紙の本
心のもやもやが(ある程度)晴れる本
2014/08/30 11:27
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投稿者:ところ点 - この投稿者のレビュー一覧を見る
正しさとは何かを整理、深堀しながら考察することにより、普段の心の中のもやもやを、完全に、とは言わないが、ある程度吹き飛ばしてくれる本である。5章最後(p197)には、他人の痛みをわかる素直な心が持つ正しさが最重要であることを説いているが、これは、素直な心になることを常日頃から心がけ、実践された松下幸之助氏の考え方にも通じているところが興味深かった。
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テレビにもよく出ている武田氏の本
正しさとは何かをいろいろな面で論じていてなかなk面白いと
思いました。
地球温暖化・節電などのうそとその裏に隠されているトリック。
電気料金の高さ。
アメリカの西への進行の歴史と停止。慣性力の正義
男女の違い。仮の正義(上司と部下・親子)。考える脳と受けいれる脳
日本によくある空気を作り出す正義とそのトリック
それぞれ、趣のある話が多いと思います。
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武田邦彦と言えば,科学的に捉えた「環境問題の問題点」について指摘してきている学者です。原子力開発のまっただ中にいたこともあって,なかなか貴重な体験をしていらっしゃる方です。講演会も聞いたことがあります。
本書は,大学の講義を聴くように,「正しい」とは何かを,哲学的に解説してくれます。武田教授が,なんで,あのような発想をして,問題点を指摘できるのか。その一端が垣間見れました。
「正しいこと」や「正義」,あるいは「善意」は,人の数ほどあるんです。それを知っていて人とつきあうことが大切です。
「自分も正義」「人も正義」,そのぶつかり合いが戦争だったりします。人類が戦争を避けるために大切なことも述べられています。
北朝鮮が諸悪の根源だと思っている人,アメリカからの独立を求めている人,右翼,左翼…とにかく,いろいろな立場の人に読んでもらいたいです。
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谷島屋書店で立ち読み。
武田先生独自の切り口、言い回しが痛快。
ただ、直論や論理の飛躍が見られる。そこはご愛嬌かな。
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人間社会の中の正義は、その人の立場から見た星で、決して、絶対的な正義ではない。
戦争の正義、善悪と言うものはときによって変化する、道元禅師
戦争礼賛する自由の女神
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ある意味痛快である
相変わらず世間に媚びないアケスケのステキな人だ
全体観を前提にしたモノの見方を披露している
潔癖なまでな選択力を持てる所以は覚えのいいことと相まって
視野の広さと好奇心の強さと部分と全体の捉え方によるのだろうか
この本は今現在にヒットする実例を上げながら
「正しい」というモノが持つ建前と本音からなる矛盾をとらえた上で
自分にとっての答えと世間体からなる答えに迷わず
瞬時に判断できる秘訣を順を追って伝授している
最初の一章だけ読んで納得してしまうと
次の章で逆転するようなことに出くわすだろう
「正しい」を五段階に分けて紐解いていく
正しさの理解を得ることと同時に
現状の問題に対する考え方をも引き出してくれるだろう
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一部では「トンデモ」扱いされてしまう武田先生による、「正しい」の多面性を実感させる講義、といった形になっています。
「正義」ではなく「正しい」とは何か、という点、そして、哲学の本ではなく科学者の書いた本、であるところが面白い点です。
全部に納得する必要も、武田先生を好きにする必要もありませんが、自分が正しいと思っていることが、どういう意味を持っているのかもっとよく理解するためによい一冊です。
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・なぜ節電だけが「いいこと」とされているのか。
スーパーに行って、この商品は少ないので買わないでください、なんて言われることはない。売り物である以上、お金で交換できるのは我々の権利。
・日本の電気代はアメリカの2倍。コストが低い原発をアメリカよりも多く抱えているのに。
偏に競争にさらされなかった電力会社の怠慢
⇒この本の初版は2013年に出版されている。最近電力自由化が推進されたのは、この影響??(うろ覚え)
・科学、学問、思想自体には正しいとか間違っているということはない。あくまで社会との関係が生じた時に「正しさ」が問題になる。
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デタラメなことばかり書かれています。
一つのグラフ見ただけで、
「タバコを吸う人が減ったから肺がんが増えた」
などとトンチンカンなことを言う。
https://seisenudoku.seesaa.net/article/489558674.html