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講義形式で読みやすく、さらっと行けました。
「情報」を扱うプロとしてのエッセンスが詰まっています。
「インテリジェンスを仮に情報とすると、インフォメーションは情報資料」
自身の言葉で昇華できないと「情報」にはならないと。
人に尋ねるときに、結論まで求めるのはやはり、違うのではないかとあらためて。
「発酵させる。時間を置く。そうすることで、記憶に定着させます。」
そして自分の「モノ」にしていくには、時間をおくのもよいと。
それだけに、「自分の中にしっかりとした判断基準を持つ」必要もあるんでしょうね。
フラットにコミュニケーション実践論としても楽しいですけど、
佐藤さんの著作の入門書的にも読めるかと思います。
こちらを読んで興味を持たれましたら、『甦るロシア帝国』や、
『動乱のインテリジェンス』、『読書の技法』なども面白いかなぁ、と。
個人的には、文庫版の後書での、レーダー照射事件への考察も印象的で。
国際基準の対応が見てとれて、非常に興味深く読めました。
「希望は与えられるものではなく、自分たち自身で常に見出していくもの」
ん、佐藤さんご自身も実際にどう動いているのか非常に興味深い、、
なんて言うと深読みし過ぎですね~、なんて。
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2013/3/5 Amazonより届く。
2017/2/17〜2/20
佐藤優氏の対人術。異能の編集者、小峯隆生氏との15章からなる対談形式で語られる。人との関係をどう構築するか、は大事なことであるが、駆け引きが苦手でいつもストレートにやってしまう私にとっては、とても参考になった。が、実際できるかと言われると難しいだろうなぁ。仕事の上では打算的に付き合うことも必要なのだろうが、そういうのは苦手だなぁ。すでに良いおっさんだが、そういうところはまだまだ子供なんだろうなぁ。反省。
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一瞬で読めた。読んでるときはフムフムと思えることもあったような気がするけど、読み終わってみると、なんだったけな?といった感じの本。真新しい内容がないのは著者の能力ではなく、この類いの本に共通する性質。
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異能の外交官・佐藤優氏が現役外交官時代に実際にインテリジェンスの世界で使われていたテクニックの数々が公開されています。インタビュー形式で収録されていますので、初めて彼の著作を読む方にお勧めします。
最近、佐藤優氏の本をメチャクチャ読んでいる自分に気づくのは、ここにこうして書くときなんですけれど、彼の著作を読んでいると、『行間』が読めるようになっていくのはいいんですが、それに比例して、どんどん陰険な人間になっていくような気がします。 面白いのでこれからも読んでいきますが…。
ここに記されているものは現役の外交官時代に筆者が実際に使っていた『人を篭絡し、自分の意のままに情報を引き出すテクニック』の数々です。僕のように彼の著作をいくつも読んでいる『お好きな方』はさておいて、これから佐藤優の作品を読んでみよう、という方には、特にお勧めだなと思います。インタビュー形式ですから、彼の考えを知る上でも参考になります。
新聞や本の読み方。食事やカクテルパーティーでの『インテリジェンス・オフィサー』としての立ち振る舞いは、ビジネスマンでも十分に応用できて、すぐに効果が現れることと思います。僕が個人的に面白いなと思ったのは婚活に励む女性に対してや、婚活そのものに関する彼のコメントが秀逸で、
「結活は自己確認のための場」
「結婚のキャバクラ化」
などのコメントに『婚活』という言葉に対する違和感が氷解しました。
「結婚、離婚というものにまで、資本主義が入っているのです」
という彼の主張になるほどなと思ってしまいました。そして、婚活にいそしむ女性を理解するには中村うさぎさんの本を読むことを勧めていますが、僕も彼女の作品はいくつか読んでいるので、思い当たる節がいくつもあって、確かにな、と感じました。
この本はビジネス書として読むと真価が一番一番出ると思いますので、人と接することの多い営業マンの方はここに書かれていること実践できれば、もしかしたら『スーパー営業マン』になれるかも、しれません。
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漫然としていてはダメ、恣意的にならねばと思わされます。怪人佐藤優の面目躍如といった著作ですが、でも最後の砦として自分はもっと泰然としていたいという思いもあり読後感はそれほど満足のいくものではありませんでした。彼の論考に触れるのには面白い本ですが・・
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内容が面白すぎる!
