まで観ていない。
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短い足をノウサギにバカにされたハリネズミ、「かけっこすれば勝つのはまちがいなくわたしのほうです!」 さあ、かけっこのはじまりだ。ハリネズミがノウサギに勝つために考えた作戦とは?
アジアの昔話にカタツムリとサルの同じような話があります。この本は、デ・ラ・メアのちょっとしゃれたユーモアと、はたこうしろうさんのかわいい絵がぴったり合っていて楽しい。
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う〜ん
これは詐欺ではないか‥?
ノウサギとかけっこで賭をするハリネズミ
そっくりの奥さんをつかって勝つ
これは卑怯‥
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グリムの昔話をデ・ラ・メアが再話。
グリムに慣れてると冗長な感じがするが、グリムの原文のままでは絵本にするのは難しいから、これくらい膨らませないとね。
もちろんデ・ラ・メアなので膨らませ方は上手い。
はたこうしろうの絵もいい。
グリムのはなしだとハリネズミの「足が曲がってる」ことを冷笑している感じがあって、そこだけがひっかかるな、と思っていたが、この本はそこをカットせず上手くフォローしている。
『まめじかカンチルの冒険』にも同じ系統の話が載っている。昔話って面白い。
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賢いというべきか、卑怯というべきか…。
賛否別れる気もしますが、意地悪ウサギが負かされる様子はスカッとします。
そして賞品は、ブランデー!
はたこうしろうさんの描くさわやかな色彩の挿画もすてきで、洒落た雰囲気の1冊です。
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はたこうしろうさんが、イイとのことで
その中のデ・ラ・メアの本を選んでみました
ほかに、「ゆらゆらばしのうえで」も
はたさんの作品です
ランドセルにポン!といれて
学校に持っていくって言うコンセプトいいですね
身近に絵本に親しんでほしいです
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グリム童話らしいけど、雰囲気はイソップっぽい。
粗いはたさんの絵がいい雰囲気。
でも、最後の教訓というかオチはちょっとどうかと思う。