佐藤優さんの本を読んだのは初めてだが、グイグイ引き込まれた。
本とキャバクラを同列で論じるところが、面白い!
初めて読む本にしては、とっかかりやすい本だと思う。
佐藤優さんの本を初めて読む方には、オススメです。
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ソ連崩壊時の話とか、収入を社会に還元する話だとか、本や新聞の読み方だとか、婚活の話だとか、立食パーティだとか、そうゆうとこから垣間見えるインテリジェンスの世界のノウハウみたいのがなかなか面白かった。
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人脈をいかにつくるか、3回の食事に誘いそれを3ヶ月の間にしてしまうこと、という繋がりをつくるための戦略が参考になった。
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本から得た擬似体験を自分の中で
モデルケースとして大量に持つ。
同時に自分の経験もつんでおく。
映画も同じ。引き出しをどれだけ持っておくかが
大事。
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人に好かれたい。
人たらしになりたい。
そんな浮ついた気持ちからこの本を読んでみました。
人に好かれなくも良いんだ!それでも自分の道を行くという人は読まなくてもいいのかもしれません。
対話形式なのでとても読みやすい本であると思います。
書評ブログ:http://ameblo.jp/toshinobook/entry-11545199124.html
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相変わらず面白い、内容は対談形式のため非常に読みすすめやすく理解しやすい。
理解できたからといっても、実践できるかどうかは、いつも課題である。
何故、私が佐藤優さんを面白いと思うのか、それは生きていくためにはということが真剣に語られていると感じているからです。
この本は何のためになのかということが最後の言葉ではないかと思います。
インタビュアーが聞きます。
『これから社会をになう若いビジネスマンはどんな希望を持てばいいのか』
この問い掛けの答えが
『希望はない』なのです。
今の日本社会は官僚も政治家もダメ、希望を生み出せない社会になっていると。
仲間を大切にして自分の社会のネットワークを強化していくこと。
希望は与えられるのではなく、自分達自身で見出だして行くのだと。
そういうところなんですね。
自分がどんな社会でも生きていける自分になることなんです。
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自分で言うのもなんですが、本を読むスピードはちょっとだけ自信があります。
しかし、佐藤優氏には足元にも及びません。
何故なら、彼には超速読があるから。
「超速読は、一ページ残らず、すべてのページをめくることが大切です。
そして、読んではいけません。
目に飛び込んでくるものを脳裏に焼きつける。
それで、自分のいま関心のあることは何か?使える情報か?などを考えて、使えそうなところをどんどん拾っていくのです。
キーワードに引っかからない情報は捨てるのです。
超速読は、今夜の献立を何にするか決めないで、スーパーで買い物している状態に似ていますね。」(p.86)
うーん、実践の価値ありだと思います。
できるようになったら、もっと早く情報を処理できるようになる。
他にも、然るべき裏付けのある、面白いエピソード、技法の紹介があり、550円では安過ぎる内容でした。
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「人たらしの流儀」自体は善でも悪でもないという一言に惹かれて。
だって普通なら悪でしょ?どういうことなのか知りたくて読みました。
読書の量がハンパではない著者ですから、話題が豊富で面白い。
ただ、質問側の趣味なのか「おんな」ネタが多くて、辟易。
これは組織に属する男性が使い易い実用書かな…。
著者のもうちょっと難しめの本を次回はトライです^^
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『相手の内在的論理をとらえる』わかりやすく言うと、『相手の立場に立って考える』ことが極意だと、筆者は説く。
対人関係をいきなり実地で学ぶには障害が多いので、
こう言った本や小説、ノンフィクションから学んで、実践に活かすのが賢いやり方だと改めて思った。
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小説を、この中に生き残りをかけた学ぶべき知恵があると思って読んだことはなかった。試してみよう。
語学書マニュアルはニューエクスプレス